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松下電器産業、新しいショールームを有明に開設 |
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東京 有明 国際展示場駅前
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ニンテンドウゲームキューブ互換機「Q」ももちろんある。セットされていたのは「マリオサンシャイン」 |
また、任天堂、吉本興業、林原自然科学博物館などとの異業種間のコラボレートも注目を集めている。入場料は無料だが、林原自然科学博物館が持つ恐竜化石の調査研究などを中心とした展示物に関しては有料となっている。6日にはオープンに先駆け報道陣に一足早く公開された。
ゲームに関係ある点としては任天堂とのコラボレートが挙げられる。パナソニックセンターの1階に設置された最新のデジタル商品が並ぶ「デジタル ネットワーク ショウケース」の一角に、任天堂のニンテンドーゲームキューブやゲームボーイアドバンスのショウルーム「Nintendo Game Front」がある。表には凛々しいマリオが腕組みをして立っている。比較的オープンな雰囲気で、ニンテンドーゲームキューブが5台ほど、「Q」が1台、ゲームボーイアドバンスが3台ほど置かれており、遊ぶことができる。
今回置いてあった作品はゲームボーイアドバンスでは「逆転裁判2」、「スーパーマリオアドバンス3」、そして6日に発売されたばかりの「伝説のスタフィー」の3作品。液晶テレビとヘッドフォンがセットされているため、いつもより迫力ある環境で楽しめるだろう。
ニンテンドーゲームキューブの作品としては「マリオサンシャイン」や「ファンタシースターオンライン エピソード1&2」などが置かれていたが、ネットワークに接続されていないため、画面4分割による4人対戦までしか楽しむことができない。パナソニックセンターには強力なネットワークシステムが装備されているためネットワークにつなぐことは簡単だと思われるが、任天堂は「お客様の要望が高ければ検討する」としている。
ファミリー層を想定しているためか、「どうぶつの森+」が2台も置かれているところが面白い。もちろんゲームボーイアドバンスも接続されており、ニンテンドウゲームキューブとゲームボーイアドバンスの繋がりを実感することもできる。また、1台だけだが巨大プロジェクタと5.1chシステムを搭載したシステムが用意されており、迫力あるゲーム環境で存分にプレイを楽しむことができる。
どのようなゲームを設置するかは任天堂とパナソニックの協議によって決定されるが、1カ月に1回は見直しをかけるという (必ず入れ替えるわけではないが、新作を展示する意向ではあるという)。また、前述のように、任天堂のゲームだけが並ぶわけではない。任天堂のプラットフォーム上で動作するゲームソフトを今後も紹介していくのだという。パナソニックセンターの所長を務める光澤彬氏は「後々は新作ゲームのプロモーション、ネットワークイベントなどを実施していきたい」と抱負を語った。
任天堂として常設のショールームを開設するのは今回が初めてだという。
(2002年9月6日)
[Reported by 船津稔]
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