Eidos、リゾート経営SLG「Beach Life」を来夏に発売
原案はEidos会長のイアン・リビングストン

2002年夏発売予定

価格:未定

砂浜には日光浴を楽しむ人や泳ぎを楽しむ人の姿が見える
 Eidos Interactiveは、世界中のリゾート地をモチーフにした経営シミュレーションゲーム「Beach Life」を2002年夏に発売する。現時点で判明しているのは、開発元がDeep Redというメーカーであることと、原案をEidos Interactive会長のイアン・リビングストン自らが手がけたということのみ。日本での展開などはまったくの未定となっている。

 現Eidos会長を務めるイアン・リビングストンは、Eidos会長という肩書きより、15年以上前に英国を発祥の地として世界中で爆発的な人気を呼んだ「ゲームブック」のベストセラー作家として知られている。彼の代表作「Deathtrap Dungeon」(邦題:「死のワナの地下迷宮」)は、のちにEidosより3Dアクションゲームとしても発売されている。

モーターボートに興じる人々。乗り場前には待ち行列ができている
 PC版「Deathtrap Dungeon」自体はグラフィックエンジン部分が弱かったため、プロジェクトとしては不発に終わったが、今回の「Beach Life」は、灼熱の太陽が照りつける南欧のリゾート地を思わせる、実に自然でメリハリの利いた美しいグラフィックになっている。ビーチで酒を飲む姿やビーチバレーに興じる姿、あるいは男女で自由奔放に抱き合う姿など、浮き世を離れた楽園での人々の生活ぶりを丁寧に描いたゲームになるとのことだ。

 現時点では具体的なゲームシステムはわかっていないが、左下のコマンドメニューや右側のキャラクタリストから想像するに、EAの「Sim People」のような半分コンストラクション、半分鑑賞といったふうな、人々の生活を間接的にサポートしながら、彼らの様々なリアクション見て楽しむようなゲームになりそうだ。

 左上の小マップに映る島の大きさから考えると、かなり広大なマップのようで、随時画面を切り替えながら、人々が事故を起こしたり、不満を抱かないような快適なリゾート地を作り上げていく、という感じだろうか。日本での展開は未定だが、箱庭ファンとしては大いに興味をそそられるタイトルである。

マリンブルーの海辺が美しい。海辺には、催しもの用のステージや、水が直接海辺に流れ込む滝、建設中の建物などが見える

(C) Eidos Interactive Ltd 2000. All rights reserved.

□Eidos Interactiveのホームページ(英文)
http://www.eidosinteractive.co.uk/

(2001年10月26日)

[Reported by 中村聖司]

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