サミー、コミックそのままの迫力と興奮をゲームに
GBA「頭文字D AnotherStage」

4月下旬 発売予定

価格:5,800円

 サミー株式会社は、ゲームボーイアドバンス用ソフト「頭文字D AnotherStage」を4月下旬に発売する。価格は5,800円。

 「頭文字D AnotherStage」は、週刊ヤングマガジンで連載している「頭文字D」が原作のコマンド選択式レースゲーム。原作のキャラクタや登場する車などはそのままに、新たなストーリーが展開する。

いろいろな人と出会い、ドラテクを教えてもらおう チューンナップも大切。バトルでポイントを貯めてパーツを購入 ライバルから電話番号を聞ければ、いつでもバトルに誘えるようになる

 プレーヤーが操る主人公は、S市に住む免許をとったばかりの高校3年生。拓海や池谷先輩、樹たちと出会いドライビングテクニックを学び、ライバルとバトルを繰り返す。そして、プロジェクトDの3人目を目指し涼介に自分の実力を認めさせるべく、車をチューンナップしドラテクを磨いていく。

車のパラメーターを気にしないで走っていると、コマンドを選んでも上手く走れなくなってしまう
 ゲームは通常のレースゲームと異なり、コマンドを選んでレースを進めていく。例えば、カーブに差し掛かったときに「インベタでいく」、「アウトから攻める」などから選んでいく。そのとき、コースや車の挙動・性能、相手の出方によって結果が変わり、それによって相手との距離が変化。コマンドは時間内に選ばなければならないため、素早い判断が要求される。

 また、「ドリフト」などのテクニックは初めからすべて使用できるのではなく、ストーリーモードで拓海たちから学んだり、バトルで経験ポイントを貯めることで新しく選べるようになる。

 車にはタイヤ、ブレーキ、精神力などのパラメータがあり、それらはレース中に減少していく。無理な攻め方をすると大きく減少し、ドリフトに失敗したり思い通りに走れなくなってしまったりするので、先の展開を考えてコマンドを選択しなければ勝つのは難しい。

ファンにはたませないドリームマッチが再現できる
 ゲームには、通常の「ストーリーモード」だけでなく、これまでに走ったコースや戦った相手と自由にバトルができる「フリーバトルモード」も用意されている。何度も走ってコースを覚えれば、ストーリーモードのバトルの復習をすることもできる。さらに、原作ではなかった夢の対決を楽しむこともできるという。

友達と車を持ち合って対戦しよう
 さらに、ケーブル接続による対人対戦も可能。対戦では、これまでに覚えたテクニックをフルに使い、チューンナップした車同士で戦える。自慢の愛車で戦って、自分がどれだけ強くなったかを確認することができる。

【登場するマシン】
車は3Dで描き起こされており、レースではリアルな動きを再現している。また、ストーリーで登場する車は原作の雰囲気を表現するため、2Dで描かれているという

原作/しげの秀一「頭文字D」(講談社刊『ヤングマガジン』連載)
(C) 2001 しげの秀一/講談社・トゥーマックス・オービー企画
(C) Sammy 2002

□サミーのホームページ
http://www.sammy.co.jp/

(2002年3月1日)

[Reported by 田名網陽平]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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