カプコン、Xbox「UFC2 TAPOUT」編集部対抗トーナメントを開催
ゲストマッチで宇野薫選手がプロデューサー三並氏に快勝!

4月8日 開催



ゲーム中にも登場する宇野薫選手がゲスト。試合の模様を熱心に眺めていた姿が印象的
 株式会社カプコンは、4月18日に6,800円で発売予定のXbox用ソフト「UFC2 TAPOUT(UFC2)」について、編集部対抗トーナメント「UFC2 TAPOUT 頂上決戦」を和術慧舟會御茶ノ水本部にて開催した。

 「UFC2」は、ドリームキャストとプレイステーションで発売された「アルティメット ファイティング チャンピオンシップ(UFC)」シリーズの最新作で、総合格闘技ブームの火付け役となった同名の大会をゲームで再現したもの。登場キャラクタは、「マーク・ケアー」、「マーク・コールマン」、「バス・ルッテン」、「ゲーリー・グッドリッジ」、「ティト・オーティス」や、日本人選手では「宇野薫」、「高坂剛」など、有名選手27人+αが実名で登場。エディットモードで架空の選手を作ることも可能で、顔、ボディ、コスチュームなど各部のパーツは前作以上に豊富なバリエーションを持つ。

 選手の操作は、4つのボタンと方向キーで行なう。4つのボタンは左右の手足それぞれに対応しており、特定の操作を行なうことでコンビネーション、投げ技、組み技などを繰り出すことができる。本作最大の特徴は、各攻撃に対して必ず何らかの返し技が存在している点にある。これにより、戦いは常に流動的かつ緊張感あふれたものになり、プレーヤーは一瞬たりとも油断することができない。

会場は御茶ノ水にある和術慧舟會本部。B1Fにあるため、会場内は文字どおり熱気に溢れる……っていうか汗ダクダク。でも、選手は普段この環境で練習しているんだなぁ、などと考えると感慨深いものがある
 今回のトーナメントが和術慧舟會御茶ノ水本部で開催されたのには、もちろん理由がある。それは、同會に所属する元修斗ウェルター級王者の宇野薫選手が「UFC2」のゲーム中に登場しているからだ。宇野薫選手は、これまでに3回ライト級で「UFC」に参戦している。

 大会のゲストは宇野薫選手、本作のプロデューサーである三並氏、制作を担当したCRAVEのプログラマー氏の3人。トーナメントはくじ引きにより無作為で対戦相手を決める形式で、総勢21名による激戦が繰り広げられた。なお、使用キャラクタはエディットモードで作成したものに限られている。

 トーナメントは、1回戦のみ2台のモニターとXboxを使用して2試合を同時進行で処理。2回戦以降は、UFCの試合会場である「オクタゴン」を模した金網の中に参加者が入る形で試合が行なわれた。

 1回戦の状況を一言で表現すると“混沌”といった印象。というのも、参加者は“前作の編集者対抗ゲーム大会優勝者”から“先週末に初めて触りました”という人まで、そのレベルはてんでバラバラだったからだ。とはいえ、ゲームは上級者でも一瞬の油断が死……ではなくタップを招く内容だけに、秒殺が決まるたびに歓声があがるなど、試合が進むにつれて会場のボルテージも上昇。

 エディットキャラクタのクラスは「kickboxing」が一番人気。パンチ3発からのハイキックコンボが強烈で、間合いによって4発目のキックが誘発した“よろけ”から再びコンボによる4連撃が繋がるため、ジャブ1発から一気に畳み込む攻撃パターンがトーナメントの各所で猛威を振るっていた。激戦を制したのは、前作「UFC」の編集者対抗ゲーム大会優勝者でもあるサイトウ氏。使用キャラクタは「DAN HENDERSO」と命名されたキックボクサー。コンボだけに頼らずマウントからの攻防もキッチリこなすなど、随所で上手さが光っていた。

2回戦以降は本場のオクタゴンよろしく金網の中で試合をする。雰囲気作りのための金網だが、それでも非日常的な空間を演出するとあって微妙な緊張感を醸し出す 立ってプレイする人もいれば、座ってプレイする人(記者含む)も。これで左手の側にコーヒーでも置いてあれば、文字どおり自宅さながらのプレイ環境。まさにマッタリモード 最も警戒していたキックボクサーのコンボに秒殺されて昏倒する記者。演出抜きのマジへこみ。和術慧舟會御茶ノ水本部の床は、練習の汗でちょっぴり塩辛かった……
激戦を勝ち抜いてベスト4に進出した4名の編集者(上写真左)。その頂点に立ったのは前作大会でも優勝したサイトウ氏(上写真右)

 トーナメント途中には、宇野薫選手とプロデューサーの三並氏によるエキシビジョンマッチが行なわれた。使用キャラクタは、宇野薫選手はもちろん本人、三並氏はマーク・ケアーと、実現したら文字どおり“夢の対決”といったところ。結果は、宇野薫選手が膝十字で華麗なフィニッシュを決めた。屈託のない笑顔で「(マーク・ケアーに勝つなんて)本当なら有り得ない(笑)」とコメントを残しておられたが、その爽やかな容貌と謙虚な姿勢が(ご本人は嫌がるかもしれないが)多くのファンから「星の王子様」と呼ばれ慕われるゆえんだろう。

 閉会にあたり、プロデューサーの三並氏は「最近、ちょっと元気がないXboxですが、我々がソフトウェアで盛り上げていきたい」と力強くコメント。「UFC2」のような高いポテンシャルを持つソフトがコンスタントにリリースされる状況を確立できれば、Xboxも元気がないと公の場で言われることもなくなるのではないだろうか。

宇野薫選手とプロデューサー三並氏のエキシビジョンマッチ。たぶん宇野薫選手はほとんどゲームに触ってないだろうから、まぁプロデューサーに分が……と思いきや、これがなかなかの動き。最後はマウントの攻防から膝十字で完璧なフィニッシュを決めてしまった。
宇野薫選手がゲストということで、折角だから誰か技をかけて欲しい人は居ませんか~? という呼びかけに、吉本の若手芸人さんがチャレンジする一幕も。スリーパーであえなく撃沈されるも、その健闘(?)を称えられる。直後、本人は「リアクション取れなかった(以下くりかえし)」と反省することしきり。芸の道は遠く険しい……

(C)2002 Crave.Under License from Zuffa,LLC.Published and distributed by Capcom under license from Crave.

□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□製品情報
http://tomcat.capcom.co.jp/capcom/search/gameindex.php?NUTITLEID=20020225204243
□関連情報
【2001年11月28日】カプコン、前作の倍以上の選手が出場! Xbox「UFC2 TAP OUT」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011128/ufc2.htm

(2002年4月8日)

[Reported by 北村孝和]

I
【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】


ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.