開場の10時にはすでに数千人の行列が入場待ちしていた

　会場では様々なキャラクタに関するグッズの販売や配布、声優によるステージイベントなどが実施された。キャラクタ関連グッズを販売する株式会社ブロッコリー、コナミ株式会社(こなみるく)、株式会社キッドなどのブースには長蛇の列ができ、購入するために1時間以上の待ち時間が必要だった。

ほとんどのブースが物販メインだったが、バンダイではプレイできるゲームをたくさん出展していた

　ゲーム関連では、株式会社バンダイがプレイステーション 2用ソフト「機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記」のデモムービーを公開。初公開となるオリジナルアニメシーンやゲーム画面などがモニタに映されており、通りかかった多くの人がモニタに魅入られていた。
　また、プレイステーション 2用ソフト「.hack」や、プレイステーション用ソフト「あずまんがドンジャラ大王」、「名探偵コナン 最高の相棒」などがプレイアブル出展されていたほか、ドリームキャスト用ソフト「機動戦士ガンダム 連邦VS.ジオン&DX」も遊ぶことができた。物販が行なわれているブースには若い層が多かったが、こちらには家族連れやカップルの姿が多かった。

身じろぎひとつせずモニタを見つめるガンダムファンたち	実際にプレイできた「.hack」。美麗なグラフィックが好評	先日お伝えしたばかりの「あずまんがドンジャラ大王」と「名探偵コナン 最高の相棒」も遊べた

ブロッコリーブースでは、購入待ちの列が開場の外に出てしまうほど長く続いた

　ブロッコリーのブースでは、4月18日に発売するドリームキャスト用ソフト「新世紀エヴァンゲリオン 綾波育成計画」がプレイアブル出展されていた。また、モニタでWindows用ソフト「ギャラクシーエンジェル」のゲーム画面を紹介。タイトルなどは発表されていたが、実際に動いているゲーム画面は初公開ということもあって、集まった人たちは食い入るようにモニタを見つめていた。

一足先にDC用ソフト「新世紀エヴァンゲリオン 綾波育成計画」を体験できた	DC版オリジナルの衣装は、ブロッコリーのキャラクタがモデル	初公開の「ギャラクシーエンジェル」のデモムービーは大好評

「ときめきメモリアル」グッズだけでなく、トレーディングカードやめんこの販売もしていた

　コナミのブースでは、「ときめきメモリアル」シリーズのグッズを販売していたほか、「めんこスタジアム」や「ビーストシューター」、「カードゲーム」などのコーナーを設置。大人から子供まで、幅広く楽しんでいた。

ゲームのキャラクタをデザインしたテレカなどを販売

　キッドでは、ブースでキャラクタグッズを購入すると、抽選で「メモリーズオフ」、「My Merry May」の声優と記念撮影や握手ができるイベントを実施。イベント目当てにきた声優ファンが店の前に列を作り、午後になっても列は増える一方で、まったく途絶えなかった。

　他には、トレーディングカードを使った「アクエリアンエイジグランプリ2002」の決勝大会が開催されていたり、声優のオーディションや「ベイブレード」の大会も行なわれていた。開場直後は数千人が一度に押し寄せて会場は身動きが取れないほど混雑していたが、昼過ぎには買い物を済ませた人が帰宅したために多少緩和。午後から訪れた人はほとんど待つこともなく入場できた。

ステージを見るためには整理券が必要。そのためだけに朝から並んでいた人も多かった	ベイブレードの大会は、ほとんどが親子連れ。白熱したバトルが展開	トレーディングカードの大会「アクエリアングランプリ2002」には、500人以上が参加

□キャラクターエンターテインメントコンベンションのホームページ
http://www.joqr.co.jp/ag/characon/
□関連情報
【3月6日】「キャラクターエンターテインメントコンベンション」開催
PS2「機動戦士ガンダム ギレンの野望」なども出展
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020306/chara.htm

(2002年3月30日)

[Reported by 田名網陽平]