Xbox「MAXIMUM CHASE」発売記念イベント開催
吉野紗香ちゃんが江頭2:50襲来にタジタジ!!

9月1日 開催

プロデューサーの山路和紀氏
 マイクロソフト株式会社は、映画以上のカーチェイスアクションを体感できるXbox「MAXIMUM CHASE」の発売を記念し、都内で完成記念イベントを開催した。「MAXIMUM CHASE」の発売は9月26日で価格は6,800円。

 イベントでまず登場したのは「MAXIMUM CHASE」のプロデューサーを務める山路和紀氏。山路氏はカーチェイスをゲームで表現するにあたって「むかし中学生の頃に見た映画『コブラ』のカーチェイスが印象に残っている。ゲームを制作するにあたり“ガンファイトがないとダメ”だとか、“助手席に女性が座っていなければならない”とかこだわりを持って作った」と語った。舞台となったロサンゼルスについては「観光地などにはない比較的怪しそうなロサンゼルスを再現した」ということで、わりと忠実に再現されているという。

 ゲームの制作にあって気を付けた点として「ゲームとストーリームービーの繋がり」を挙げた。これまではハードの制約から「ゲームのシーンがムービーに負けていた (山路氏)」という。今回はゲーム部分を元気が担当、ムービー部分を映画「リターナー」のCGを担当した「白組」が担当。カットの繋がりなども気を付けたという。

 ゲームは“チェイスモード”、“ガンファイトモード”、ムービーシーンが用意されている。“チェイスシーン”はゴールに向かって街中をわりと自由に走りまわることができる。“ガンファイトモード”はゲームに登場する謎の美女“キャサリン”に運転を任せ、プレーヤーは主人公の刑事“リック”となり追ってくる敵を銃で破壊していくこととなる。“ガンファイトモード”では運転しているのがキャサリンであるため、車が蛇行し、なかなか狙いを定めにくくなっている。敵の弱点が表示されている間に撃つわけだが、ラジエーターを撃てば爆発するし、タイヤを狙えばスピン。攻撃によって敵車のやられ方も変わり、うまく倒せば後続車を巻き込み、コンボ状態でたくさんの敵を一気に倒すこともできる。このほか、ミッションに成功していくと特殊なエフェクト表現を使えるようになったり、車もセレクトできるようになるという。

【スクリーンショット】


 今回のイベントではゲーム同様、ヒロイン“キャサリン”が悪役コールマンに狙われていて、それをヒーロー“リック”が助けるというストーリー仕立てになっている。リック役は一般応募者の中から選ばれた3人が務める。

 そしてひととおりゲームの説明が終わったところで登場したのが、今回のイベントにおいてヒロインをつとめる吉野紗香ちゃん。まずはゲームをプレイしてみて「やってて楽しいですね」とかなり真剣にプレイ。「あと一台、あと一台……」となかなかコントローラを離さないくらい熱中していた。スタッフからXboxを貰ったらしく「リハーサルではうまくいったのに本番でうまくいかなくて悔しい。帰ってずっとやりたい」と悔しがっていた。

 ではもう一勝負……と言うところで会場が真っ暗に。ここで登場したのがゲームに登場する悪役コールマンの江頭2:50!! 舞台狭しと大暴れしたあと、リック役の3人にギュッと押さえつけられて御用。そのあとトークが行なわれたが、江頭2:50のテンションはますますヒートアップ。ゲームが好きだそうで「Xbox持ってるんだよ、ゲーム好きだし。やってるゲームは格闘ゲームの『UFC (カプコン)』」と捲し立てた。Xboxは自分で買ったようで、吉野紗香ちゃんが貰ったと聞いて「俺は自分で買ったぞ」とアピールしていた。

 カーレースゲームについては「俺はスーパーカー世代だから、ちょうど乗りたい車が登場するんで嬉しいし、このゲームもプレイしたい」と語っていた。吉野紗香さんは21日に東京ゲームショウのステージに登場する予定なので、ファンの人はチェックしておこう。

ゲームをプレイする吉野紗香ちゃん。かなり熱中していて「あともう一台、あともう一台……」とゲームを続けていました 舞台が一転、暗くなったかと思うと裏から悪のコールマン……というか江頭2:50が登場!! 紗香ちゃんに抱きつこうとしたところ、舞台で大暴れするまもなく、アッという間に取り押さえられました ふたりの黒服に捕まったエガちゃん。まるで宇宙人のようだ……。一方、紗香ちゃんはマジビビリの様子
この目が江頭2:50らしい感じ。隣にいるのが“寺田体育の日” エガちゃんファンにこの1枚。ドアップ。まじめな顔なのになぜか笑えるところが天性の芸人か こちらはカワイイ紗香ちゃんの1枚。終始脅え気味な紗香ちゃんが笑った貴重な瞬間
最後の写真撮影の時もエガちゃんの独壇場。エガちゃんポーズ3態を披露。紗香ちゃんの冷静なとこが素敵
エスカレーター沿いには試遊台がならび、自由にプレイすることができた 今回一般公募された吉野紗香ちゃんを助けるリック役の3人。江頭2:50にいいようにいじられてました


 最後に少しプロデューサーの山路氏にお話を伺ったのだが、ゲームの完成度には満足していらっしゃると言うことで「普通ゲームを作り終えると『ああ、あそこはこうした方がよかった』と思うのだが、今回は満足している。それも車のゲームに関して高いノウハウを持つ元気と、CGなどのムービーに関して高いノウハウを持つ白組のいいところがうまく組合わさったからだと思う」と語った。

 また、注目して欲しい点としては「これまで自動車メーカーは車が壊れるという表現を認めないことが多かったが、『Project Gotham』でそれが可能になった。今回の注目点としては自動車のリアルな壊れ方にも注目して欲しい。これは他ではマネできないものを目指して作った。『Project Gotham』以上のものができたと思う。それも元気の技術力で、こう当たるとここが壊れるといったことや、へこみ方などのノウハウがつぎ込まれている」という。

 5.1chにも対応し、映画以上の迫力あるカーチェイスが体験できるゲームなので、アクション映画が好きな人も注目してみてはいかがだろうか。

(C) 2002 Microsoft Corporation. All rights reserved

□Xboxのホームページ
http://xbox.jp/
□イベントニュースのページ
http://xbox.jp/software/mc/rescue/event01.html
□「MAXIMUM CHASE」のページ
http://xbox.jp/software/mc/

(2002年9月1日)

[Reported by 船津稔/Photo by 古川敦]

I
【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】


Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の無許諾での転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2002 Impress Corporation All rights reserved.