★ピックアップ アーケード★
本作は、とても奥が深いけれど、少しばかりとっつきが悪い。だが、基本テクニックを理解すれば、その面白さが肌で感じられるはずだ。今回は、楽しく遊ぶために必要な情報をまとめてご紹介しよう。
■ はさんで消える法則を覚えよう ~基本テクニック編 《 ポイント1 》同じ色をはさんで消していこう
ムサピィがチョコを置いたとき、置いたチョコと同じ色ではさんでいると、そのチョコは消える。しかし、はさんでいる間にあるチョコは“同じ色”でないと消えないのだ。たとえば、黄色のチョコを置いた場合「黄赤赤黄」と並んでいればすべてのチョコが消えてくれるが「黄赤緑黄」となっていると、ひとつも消えない。まずは、その法則から覚えていこう。
《 ポイント2 》うまく消えるようにムサピィを移動させよう
たとえ2種類の色しかチョコが残ってなくても、同じ場所でチョコを置き続けてはなかなかクリアできない。はさんで消すために、ムサピィを適切な位置に移動させるのだ。
■ 視点変更と透視が可能 ~Bボタン活用編 うまく使うと楽になるのがBボタン。このボタンを押すと、チョコが回転して視点が変わる。チョコが多いステージでは、チョコの山にさえぎられてムサピィ本体が見えなくなることがある。こまめに回転させて視界を確保しよう。
また、Bボタンを押しっぱなしにするとボスの位置が確認できる。隣接しているチョコも同時に見えるので、このチョコを目標に切り離していこう。
■ 俺色に染めてやるぜ! ~白チョコ編
「チョコマーカー」最大のライバルとなるのが、星印が描かれた白チョコだ。このチョコはそのままでは消えず、スライドさせて下に落ちることもない。1回はさんで色を変えることによって、普通のチョコに変化する性質がある。つまり、他のチョコと比べて二重の手間がかかるのだ。白チョコを見つけたら、最優先ではさんで色をつけるようにしよう。爆弾で吹っ飛ばすのも有効だ。
■ 分断すればブロックは消滅 ~分断テクニック編 このゲーム最終的な目標は、ボスにくっついているブロックをすべて切り離すこと。すべてのブロックをはさんでいちいち消すのではなく、ボスの周囲のブロックだけ消せば、そのステージはクリアとなる。これは大きなポイントだ。ボスから切り離したブロックは、数がいくら多くとも分断されて消える。この分断をうまく使っていこう。
また、ボスは立方体なので面が6つある。極論すれば、たった6個のブロックを消せばどんなステージでもクリアできることになる。実際には、少しずつ削っていったほうが見やすくなるため、楽になる場合が多い。この「ボスに隣接する6個のチョコを消す」という考え方は、先の局面で必要になってくるぞ。
■ ムサピィ爆弾魔となる!! ~ボムテクニック編 《 ポイント1 》置かれているボムを爆破せよ
ボムは、はさんで消すと大爆発を起こし、まわりのチョコを巻き込んで消してくれるありがたいアイテムだ。特定のステージでは、決まった場所にボムが置かれている。ボムの近くに行き、うまくはさんで一気にブロックをまとめて吹き飛ばそう。
《 ポイント2 》ボムゲージをためて爆弾を設置 あらかじめ置かれているボムのほかに、自分でもボムを使うことができる。チョコを消していくと右のボムゲージが溜まり、これが満タンになると自分の持っているチョコがボムに変化する。このとき、効果音が鳴るので聞き逃さないようにしよう。 このときのボムは、好きな場所に設置できるのが最大のメリット。ボスの近くに配置して爆発させれば、一気にクリアすることも可能だ。
ボムゲージは、横ジャム(横方向へ消す)、スライド(横ジャムを利用して上のブロックを落とす)、分断というテクニックを使うと大幅に溜まっていく。もっともためやすいのは横ジャムで、単に横方向に消すだけでいい。ボムゲージを溜めたかったら、横移動しながらむやみやたらとチョコを連打しよう。結果的に横ジャムが発生し、ボムゲージがどんどん溜まる。ステージによっては、3回以上ボムを使うことも可能だ。
