究極の48時間耐久ゲーム大会「Xbox Unleashed」ついに開幕

スタッフがCAGEと称する耐久ゲーム大会の競技場。Xboxのイメージカラーであるグリーンに彩られ、これから48時間にわたってメインステージとなる
11月2日~3日 開催 (現地時間)

開催地:ロサンゼルス、ニューヨーク

 11月2日午前0時から11月3日午後24時まで、48時間にわたって延々と繰り広げられるゲームイベント「Xbox Unleashed」が、ニューヨークとロサンゼルスの2会場において開幕した。ロサンゼルスの会場はテーマパーク「Universal Studios」に隣接するショッピングアーケード「Universal City Walk」。Universal City Walk内の各地にXboxのロゴをあしらった電話ボックスや垂れ幕などがディスプレイされ、City Walk奥の映画館の前にメイン会場となる緑の透明バトルアリーナ“CAGE”が設営された。そして、試合開始1時間ほど前には50人を超すアメリカのゲーマー達が登録所前に長い列を作り、かなりの盛り上がりを見せていた。

 今回のゲーム大会は、勝ち抜き対戦プレーを48時間繰り返し行なうというスタイル。1組16人で同一タイトルの対戦プレーを行ない、その結果によって1位のプレーヤーに5ポイント、2位に3ポイント、3位に1ポイントが与えられる。そして、48時間経過後に最もポイントを稼いだプレーヤー(各会場1人ずつ)が優勝となり、優勝商品のXbox搭載オリジナルSUV「フォード・エクスプローラー・スポーツトラック」が贈られる。

 バトルに使用されるゲームは、対戦格闘ゲーム「DEAD OR ALIVE 3 (テクモ)」、レースゲーム「Project Gotham Racing (Microsoft)」、レースゲーム「Cel Damage (EA)」、スポーツゲーム「Tony Hawk's Pro Skater 2x (Activision)」の4種類で、それぞれが数プレーずつの割合でローテーションされる。出場するプレーヤーは15人ごとに組分けられ、まずプラクティスゾーンに誘導される。プラクティスゾーンでは、係員から対戦に使用されるゲームの操作方法などが説明され、10分ほどフリープレーを行なう。その後バトル会場の“CAGE”に誘導され、実際の対戦プレーが行なわれる。“CAGE”内には8台のXboxが設置され、指定されたゲームの2人対戦プレーを行なう。そして、勝ち抜き方式で順次2人対戦プレーが行なわれ、最終的に1位から3位までが決定される。1位になったプレーヤーは勝ち残りとなり、新しい15人のプレーヤーが補充されるという形で延々と対戦プレイが続くことになる。一度出場登録すれば何度でも対戦プレイに参加できるため、優勝するにはとにかく1回でも多くの対戦プレイをこなした方が有利となるわけだ。

 会場内には、一般の来場者も自由に出入りできるフリープレーゾーンが用意され、Xbox同時発売が予定されているいくつかのタイトルを自由にプレー可能となっている。さらにその横では米国内でチェーン展開しているファーストフード店「TACO BELL」が新作のタコスを、また清涼飲料水メーカー「Sobe」がソーダなどのソフトドリンクを無料で提供しており、プレーヤー達はタコスとソーダで空腹を満たしながら、48時間ゲーム三昧で過ごすこととなる。

 記念すべき第1回戦は、「DEAD OR ALIVE 3」による対戦プレイだった。多くのプレーヤーが同タイトルの初プレーということもあるためか、プレー内容はやや低レベルという印象ではあったが、1位になったプレーヤーは前作をかなりプレーしてるようで、技の繰り出しもスムーズだった。おそらく、時間が経過して上級プレーヤーのみに集約されるようになると、より白熱したプレーが繰り広げられることになると思われる。もちろん、今後も試合経過などを随時レポートしていくので期待してもらいたい。

午前0時をまわったというのに、ゲーム大会への参加希望者が続々と集まり続けている この受付でゲーム大会への参加登録を行なってから、プレビューゾーンへと進んでいく プレビューゾーンでスタッフから競技に利用するゲームのレクチャーを受ける。ここで練習して、いよいよ“CAGE”へ
筋金入りのゲーマー達が目指す商品はこれ。パイオニアのAVシステムとXboxを搭載するフォードのエクスプローラー。ゲーマーにとって夢のクルマ!? 48時間提供され続けるというTACO BELLの新製品「チキン・ケサディーリャ」。試食してみたところ確かに美味。48時間飽きずに食べ続けられるかは疑問だが…… こちらはオフィシャルドリンクのSoBe。ヘルシーが売り物のミックスジュース。もちろん参加者は飲み放題で、好きなフレーバーをオーダーできる
参加者を待ち受けるXbox。“CAGE”のなかには、こうした競技台が8基設置されており、1ラウンド16人で勝者を決定する 皮切りは「DEAD OR ALIVE 3」からということで、コスプレをしたお姉さん達のサービスカットもあり それぞれの競技台にはひとりずつスタッフが配置され、競技の進行を見守っている。16人の中から1ラウンドの勝者を決定するのにおよそ10分程度。これが参加者を次々に入れ替えながら48時間繰り返される
参加者の「DOA3」のレベルは意外にまちまちで、ハイレベルな攻防が見られる競技台もあれば、地味な殴り合いに終始する台もあった 「DOA3」を数ラウンドこなしたのち、ゲームは「Project Gotham Racing」に切り替わった。競技に使うゲームはプレビューゾーンに入ってから知ることになるため、ポイントを積み重ねるには4ゲームすべてにそれなりの技量が求められる 栄えある最初の勝利者となった彼。勝ち残りで次のラウンドも参加できる。彼に新たな参加者15名を加えて、第2ラウンドがスタート。こうしたパターンが延々と繰り返される

□Xboxのホームページ (英文)
http://www.xbox.com/
□Xboxのホームページ (和文)
http://xbox.jp/

(2001年11月2日)

[Reported by 平澤寿康 / 矢作 晃]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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