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スクウェア3月期中間決算発表
「ファイナルファンタジーXI」は21万本

11月22日 発表

 株式会社スクウェアは22日、平成15年3月期中間決算短信を発表し、今期の販売本数などを公開した。それによると平成14年9月中間期の売上高は120億1,400万円で前年同期比39.1%減。経常利益は15億4,400万円、純利益は4億500万円となった。

 リリースによれば、今回から河津秋敏氏が率いるゲームデザイナーズ・スタジオが重要性が上がったことから連結子会社扱いとなっている。今回の決算短信では前年同期比が大幅に減少しているが、これは前年同期に「ファイナルファンタジーX」が発売されているからで、全体としては好調だという。

 スクウェアは決算短信の発表に合わせ、今回も販売本数を公表している。それによれば、プレイステーション 2用MMORPGとして注目された「ファイナルファンタジーXI」は21万本、「日米間プロ野球 FINAL LEAGUE」が12万本、サッカーゲーム「ワールドファンタジスタ」が9万本、スワンクリスタル/ワンダースワンカラー用「フロントミッション」が2万本となっている。北米では「Kigdom Hearts」が58万本を記録。また、PAL地域で発売された「Final Fantasy X」が108万本とヒットを記録している。

 「ファイナルファンタジーXI」を初めとするMMORPGについてはコミュニティの育成、拡大に務め、優位性確保を確固たるものにしていくと表明している。また。北米展開についても考えているようで、「分析、検討を行ないブランドの確立、強化を行なう」としている。

 同社は2002年にはゲームボーイアドバンスで「ファイナルファンタジータクティクス アドバンス」を発売するほか、ニンテンドーゲームキューブ用新作「ファイナルファンタジー・クリスタル クロニクル」も控えている。メインプラットフォームはプレイステーション 2としているが、今後もマルチプラットフォーム戦略ではなく、各プラットフォームの特性を活かしたゲームの制作を行なうとしている。

□スクウェアのホームページ
http://www.playonline.com/
□ニュースリリース (PDF形式)
http://ir.square.co.jp/cgi-bin/view-pdf.pl?mode=detail&no=0&undisplay=&number=&filename=g20021124164534-0-0.log&Start=0

(2002年11月25日)

[Reported by 船津稔]


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