■ 第1回総括
今回は基本テクニックを紹介したが、次回からはステージをピックアップして攻略法を具体的に伝授していく。初級と違って中級以降は難しく思うかもしれないが、ステージごとの基本を覚えれば格段に楽になる。お賽銭が少なくても、きっと大きな願いがかなうはずだ。
※【ムサピィのチョコマーカー】 第2回攻略記事は8月23日掲載予定です ■ 私設チョコマーカー隊が語る「ムサピィ」の魅力(第1回) 編集者K(以下ムサッパ) プレジデント真鍋氏(エコール社長)自身もいってるけど、「ムサピィ」はホントーにとっつき悪いよね。ゆえに我々は“とっつきが悪い”ムサピィの毛皮をむしりとって、噛むほどにジューシィなお肉の美味しさを一般世間に知らしめたい!! などと願いつつ文末でコッソリと語っていたりするワケですが。 石井(以下ムサピィ) 重要なのは一般世間だよね。かわいい動物キャラクタ、ポリゴンを使った立体的なパズルと、ツボを押さえているはずなのに、どこかずれている。練習ステージで丁寧に教えてあげているのに、なぜかわかりづらいルール。理想的なパズルゲームでありながら、それとはかけ離れたシュールさが、良くも悪くもエコールなのかもしれない。 ムサッパ ルールさえ理解してもらえば……って、そこんとこ一番敷居が高いんだけど。とにかく、なにがしかのブレイクスルーさえあれば、コンバット越前も黄泉の国で思わずニッコリって感じなんだけどなぁ。あの「ぱっぱらぱおーん」も、「ムサピィ」が世に出るための礎だったと思えば、何やら神々しく思えてくるよ。 ムサピィ たとえが意味不明だが、気持ちは伝わってくるかな。奥が深いのにわかりづらいってとこは「キャメルトライ」や「キューブリック」に似てる。「ロットロット」や「ソルダム」よりはわかりやすいと思うのだが……。ともあれ、クリアしたときの「ヤッター」という声は「迷宮島」を明らかに意識してるに違いない!! ムサッパ ここはオールドゲームを語るコーナーじゃねぇっスよ。ともかく、いい傾向なのは、地元のゲーセンで自分以外の人がやりこんでいる姿が徐々に増えてきたこと。入荷直後はすぐプレイできたのが、今は先客が終わる頃を見計らって戻ってきても、同じ人が張り付いてる。こういう人が複数いれば、あとは時間とか別の問題だと思う。やればわかるんスよ。 ムサピィ でも、最近は製品スパンが短いでしょ。パズルゲームだから長い目で見てくれるとは限らない。基板もNAOMIちゃんだし、ムササビ神社にたくさんお賽銭をあげないと、どうなっちゃうかわからないよ! ムサッパ 保護動物と一緒で、絶滅してから後悔しても遅い、と。ムサピィ死して皮を残すも、それが「よくわかんないパズルだったね」では悲しいですからな。 ムサピィ そうならないためにも、この連載では「面白さ」を理解してもらうための手助けをしていきたい。 ムサッパ 具体的には? ムサピィ 「森一番の……」が国民的ギャグになるくらいの勢いで。 ムサッパ あとは、次世代ケータイのメニューに標準搭載されるくらい? ムサピィ 妄想が膨らんだ電波トークになりつつあるような気もするが、その意気やよし。っていうか、全然具体的じゃないけどな。 ムサッパ そんなワケで、ゲーセンで「ムサピィのチョコマーカー」を見かけたら、絶対にプレイしよう! 私設チョコマーカー隊との約束だ!!
Copyright Ecole Software Corp.,2002
□エコールのホームページ (2002年8月2日)
[Reported by 石井ぜんじ] |
I |
|
GAME Watchホームページ |