サクセス、オンラインで艦隊戦を楽しめるアクションゲーム
「NAVY FIELD」のオープンβテストを4月中旬より開始

4月中旬βテスト開始予定

価格:未定

 株式会社サクセスは、現在、韓国のゲームデベロッパーSD Enternetがβテストを行なっているオンラインゲーム「NAVY FIELD」をローカライズして日本でのサービスを行なっていく意向を明らかにした。まず最初に4月中旬頃に日本語クライアントによるオープンβテストを行ない、数カ月後に有料サービスに踏み切る考えだ。

魚雷の軌跡や主砲弾の光線、吹き上がる水しぶきなど、かなり丁寧に描かれている。雲の表現が上手だ
 「NAVY FIELD」は、第二次世界大戦当時の艦隊戦をネットワーク上で再現したオンラインアクションゲーム。プレーヤーはまず最初にドックで艦艇を建造し、敵と味方に分かれてチーム戦を楽しめる。建造できる艦艇は、フリゲート艦(護衛艦)、駆逐艦、軽巡洋艦、重巡洋艦、戦艦、空母の6クラスがあり、スタート時点ではフリゲート艦からとなるようだ。

 戦闘中に敵艦隊に与えたダメージがこちらの受けたダメージより大きいと、ゲーム終了後にその差額が建造資金として調達できる仕組み。現時点での建造可能な艦艇リストには、日本の秋月級駆逐艦やアメリカのアトランタ級軽巡洋艦、日本の妙高級重巡洋艦、ドイツのシャルンホルスト級戦艦、イギリスのアタッカー級護衛空母など、4カ国の代表クラスがそれぞれ挙げられているが、国別に分かれてチームを組むわけではなく、艦型に何を選択するかはまったくの自由となっている。つまり、大和の僚艦としてデューク・オブ・ヨークやティルピッツが並び、遙か後衛にエンタープライズが鎮座するというシチュエーションも可能なわけである。このあたり、いかにも韓国産らしい割り切りの良さが感じられる。

 画面を見るとコーエーの艦隊戦アクションゲーム「鋼鉄の咆吼」シリーズのようなライトなゲーム性を想像してしまうが、各艦艇には主砲の仰角、俯角、魚雷の信管作動距離といった概念が存在するなど、かなりリアルな作りになっている。戦闘中も自艦のまわりには前部砲塔、後部砲塔、魚雷発射管の斜線が表示され、操艦中にこれらをリアルタイムで操りながら、主砲/魚雷戦を行なっていかなければならない。単艦操作のゲームといえ、それなりに忙しそうな雰囲気だ。

ロビーの様子。湾口にはチャットルームやシップヤード(ドック)が用意され、沖合に行くとバトルスペースが用意されている

クレジットが貯まったら艦船の改良を行なう。現時点ではどうすれば上級クラスに乗り換えられるのかよくわからないが、ずっと駆逐艦というユーザーもいそうだ

大型艦ばかりで海戦になるのかどうか心配してしまうが、戦前の観艦式を遙かに上回る大艦隊は壮観の一言だ

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□サクセスのホームページ
http://www.success-corp.co.jp/

(2002年3月15日)

[Reported by 中村聖司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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