価格：6,800円

ズラリと揃った33機。マニアは「秋水（Me163）がない!!」と絶叫しそうだが、5分しか飛べない機体では作戦遂行もままなるまい。よって、画面に表示された33機は制作サイドのベストチョイスといえるだろう

　株式会社グローバル・A・エンターテインメントは、ニンテンドーゲームキューブ用ソフト「零ファイター撃墜戦記」を2003年春に発売する。価格は6,800円。

　GC「零ファイター撃墜戦記」は、「零戦21型」から哨戒機の「東海」まで、全33機種が登場するフライト・シューティングゲーム。日本軍機以外にも、米軍の「P-38」、「ヘルキャット」、「ワイルドキャット」、英軍の「スピットファイア」、独軍の「メッサーシュミット」などが登場する。

　ゲームは「トレーニングモード」、「ミッションモード」、「VS・モード」の3つが用意されている。

　「トレーニングモード」は操縦方法の基礎が学べるモードで、対空、対地それぞれのシチュエーションごとに練習できる。

　「ミッションモード」は、第2次世界大戦（WWII）で有名な作戦や出来事をとりあげた16種類の作戦（マップ）がプレイできる。最初に選べるマップは3つで、すべてをクリアすると新しいマップが出現。勝利条件を確認したら、その内容に適した（もしくは好きな）機体を選んで出撃する。選べる機体は戦績によって増加。一度クリアしたマップは再挑戦でき、あとから戦績を更新することも可能になっている。なお、作戦中のフライトをリプレイ機能であとから鑑賞することもできる。

　「VS・モード」は、14のマップを使ってプレイするモード。プレーヤー同士の対戦のほか、協力して作戦にあたることもできる。なお、対戦といっても“単に相手を撃墜すればいい”わけではなく、各マップごとに設定された勝利条件を満たしたほうが勝ちになる。一例としては、山本五十六長官の搭乗機を護衛する任務において、偽長官機を操縦しておとりを演じることもできるという。作戦参加機の種類、数の変更や、対人、対CPUなどの入れ替えも可能となっている。

　WWII上有名な作戦をプレイして、歴史を覆す醍醐味を味わうもよし、好きな機体で大空をひたすら飛び回るもよし。航空機に果てしないロマンを感じる人には、たまらないゲームになりそうだ。

【スクリーンショット】

(C)2003 Global A Entertainment, Inc.
(C)2003 Marionette,Inc.

□グローバル・A・エンタテインメントのホームページ
http://www.gae.co.jp/
□製品情報
http://www.gae.co.jp/game/zero/

(2002年12月2日)

[Reported by 北村孝和]

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