サイバーフロント、「遊星からの物体X」を10月25日に発売
ホラーSF映画の名作の続編ストーリー

2002年10月25日発売

価格:7,800円

 株式会社サイバーフロントは、'82年に公開された、ジョン・カーペンター監督のホラーSF映画のゲーム化作品「遊星からの物体X」を10月25日に発売する。開発元は米Vivendi Universal傘下のBlack Label Games。プログラムは英語版で日本語マニュアルが付属する。対応OSはWindows 98/Me/XPで、価格は7,800円。

ついに化けの皮を剥がした物体X
 「遊星からの物体X」は、「The Thing」の原題でE3のVivendi Universalブースで初公開され人気を博したホラーアクションシューティング。舞台は南極のアメリカ基地で、観測中に発見された物体X(The Thing)が、姿形を変え、時には観測員の一員になりすまして隊員たちに次々と襲いかかっていく。自分以外の誰かが異星生物だと全員が考えている異常な空間での恐怖劇を丹念に描いたパニックホラー作品である。

 ゲームは映画の“その後”の世界が舞台。プレーヤーは新しく南極基地へ派遣された調査団のリーダーとなり、隊員たちに適切な指示を与えつつ、物体Xの退治を含め事件の完全解明を図るのが目的となる。

 プレーヤーが率いることになる隊員たちは、恐怖、信頼といったパラメータを持ち、恐怖パラメータが極限に達すると隊員はパニックを起こし、命令を無視し、銃を乱射するといった異常な行動に出るようになる。プレーヤーは、いかに隊員たちの恐怖心を押さえ信頼を獲得できるかというユニークなゲーム性を味わうことができる。

 ちなみに同作はXboxとPS2でも開発が進められており、日本ではコナミが取り扱うことが決定している。開発のベースになっているのはコンシューマ版のようで、最近のPC向けアクションシューティングとしてはビジュアルクオリティはいまひとつだが、映画ファン、ホラー好きにお勧めの作品だ。

ホラー映像てんこ盛り。全部おどろおどろしいが、なにより隊員の姿で襲いかかってる物体Xが一番怖い

"The Thing"interactive game (C) 2002 Universal Interactive, Inc. The Thing and related characters are TM and (C) of Universal Studios. Licensed by Universal Studios Licensing LLLP. All rights reserved. Black Label Games and the Black Label Games Logo are trademarks of Vivendi Universal Games, Inc. in the U.S. and/or other countries. "After Me"performed by SALIVA. Courtesy of Records under license from Universal Music Enterprises.

□サイバーフロントのホームページ
http://www.cyberfront.co.jp/
□「遊星からの物体X」のホームページ
http://www.cyberfront.co.jp/title/pc/The_Thing_e/index.htm

(2002年9月5日)

[Reported by 中村聖司]

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