世界中の人達と第2次世界大戦中の機体で戦闘を繰り広げる
多人数参加型フライトアクション「Fighter Ace III」を日米同時リリース

4月リリース

  パシフィック・センチュリー・サイバーワークス・ジャパン株式会社 (PCCW) は、同社の100%子会社であるVR1が開発した多人数参加型のフライトアクション「Fighter Ace III」を4月に日米同時にリリースすることを明らかにした。

 「Fighter Ace III」はVR1の持つ通信技術「Conductor」の最新版を搭載した多人数参加型ネットワークゲームで、ブロードバンド環境からアクセスしたユーザーとナローバンドからアクセスしたユーザーとでプレイに差がつかないようになっている。

 プレーヤーは、第2次世界大戦当時の日本、米国、英国、ドイツ、ソビエトの5カ国の戦闘機80機の中から1機を選択し戦闘に赴くこととなる。単純にアクションゲームとして楽しむことができるほか、戦車を輸送機で輸送し各地に配備しチームで作戦を立てて戦うシミュレーション要素の高いモードまで各種用意されている。
 タイトルからもわかるようにシリーズ3作目となるが、今回初めて太平洋上での戦いが再現されているという。空母などと戦うことになるため、武器も魚雷を用意。新たな戦いが楽しめるという。
 機体からコクピット内の様子も含めかなりリアルに再現されている。同作品のディレクターによれば「今回最新のゲームにも負けないように、グラフィックには一番力を注いでいる。それにウソを描いてはいけないのでリアリティ溢れるものにした」とコメントしている。

 オンラインゲームと言うことで基本的にオンラインで遊ぶこととなるが、練習用としてオフラインモードも用意されている。ただしあくまでも練習用で、オンラインで遊んで欲しいとしている。また、オンラインで遊ぶ場合、初心者は上級者にすぐに落とされてしまう可能性もあるが、オンライン上でもプラクティスモードが用意されており、上級者が入れない仕組みになっているという。このほかにもサポーターを用意し、初級者のケアを行なっていくという。

 同作品のプロデューサー、デビッド・マクロスキー氏は「ネットワークはすでに5年の実績を積んだシステムであり安定している。これまでの実績では1サーバーで250人まで参加することができた。スペック的にはこれ以上の人数でもアクセスすることができるのだが、最低でも250人は保証できる」と語った。
 リリース当初、米国サーバーしか運営されないが、後々、日本でもサーバーを開設する予定だという。最終的には世界各地にサーバーを設置することで、参加できる人数を増やしていきたい意向だ。気になるサービス利用料金だが、米国では1カ月9ドル95セントとなっている。日本では現在検討中と言うことだが、米国の料金とほぼ同等の1,300円程度を考えているという。

【スクリーンショット】
選べる戦闘機は第2次世界大戦当時の80機の中から選択することが可能となっている
今回のバージョンでは太平洋上の戦いが再現されている。魚雷を発射し、空母を撃沈することも可能
コクピット内も精緻に再現されている。右側の画面はマップ画面


□PCCWのホームページ
http://www.pccw.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pccw.co.jp/News/Pressrelease/2002/0227.html
□VR-1のホームページ (英文)
http://www.vr1.com/
□VR-1のホームページ (和文)
http://www.vr1.co.jp/
□「Fighter Ace III」のページ
http://fa.vr1.co.jp/
□関連情報
【2001年2月23日】PCCWジャパン、ネットワークに強いVR・1を買収
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010223/pccw.htm

(2002年2月27日)

[Reported by 船津稔]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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