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和風ホラーの恐怖を凝縮した |
価格:未定
テクモ株式会社はこの冬発売を予定しているプレイステーション 2用ホラーアクションアドベンチャー「零~zero~」の最新情報を公開した。この作品はこれまで「Project 0 (仮) 」として制作されてきたものだが、遂にタイトルが決定した。
「零~zero~」では現われる霊などを、主人公“深紅”が古いカメラによって、写真に封じ込めるというこれまでにない方法が採用されている。今回公開されたスクリーンショットによると、迫り来る霊をカメラのファインダーで捉えシャッターをきることで霊を写真に封じ込めるまでが表現されている。
「零~zero~」の映像はシャープなものではなく微妙にノイズっぽい画像を作り上げている。これまでのプレイステーション 2のシャープな画像表現ではあまりにも全てが見えすぎてしまい、“見えない恐怖”が表現されにくかった。今回は高感度フィルムで撮影されたかのようなノイズ感がこれまでとは違った恐怖感を引き出している。また和人形がズラリと並ぶ武家屋敷内部や少女の後ろに潜む少女など、オーソドックスながら根元的な恐怖感がきちんと表現されているようだ。
カメラによるバトルに関しては画面の左下に表示されている数字がフィルムの枚数で、その右側に表示される“文字”は右に向かって表示される数が多いほど封印する力がアップしていることを示している。霊は封印されれると画面左下のフィルム数の上にある“封”の文字が青く点灯する。また、戦いの中でダメージを受けると右下のライフゲージが珠が割れるように消えていく。このほかにもスクリーンショットには“SPIRIT”と書かれたメーターが表示されていることから、精神力が戦闘にかかわってくるのかもしれない。
和風ホラーとしてはひさびさに期待度の高いこの作品。また続報が入り次第お伝えしていくつもりだ。
□テクモのホームページ
http://www.tecmo.co.jp/
□「零~zero~」のページ
http://www.tecmo.co.jp/product/pzero/index2.htm
□関連情報
【7月27日】カメラで霊を倒すホラーアクションアドベンチャー
テクモPS2「Project 0(仮)」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010727/tecmo.htm
(2001年9月28日)
[Reported by 船津稔]
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