最新作から定番の音楽ゲームまで、充実のラインナップを誇る「コナミブース」レポートをお届けしよう。

■ 体感ゲームや音楽ゲームを中心に出展

　3Dセンサーを使った体感ゲームの最新作「ザ・警察官2 全国大追跡スペシャル」、「剣（TSURUGI）」や、同名の劇場映画を題材にしたガンシューティング「ジュラシック・パークIII」などを出展。音楽ゲーム「ポップンミュージック」、「ビートマニア」シリーズも相変わらずの人気ぶりで、ブース内は多数の来場者で常に賑わっていた。

●ジュラシック・パークIII

　劇場映画「ジュラシック・パークIII」を題材にしたガンシューティングゲーム。2人同時プレイが可能。
　筐体にはセンサーが取り付けられており、足元に示されたガイドどおり左右に動くことで恐竜たちの攻撃を回避する。大型湾曲スクリーンを採用しており、映像の投影箇所を可動させるといった臨場感あふれる演出が楽しめる。

●剣（TSURUGI）

　3Dセンサーシステムを使ったアクションゲーム。刀型コントローラを振り回した角度や振りの大きさを検知して、刀がどこを切ったかを読み取る。タイミングや振りの大きさでダメージも変化。足元のフットペダルを踏み込めば、遠い間合いの敵に対して大きく踏み込みつつ攻撃することができる。剣力ゲージを満たせば、必殺技を発動することもできる。

安全のために柄から先（刃）がないため傍目にはちょっとアレだが、臨場感は相当なモノ。ダメージを受けた場合、刀型コントローラから震動が伝わる

●ザ・警察官2 全国大追跡スペシャル

　剣（TSURUGI）同様、3Dセンサーを使ったアクションシューティングで、新宿を舞台に指定暴力団「極道会」と戦う「ザ・警察官 新宿24時」の続編。今回は一連の事件に香港マフィアが絡むほか、意外な黒幕も登場するという。
　「全国大追跡スペシャル」とあるように、ゲーム中には日本各地の有名都市がそのまま登場。プレーヤーはキャラクタ4人、使用する銃のタイプ、難易度を選択して、暴力団犯罪へと立ち向かう。

今回はキャラクタ4人、銃、難易度が選択可能となっている

●ポップンミュージック7

前作よりもさらに増えた収録曲。ファンなら全部覚えるしかない

　人気の音楽ゲーム「ポップンミュージック」シリーズ最新作。「オールナイトニッポン」、「宇宙戦艦ヤマト」といった有名曲など、新ジャンル30曲以上を追加。
　2人専用モード「バトルモード」にミニゲームイベントが搭載され、相手のプレイを邪魔するといった駆け引きが楽しめる。上手にプレイすると、プレミアムムービーが流れるといったご褒美も用意されている。

●セレブリティスタジオ

「美肌」仕上げにこだわったシール機

　画質にこだわった新型シール機。色合い自動調整プログラムシステムにより、被写体の肌が美しく映えるプリント品質を実現しているという。カメラアングルは、コンピュータ制御による操作で地上高約55cm～160cmをカバー。

　人気雑誌のモデルが撮影用のお手本ポーズを示してくれるほか、カメラ横の5インチモニターで自身のポーズを確認できる。「証明写真モード」では、運転免許証、履歴書、パスポートなどに使用できるシールを撮影してプリントアウトすることができる。

●ヒエヒエペン太

ペン太の周囲から人垣が途切れることは（中身が無くならない限り）なかった……

　冷凍機構付きのプライズ機。ケース内の温度を氷点下に保つことにより、景品としてアイスクリームやアイスキャンディーを入れておくことが可能。冷凍機構を使わなければ、お菓子やキーホルダーなどの一般プライズ景品も利用できる。景品ケース内の容量は40リットルで、通常サイズのカップアイスであれば約40個、ミニキャンディータイプであれば約100個が収納可能。

　余談ながら「（コナミブース内で）アイスを食べている人が多いなぁ……近くで売っているにしてもブース内はマズイだろ」と不思議に思っていたが、この「ヒエヒエペン太」を発見して思わず納得。ただ、（別に良い子ぶるワケではないが）ゲットしたアイスをその場で食べるのは如何なモノかと。食べるなら休憩所に移動しましょう。

(2001年9月20日)

[Reported by 北村孝和]