エポック社、全米で人気の「Magi-Nation」を日本で発売 GBA、コミック、アニメなどでも展開する予定

4月12日 発表

エポック社社長の前田道裕氏。「今までにない画期的なゲームなので、多くの人に支持されるようにがんばりたい」
 
Interactive Imagination副社長Jackson Tse氏。「日本でも成功すると確信している。楽しいだけではなく、子供の知性と心を成長させる素晴らしいゲームだ」
 
ターゲットは小学校高学年から20代後半まで。ルールは簡単だが奥の深いゲームがたのしめる
 株式会社エポック社は、米Interactive ImaginationのファンタジーRPGカードゲーム「Magi-Nation(マジャイネーション)」を日本で発売すると発表した。

 「Magi-Nation」は、2000年の秋に全米で発売されて以来400万パックを販売した人気カードゲーム。惑星“Moonland”を舞台に、プレーヤーはMagi(魔術師)となってDream Creature(モンスター)を操り、他のMagiと戦いながら様々な世界を冒険していく。
 「Magi-Nation」の人気はカードゲームだけにとどまらず、2001年春に発売されたゲームボーイカラー用ソフトは15万本以上の出荷を記録。さらに、アニメ化の計画も立てられているという。

 日本では、日本語にローカライズされたカードゲーム「TCG マジャイネーション デュエル(仮)」を8月2日から発売開始する予定。ゲームに必要なカードがすべてそろっている5種類の「スターターデッキ(1,500円)」と、全191種類のカードのうち8枚がランダムに入っている「ブースターパック(380円)」が販売される。

 また、ゲームボーイアドバンス用ソフト「マジャイネーション(仮)」も発売する。これは米ゲームボーイカラー用ソフトの移植版で、ゲームのシステムやキャラクターなどはそのままに、グラフィックやサウンドを大幅に強化している。街やダンジョンなどを旅するRPGタイプのゲームで、戦闘シーンなどはカードゲーム風。
 10月に発売を予定しており、価格は4,800円。

 発売後にファンクラブを開設し、全国で大会やイベントを開催。会員になると、オリジナルグッズのプレゼントや、ランキング、大会結果などの最新情報を手に入れることができる。
 大会は10月より各地で地区大会を開催し、12月には日本一を決める決勝大会を開催。また、2003年には世界大会も開催する。

こちらは実際に米で売られている「Magi-Nation」。イラストがアメコミ調ではなく、日本のアニメっぽいのが特徴
 ゲームだけでなく、「Magi-Nation」は様々なコンテンツに向けて展開していくという。講談社の「コミックボンボン」では、7月号より「Magi-Nation」を題材とした新連載を開始。作者には渡辺格氏を起用し、「Magi-Nation」の世界観を活かしたファンタジー冒険マンガになるという。
 さらに、アニメ化なども予定されており、日本だけでなくアジアやヨーロッパ、南米など世界規模で「Magi-Nation」を広めていくという。

□エポック社のホームページ
http://www.epoch.gr.jp/
□Magi-Nationのホームページ(英語)
http://www.magi-nation.com/

(2002年4月12日)

[Reported by 田名網陽平]

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