【サクラ大戦ディナーショー 2002巴里のクリスマス】
12月22日 東京公演 (ヒルトン東京)
12月25日 大阪公演 (ウェスティンホテル大阪)

　2002年12月に開催された「サクラ大戦」キャストによるディナーショーだが、今年も開催されることが決定。すでにチケットの販売も開始されている。昨年は「浪漫のクリスマス/巴里のクリスマス」と題し、東京では巴里花組が、大阪では帝都花組がディナーショーを行なったが、今年は「サクラ大戦ディナーショー 2002巴里のクリスマス」と題し、巴里花組による公演だけとなる。

　東京ではヒルトン東京で12月22日に、大阪ではウェスティンホテル大阪で12月25日に開催される。それぞれ第一部と第二部に分かれている。2002年のショーは70分だったが今回20分ほど延長され90分のショーとなっているという。東京と大阪では特別ゲストが違い、それぞれゲストに関する部分は違った展開となる。

　今回マスコミにむけ、舞台稽古が公開された。舞台稽古に先立ち行なわれた記者会見において総合プロデューサーの広井王子氏は「ホテルということで制限はあるが、できる限りゲームのようにうたったり踊ったり華やかで楽しいものにしたい。シャノアールのクリスマスとはこういうものなのかと感じてもらえるようにがんばっている。そのため、ゲームと同じく大きなネコが描かれた背景を美術さんにすでに発注している」とその意気込みを語った。

　出演されるエリカ・フォンティーヌ役の日高のり子さん、グリシーヌ・ブルーメール役の島津冴子さん、コクリコ役の小桜エツ子さん、ロベリア・カルリーニ役の井上喜久子さんが出席。日高さんは「新しい曲が多く踊りと歌が難しくなっているが、私たちも成長しているので、しなやかな動きが披露できると思う。今回、新しい衣装が披露されるが、私はみみとしっぽ付きの衣装になっています。私も勇気を持ってやるので、みなさんも勇気を持って見に来て欲しい (笑)」とコメント。

　日高さんのコメントにもあるように新衣装が今回大きな話題となり、それぞれ特徴的な新しい衣装が披露されるようだ。島津冴子さんは「ドレス」、コクリコは小桜さん曰く「普段着のバージョンアップしたもの」とか。そして話題をさらったのが井上さんの衣装。衣装について井上さんは「オー! モーレツな感じ」と表現。「私は映画『フラッシュダンス』を見てダンサーに憧れていた時期があって、ダンサーを色々とイメージさせるこの衣装がすごく着たかった」と語った。

　記者会見には今回ディナーショー初登場となる大神一郎役の陶山章央さん、特別ゲストの迫水典通役の中丸新将さん、ジャン・レオ役の齋藤志郎さんも登場。三人とも始めてのディナーショーと言うことで、「楽しんでやりたい」とコメント。

　記者会見の最後に一言ずつ出演者のコメントがあったが、島津さんは「ステージはその場に来てもわないとどんな高性能なビデオでも同じものを体験することはできない。みなさんも観客としてシャノアールに参加して欲しい」とディナーショーに賭ける想いを伝えてくれた。

　その後行なわれた公開稽古は、笑いに溢れた和やかな記者会見とはうってかわって真剣そのもの。面白いディナーショーに仕上がりそうだ。

北大路花火役の鷹森淑乃さんは、公開舞台稽古は残念ながらスケジュールの都合で欠席	総合プロデューサーの広井王子氏。「『エリカのおはようダンス』はものすごい変化球でいく」とか……楽しみ

【エリカ・フォンティーヌ】 日高のり子	【グリシーヌ・ブルーメール】 島津冴子	【コクリコ】 小桜エツ子	【ロベリア・カルリーニ】 井上喜久子

大神一郎こと陶山章央さん。今回ディナーショーへの出演は初体験とか。「出演できて嬉しい」とコメント	迫水典通役の中丸新将さん。「楽しんでやりたい」と語った	ジャン・レオ役の齋藤志郎さん。「食事が美味しくなるようなコントをやっていきたい」とコメントし、笑いを誘っていた
記者会見は笑いに包まれた和やかな感じだったが、もちろん稽古は真剣そのもの

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□サクラ大戦のページ
http://www.sakura-taisen.com/
□「サクラ大戦ディナーショー」のページ
http://www.sakura-taisen.com/02_xmasdinner.html

(2002年11月25日)

[Reported by 船津稔]

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