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ラオックス、秋葉原に巨大なゲームホビーショップを開店
秋葉原の新名所にしたい「アソビットシティ」

アソビットシティのキャラクタ「ASOBiN」
10月10日10時開店 (営業時間:10時から21時まで)

 ラオックス株式会社は、東京・秋葉原のラオックス・ミナミ館のあった場所にゲームを始めエンターテイメント系の製品を集めた大型ショップ「アソビットシティ」を10月10日にオープンさせる。開店時間は10時から21時まで。開店前日となる9日に一足早く報道陣に店舗内の説明が行なわれた。

 同社はこれまでゲーム関係を中心としたソフト販売店として大きな売り上げを誇っていた「ゲーム館」を吸収する形で「アソビットシティ」としてホビー全般を扱う店舗として生まれ変わる。「アソビットシティ」は店全体をひとつの街と見立てて企画されており、1階は1番街、2階は2番街といった名称となっている。

 1番街 (1階) ではプレイステーション、プレイステーション 2、ニンテンドーゲームキューブ、ゲームボーイアドバンス、Xbox、ワンダースワンといった各コンシューマプラットフォームのハード、ソフト、周辺機器を取り扱う。試遊台も各種用意されていて、店内は広い印象を受ける。特に大通りに面しているアソビットパークと称されるところではイベントが開催されるほか、プレイステーション 2の試遊台がズラリと並ぶ。また、Xboxのコーナーでは、5.1chの音響設備が施された試遊スペースが2つ用意されているほか、普通の試遊台でもパイオニア製の5.1chヘッドフォンシステムでゲームが楽しめるなど豪華な雰囲気だ。

 2番街 (2階) はDVD、CDなどのソフト、3番街 (3階) はゲーム関連書籍となる。4番街 (4階) では玩具、バラエティ雑貨がズラリと並ぶ。ラジコンやロボット玩具など最新のおもちゃが揃っており、おもちゃ好きにはたまらないフロアだ。また、カプセル自販機 (ガチャガチャなど) がかなりの数設置されているのも見逃せない。さらに5番街 (5階) では同社初となるエアガン売り場がある。ここでは16mのシューティングレンジが2レーン用意されており、有料ではあるが、利用することができるなどほかの店舗にはない魅力も用意されている。このほかにも鉄道模型やプラモデルがこの階で取り扱われる。

 6番街 (6階) はPCゲームが勢揃いしている。1フロアすべてPCゲームコーナーで、輸入版も含めこれだけの品揃えはなかなか無いのではないだろうか。試遊台も潤沢に用意されており、一部の試遊台では5.1chのサウンドシステムを設置しているものもある。さらにすごいのは24台のパソコンでネットワークゲームが自由に遊べる点だ。「オンラインゲームスタジアム」と名付けられたこのコーナーはインテルとNTT東日本の協力により実現しており、Pentium 4 2.8GHz、NVIDIA GeForce4 Ti4600 128MB、B FLET'Sと高スペックのゲーム環境となっている。基本的に自由だが、待っているユーザーがいるときは交代をお願いするときもあるなど各種調整がはかられる予定だという。

 このほか7番街はアダルト商品を扱い階で、18歳未満の人は立ち入ることができない。8階はイベントコーナーを2つ擁しており、さらに200名近くはこのフロアで、イベントの開始を待つことができるスペースがあるという。開店に合わせ数多くのイベントがすでに準備されており、たとえば17日にはマイクロソフトの開発者のトークショウがオンラインゲームスタジアムで行なわれる。年末に向けてマイクロソフトの新作といえば、「Age of Mythology」などがある。この制作者が来場するのであればかなり豪華な内容といえるだろう。

 同店の店長を務める波木井氏は「10年前に秋葉原に開店した『ラオックスゲーム館』は狭かったため、色々とやりたくてもできないことがあった。そう言ったことをこの『アソビットシティ』で実現したい」とコメントしている。

 同店は、書籍売り場をはじめ、通路がわりと広めに設定されている。これについて波木井氏は「秋葉原はリュックなどを背負っている人が多く、普通より1.5倍の面積を取る場合が多い。そう言ったこともあって通路を広く設定した」という。開店時間についても10時から21時までと秋葉原としては遅くまで営業時間がとられている。この点に関しても「お客さんの要望があれば、できるならもっと遅くまでやりたい」と意欲を見せた。

 商品が溢れかえる中、付随する楽しさをどうやって伝えていくかがポイントだが、「並べるのは商品ではなく、楽しさだ」とし、「これまで秋葉原に来ていた顧客だけでなく、より広い層の顧客を獲得し秋葉原の新しい名所にしたい」という同店の動きには注目していきたい。

店舗の外観。これまで家電を中心に扱ってきたミナミ館を全面改装。「アソビットシティ」のロゴがかなり強調された雰囲気となっている 店長の波木井氏。「日本一楽しい街を作る」とコメント
1番街 (1階) の売り場。大きくプレイステーション、任天堂、Xboxとカラーリングを分けてわかりやすくしてある イベントの開催も考えられている「アソビットパーク」。写真の手前が大通りに面していて外から見えるようになっている 任天堂の試遊機ももちろん用意されている。かわいらしいぬいぐるみが目印。GBAの試遊機と背中合わせでゲームキューブの試遊台がある
Xboxの5.1chの音響施設をセットした試遊機コーナーかなり広い空間でゆったりしているこの試遊機が2つも用意されている 普通の試遊機も用意されていてパイオニアの5.1chヘッドフォンも用意されているというかなり豪華な感じ 1番街にはゲームに関するものが数多く展示されている。これは「スターオーシャン Till the End of Time」に登場するキャラクタの服
こちらも1階に展示されている「テムジン」 あちらこちらに置かれているガチャガチャ。とにかく圧倒的な数が置かれている AIBOの本体を含めグッズ類を集めたショップも設置されている
パソコンゲームソフトのコーナー。かなり広い。輸入版ソフトもこれまで通り扱われる 音響にも気を遣った試遊台が用意されている 24台の最新のPCが設置されているオンラインゲームコーナー「オンラインゲームスタジアム」。基本的に、自由にネットワークゲームが楽しめる
5番街に用意されている全長16mのシューティングレンジ。当初は有料を予定。かなりの音がフロアに響き渡る ラオックスとしてはモデルガンを扱うのは初めてだという 5階には鉄道関係の模型を扱っているコーナーもある。ここではNゲージなどだけではなく、映像ソフトなど幅広く鉄道関連製品を取り扱っているところが素晴らしい
ラジコンなど最新の玩具関連の製品もズラリと揃っている フィギュア関連製品も5番街にある。ここは本などを扱っているフロアに比べると少し狭い感じ 女性向けの耽美小説や映像ソフト。関連製品を集めたコーナー。入り口が少し狭くなっている。「男性は入りにくい場所かも」とのこと


(C)ASOBITCITY 2002

□ラオックスのホームページ
http://www.laox.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.laox.jp/information/pre/020905.html
□「アソビットシティ」のページ (現在作成中)
http://www.laox.jp/asobitcity/
□「アソビットシティ」イベントセール情報ページ
http://www.laox.jp/asobitcity/event/

(2002年10月9日)

[Reported by 船津稔]


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