Project EGG、MSX2+「レイドック2」、PC88「デーモンズリング」など
第7回ラインナップのダウンロード販売を開始

販売中

価格:400円~800円

 ボーステック株式会社が運営するオンラインサービス「Soft-City.com」は、'80年代のパソコンゲームを販売するプロジェクト「Project EGG」にて、MSX2+「レイドック2 ~LAST ATTACK~」、PC-8801「デーモンズリング」など、10タイトルのダウンロード販売を開始した。対応OSは、PC系がWindows 95/98/Me/2000、MSX系がWindows 98/Me/2000/XP。価格は400円~800円。

【THE MAN I LOVE(シンキングラビット)】
シンキングラビット主催のシナリオコンテストで優勝した探偵物のアドベンチャーゲーム。主人公は、ニューヨークに住む私立探偵。とある未亡人から、盗まれた3個の宝石とお金を取り戻すよう依頼を受けるが、別の殺人事件の被害者が盗まれた宝石のうちひとつを持っていたことから、事件は意外な方向へと進展していく。ユーモラスな主人公のビジュアルも当時話題になった。PC-8801版。BIOSを使用。価格は600円

【スーパーレイドック for X1(T&E SOFT)】
いまだ根強い人気を誇る縦スクロールシューティング「レイドック」シリーズの発展型。ガクガクとした動きのゲームが多いなか、本作のなめらかな動きとスクロールは特に際立っていた。ジョイスティックを用意すればふたり同時プレイが可能で、機体を縦または横にドッキングさせることもできる。X1版。価格は500円

【ハイドライド3 for X1(T&E SOFT)】
ひたすらボリュームアップをする方向で進化した人気アクションRPGシリーズの3作目。時間の経過、アイテムの重さといった新システムを搭載。地下のみならず、ついには宇宙にまで冒険の舞台は広がる。内容はPC-8801版とほぼ同じだが、X1のFM音源ボードはFM8音のステレオ出力が可能。他機種版とは一味違った美しいBGMが楽しめる。X1版。価格は400円

【レイドック2 ~LAST ATTACK~(T&E SOFT)】
MSX2+シリーズと同時に発売された専用ソフト第1弾で、シリーズ完結編。縦、横、斜め、すべてにおいてなめらかなハードウェアスクロール、自然画モードを使った取り込みが美しいタイトルグラフィック、サンプリング音、12画面におよぶ巨大なボスキャラクタの表示など、まさにシリーズの最後を飾るにふさわしい内容となっている。MSX2+版。価格は700円

【ドラゴンスレイヤー英雄伝説II(日本ファルコム】
前作の主人公「セリオス」の息子「アトラス」の冒険を描いたRPG。見た目は普通だが、初心者にも優しい親切設計で誰でも手軽に楽しめる。とはいえ、地底洞窟などのダンジョンは、なかなかの手ごたえ。PC-8801版。BIOS使用。価格は800円

【デーモンズリング(日本ファルコム)】
瞬間画面表示技術を駆使したオカルトアドベンチャー。ラインペイントとは比較にならないゲームの画面表示速度に、当時は多くのゲーマーが驚いた。使いどころを間違えると元の場所に戻ってしまうアイテムなど、実にやりがいのあるゲーム。PC-8801版。BIOS使用。価格は700円

【ABYSS(ハミングバード)】
主人公は、銀河系外宇宙第九惑星連合の宇宙戦士「モズ・シバット」。最高機密指令「ABYSS」作戦の遂行中、最終兵器を保有する宇宙犯罪シンジケートに捕らえられて記憶を抹消されてしまう。マップはそれほど広くないが、回数制限や発想力を問われるコマンド入力にひとくせあり、総じて難易度は高め。PC-8801版。BIOS使用。価格は600円

【ABYSSII 帝王の涙(ハミングバード)】
主人公は、前作同様、最高機密指令「ABYSS」を遂行した「モズ・シバット」。夜の帝王「ヒドミュン・グリンブ」の罠に落ち、首筋に超小型中性子爆弾を体内に埋め込まれてしまい、さらには自らの命と引き換えに外宇宙辺境星系の伝説の兵器「帝王の涙」を探す羽目に陥ってしまう。途中で仲間になる美少女型ロボットは、プレーヤー自身が命名可能。今でこそ何ということはない機能だが、当時の青少年ゲーマーは「オマエ、何て名前つけた?」と話題にすることしきりだったという。PC-8801版。BIOS使用。価格は600円

【Xak ~The Art of Visual Stage~(マイクロキャビン)】
外伝を含めると全5タイトルがリリースされた「Xak(サーク)」シリーズの1作目。何者かによって封印を解かれた妖魔バドゥーによって、ウェービス国は存亡の危機に直面。国王はバドゥーを250年前に封印したデュエル戦士の末裔ドルク・カートに討伐を命じる。が、ドルクは行方不明だったため、息子のラトクが父に代わって使命を果たすべく、冒険の旅に出る。MSX2版。価格は700円

【THE Tower of CABIN(マイクロキャビン)】
マイクロキャビンの本社ビルが舞台のアドベンチャーゲームで、いわゆる内輪ウケ的なニュアンスを含んだ“お祭り”ソフト。当時の開発スタッフのメッセージや、「人工知能フレイ人形」、「はーりぃふぉっくすパズル」などのミニゲームが楽しめる。当時ファンで未プレイだった人は必見ともいえる内容。MSX2版。価格は700円



(C) 2002 BOTHTEC/(C)2002 PEGASYS.(C)2002 ProjectEGG./MSXアソシエーション

□Soft-City.comのホームページ
http://www.soft-city.com/
□「Project EGG」のページ
http://www.soft-city.com/egg/
□製品情報
http://www.soft-city.com/egg/catalog/list.cgi?mode=lnolist&lno=7
□関連情報
【6月5日】Project EGG、「EGGY」、「あかんべードラゴン」などMSXタイトルのダウンロード販売を開始
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020605/egg.htm

(2002年7月2日)

[Reported by 北村孝和]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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