エンターブレイン、「ツクール」シリーズ2本を12月に発売
「恋愛シミュレーションツクール2」など

「恋愛シミュレーションツクール2」
12月5日発売
価格:9,800円

「2D対戦格闘ツクール 2nd.」
12月5日発売
価格:9,800円


 株式会社エンターブレインは、特定ジャンルのゲームを手軽に制作できる「ツクール」シリーズの最新作2本を12月5日に発売する。今回発売するタイトルは「恋愛シミュレーションツクール2」と「2D対戦格闘ツクール 2nd.」の2本。対応OSはWindows 95/98/Me/2000で、価格はそれぞれ9,800円。

ヒロインの容姿は眉、目、口、髪、肌などの項目を数十種類のパターンから選んでいくことで設定していく
 「恋愛シミュレーションツクール2」は、コナミの「ときめきメモリアル」シリーズを代表とする恋愛シミュレーションゲームを始め、ビジュアルノベルや恋愛アドベンチャーゲームなどを制作できるツール集。プログラミング技術は一切必要なく、ダイアログからお好みのサンプルを選び、イベントを設定し、あとはテキストを埋め込んでいくだけで簡単にゲームが制作できる。

 ゲームシステムは、シーンの積み重ねで構成される「ビジュアルノベルタイプ」と、プレイ期間を設け、計画を立てて進行させていく「スケジュール管理タイプ」の2パターンに対応し、これらの折衷タイプも制作可能という。サンプルとして収録されているキャラクタデザインには植田亮氏を起用し、男女合わせて130種類以上のキャラクタパターンを用意している。既製の美少女ゲームだけでは飽き足らない人にお勧めの1本だ。

サンプルデータを使って制作されたゲームの例

キャラクターエディタ画面
 「2D対戦格闘ツクール 2nd.」は、カプコンの「ストリートファイター」シリーズに代表される2D対戦格闘ゲームが作成できるツール集。前作に比べ、解像度が320×240ドットから640×480ドットに向上し、2対2や4対4のチームバトルにも対応。アニメーションパターンや技のスクリプトといったサンプル素材も多数収録し、特別なテクニックを駆使しなくても簡単に対戦格闘ゲームを作成できるようになっている。

 ゲーム作成を行なうためのエディタは、キャラクタ、ステージ、デモ、システムの4種類を用意し、それぞれ細かく設定していくことができる。完成したゲームは、単体で起動可能なプログラムとして出力し、第3者に配布、販売できる。ネットワーク対戦には未対応ながら、マイクロソフトのSideWinder Gamepadに対応している。

サンプルデータを使って制作されたゲームの例。攻撃エフェクトだけでも60種類が収録されている

「恋愛シミュレーションツクール2」
(C) 2001 ENTERBRAIN,INC. (C) 2001 MBI Corporation.
「2D対戦格闘ツクール 2nd」
(C) 2001 ENTERBRAIN,INC./OUTBACK

□エンターブレインのホームページ
http://www.enterbrain.co.jp/
□「恋愛シミュレーションツクール2」の公式ページ
http://www.enterbrain.co.jp/digifami/products/renai2/
□「2D対戦格闘ツクール 2nd.」の公式ページ
http://www.enterbrain.co.jp/digifami/products/2dk2nd/

(2001年11月28日)

[Reported by 中村聖司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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