Electronic Entertainment Expo 2002現地レポート

E3開幕直前レポート
世界最大規模のゲームショウ「E3」いよいよ明日開幕

会期:5月22日~24日(現地時間)

会場:Los Angeles Convention Center

 名実ともに世界最大規模のゲームトレードショウ「Electronic Entertainment Expo 2002 (E3) 」が、現地時間の5月22日よりロサンゼルスのコンベンションセンターでいよいよ開催される。会場では明日の開幕を目前に控え、出展者たちが慌ただしく駆け回り、ブース設営やデモンストレーションムービーの最終調整に余念がない。会場を彩る垂れ幕やポスターはすでに設置を終了し、会場の雰囲気はすでにE3一色だ。

 E3前日は、毎年恒例となっているハードウェアメーカーのカンファレンスをはじめ、主要ゲームメーカーの発表会がLA各地で開催されているため、E3会場そのものには実はそれほど人は多くない。入場バッジとディレクトリを入手するために、発表会の合間を縫うような形でばらばらと会場に足を運んでいるような感じだ。

 コンベンションセンターは大きくわけて、WestホールとSouthホール、それを結びつける横長のConcourseホールの3つからなる。毎年、West、Southの両ホールの入り口上に掲げられる特大ポスターの内容がE3の見物のひとつになっているが、今年はSouthホールにはMicrosoftの「Age of Mythology」、Westホールはプレイステーションのイメージポスターが掲げられていた。毎年恒例化しているSCEAはともかく、Xboxを抱えるMicrosoftのこの選択はちょっと意外だ。それだけ同作にかける期待の大きさを伺わせてくれる。

 ちなみにSCEAはWestホールのみならず、Concourseホールの渡り廊下にずらりと掲げられた垂れ幕もほぼ占領状態で、同社の勢いを実感させられた。一方、北米市場でほぼ期待どおりの成功を収めたXboxは、予想外におとなしい印象。Microsoftブースでの出展内容に期待したい。GAME Watchでは明日以降、リアルタイムレポートをお届けしていくのでお楽しみに。

こちらはWestホール入り口のプレイステーションの垂れ幕。今回、SCEAはこの手のイメージポスターばかりだ Concourseホールの渡り廊下にずらりと掲げられた垂れ幕。1枚1枚別のイメージが使われているがすべてSCEAだ ConcourseホールとWestホールの付近に掲げられた「Doom III」のポスター。復活をたかだかとアピール。Activision期待の新星の詳細は後日!
Southホール入り口に掲げられた「Neverwinter Nights」のポスター。テーブルトークRPG「Dungeons & Dragons」をそっくりそのままPC上に再現しようとする野心的な1作。Infogramesブースも要注目だ 煌めくライトセーバー。LucasArts Entertainmentのデモムービーの調整を行なっているところらしい なくなったはずのGathering of Developersの野外ブースは、今年もなにやら準備中。何を見せてくれるのか楽しみだ
昨日まではずっと悪天候の続いていたLAだが、本日はE3開幕を祝するかのようなLAらしい空模様になった テロの影響か、会場の入り口では全入場者を対象とした荷物検査が行なわれている 会場前の交差点付近ではSFMMORPG「Anarchy Online」が無料で配られていた。E3ではアドオン「Shadow Island」の初公開が予定されている

□E3のホームページ
http://www.e3expo.com/

(2002年5月21日)

[Reported by 中村聖司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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