コナミブースは怒濤のタイトル数でユーザーを圧倒!
会場:幕張メッセ ■ キーワードは「覚醒」! 「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS」 小島監督のステージで大きく発表された「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS」。話題を呼んだ「Z.O.E」の続編だ。小島監督が提示する本作のキーワードは「覚醒」。主人公を前作の少年から、“元軍人”に設定し、より積極的に、激しく、そしてスケールの大きな戦いを目指していくという。ゲストキャラクタデザインに「真女神転生シリーズ」の金子一馬氏を迎えるなど、超豪華ゲストを結集、すべてにおいて新しい次元のゲームとなる。 特に圧巻なのが多数の敵を一機で相手をする演出と、それを可能にする簡単で奥の深い操作性。前作でも簡単操作でかっこいいアクションが可能だったが、それ以上のド派手な戦いが展開する。中でも「つかみ」に重点が置かれていて、敵キャラをつかんで投げるだけではなく、振り回して多くの敵をなぎ払ったり、盾にするといった操作が可能。もちろんメインの攻撃であるレーザーの攻撃と、斬撃もパワーアップ。
監督は「簡単に派手なプレイができる」ということを特に強調していた。また、ハイクオリティなアニメムービーが挿入され物語を盛り上げる点も注目したい。このアニメムービーは全くの読み込み時間なしにゲームに挿入される。本作は今後、大規模なキャンペーンが行なわれ、店頭や各メディアで体験版などが配布されるという予定だ。 ■ ふたつの難易度を提示して、プレーヤーに挑戦「 METAL GEAR SOLID 2 SUBSTANCE」
今回出展されたもうひとつの小島監督作品としてユーザーの注目が非常に高かった「 METAL GEAR SOLID 2 SUBSTANCE」。今回出展されたバージョンではライデンとスネークふたりの訓練ミッションがプレイ可能となっている。このゲームの詳細は、21日の小島監督のトークとともにさらにつっこんだ形で紹介をする。 ■ 名作復活! PS2「真魂斗羅」&GBA「魂斗羅ハードスピリッツ」 コナミを代表するタイトルとして、ユーザーの心に深く刻まれている「魂斗羅」シリーズがついに復活を果たした。「真魂斗羅」はその進化したハード性能を活かし、リアルで派手なグラフィックでユーザーを魅了する。グレネードや火炎放射器など、エフェクトは非常に美しく進化を遂げつつも、使い勝手はそのままという点などは、ファンにはたまらないだろう。細かく書き込まれたグネグネ動く中ボス、さらにスノーボードに乗った強制スクロールステージの存在など、シリーズのツボをはずさない作りは、見事といえるだろう。
スーパーファミコン版とメガドライブ版をミックスさせた「魂斗羅ハードスピリッツ」もできは非常によく、プレーヤーから賞賛の声があがっていた。 ■ そのほかの注目タイトル あまりに多くて、すべてを列記できないが、特にユーザーの注目が高かったものを挙げていこう。PS2「SILENT HILL 3」、PS2「遊星からの物体X episode II(仮)」は同じ恐怖をテーマにおいた3Dアクションアドベンチャーながら全く違う切り口を見せているのが面白い。特に“仲間”との協力に重点が置かれている「遊星からの物体X episode II(仮)」はシステム面においてもユニークだった。 長蛇の列を生んでいたのが、PS2「ポップンミュージック7」。アーケードスタイルそのままのコントローラをノリノリでたたいている人が多かった。コントローラという点ではPS2「犬とあそぼう~dogstation~ 」もアーケードと同じようにキーボードで楽しめる。 GCの「ディズニーシリーズ」は、見事にキャラクタを再現、非常に質のよいゲームに仕上がっているのが印象深い。また全く手法が違うがPS2「GetBackers奪還屋~奪還だヨ!全員集合!!~」のキャラクタ表現も注目してほしい。 筆者のちょっとずれたセンスを直撃したのがPS2「Evolution Snowboarding」。いきなり提示される目的が「ゴールまでに4人以上倒せ!」だ。この画面を見たとき、ふつうのスノーボードゲームだと思って通り過ぎようとした私の目は釘付け、目の前で展開したのは、スノーボードに乗って、爆発するドラム缶などが仕掛けられたコースを鎖や釘付きバットを手に、激しくどつきあいをしながら滑走していくあまりに暴力的な人たちの姿。この本気とバカっぽさの混じり合ったド派手で血なまぐさい戦いが、このゲームのキモなのだ。おまけに服を含めたセンスがほんのちょっと未来風という、アメリカのちょっぴりおバカなゲームのノリをきちんと継承しているゲームなのである。よく似たタイトルであるPS2「Evolution Skateboarding」が非常にオーソドックスでできのよいスポーツゲームであるところがまた面白い。「洋ゲー」という響きが好きな「同志」の方は、是非チェックしてほしい。
他にもPS「ミニモニ。ステップぴょんぴょんぴょん♪」、PS「帰ってきたサイボーグクロちゃん」といった低年齢層にアピールするタイトル、GBAの画面でリアルな拡大画像を描き、原作のおもしろさを完全再現したGBA「SILENT SCOPE」など注目作は数多い。特にタカラのフィギュアシリーズの世界観をゲーム化、ハードでセクシーな雰囲気を持った3DアクションPS2「COOL GIRL(仮)」は要チェックだ。フィギュアと同じコスチュームをまとった色っぽいお姉さんが案内しているので、必ず見つかるはずだ。 □コナミのホームページ ttp://www.konami.co.jp/ □ニュースリリース http://www.konami.co.jp/kmj/webkonami/tgs2002.html (2002年9月21日) [Reported by 勝田哲也] |
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