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世界はすべてゲーム化できる!!
「ベストセラー本ゲーム化会議」
18日には飯田氏、麻野氏、米光氏のトークショウも開催

【イベント】
10月18日 開催
入場無料

【ベストセラー本ゲーム化会議】
発売中
価格:1,300円

 原書房は、飯田和敏氏、麻野一哉氏、米光一成氏のゲーム制作者3人による著書「ベストセラー本ゲーム化会議」を発売した。価格は1,300円。また、出版を記念して新宿ロフトプラスワンにおいて著者3人によるイベント「ゲームクリエイターになる方法」が開催される。開催日は10月18日で18時30分開場、19時30分開演で入場料は無料だが、飲食代が会費となる。

 「ベストセラー本ゲーム化会議」とは、ベストセラーとなった本を取り上げ、本の感想や内容を吟味しながら最終的にどのようにゲーム化できるかを話し合う対談形式の構成となっている。何がスゴイって、取り上げられた本のラインナップで「冷静と情熱の間」や「世界がもし100人の村だったら」、「チーズはどこに消えた?」、「新ゴーマニズム宣言SPECIAL戦争論2」といったゲームとは無縁と思えるような本がズラリと並び、それをバリバリとゲーム化していくその痛快さが面白い。ついには雑誌「FOCUS」までもゲーム化している。

 帯には「新感覚の書評本」と書かれているがそれは“本”側からの見方であって、あくまでゲームが主人公であることを考えると、著書の3人がどうしてこれまでゲームを作ってきたのかが見え隠れしてくる。さらにはまったく関係ないかのようなところからゲームを見ていることからゲームへの可能性が感じられ、ゲームに絶望している人には勇気が感じられるかもしれない。

 いまさら解説の必要もないが、飯田氏は「アクアノートの休日」にはじまり、「巨人のドシン1」などを制作してきた。麻野氏は「かまいたちの夜」、「街」など、米光氏は「ぷよぷよ」、「バロック」などを作り上げてきた。こういったゲームが生まれたその根本を知りたい人は手に取ってみるといいだろう。

 記念イベント「ゲームクリエイターになる方法」では終演までに企画会議を行ないその場でゲーム化するという「ライブゲーム会議」や、著者三人のゲームを見ながら制作裏話などが行なわれる予定となっている。

□原書房のホームページ
http://www.harashobo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.ne.jp/asahi/kaeru/bungei/game1.html

(2002年10月16日)

[Reported by 船津稔]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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