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「第39回アミューズメントマシンショー」 |
ファンならずとも目を引くタイトル |
●頭文字D Arcade Stage
原作同様、峠を舞台に走り屋たちと公道バトルを展開するレースゲーム。「バーチャファイター4」や「バーチャロン フォース」同様にカードシステムが採用されており、プレーヤーは自分の車を自由にチューンナップできる。カードには勝敗などの情報も記録される。なお、絵柄には多数の原作イラストを用意するとしており、コレクターズアイテム的な要素も付加されている。
1人用ゲームには「公道最速伝説」モードと「タイムアタック」モードの2種類がある。「公道最速伝説」モードでは、4つの峠ごとに用意された4人のライバルたちとバトルを行なう。
看板や筐体に熱い視線を投げかける人多数。正式稼動が待ち遠しくて仕方ないだろう | 峠といえばドリフト走行。強引にカウンターを当てつつ力強くカーブを駆け抜ける。思わず気分は拓海か高橋兄弟!? |
●ルパン三世 THE SHOOTING
1P側が「ルパン」、2P側が「次元大介」になり、宿敵マモーにさらわれた「峰不二子」の救出を目指すガンシューティング。命中精度や連射力を競うなど、各ステージごとにクリア条件が異なっている。放映当時のテレビ映像や音声がゲーム中に使われており、「あ、このシーンってさぁ……」などと、友だち同士で楽しそうに喋りながらプレイしている人の姿も見受けられた。ガンシューティングならではの取っ付きやすさも特徴で、恐らくはルパンを知らないであろうと推察される年頃の子も結構プレイしていたのが印象的。
「赤ルパン」のノリでテンポ良く敵を倒していきたいトコロ。ガンコントローラによる操作はちょっと忙しそうだった |
●THE KING OF ROUTE66
日本で言えば「暴走トラック野郎、ここに参上!!」といったところか |
ゲームモードはシングルプレイと対戦プレイの2種類。シングルプレイでは制限時間内に荷物を目的地まで運ばなければならない。対戦プレイは、制限時間内に先にゴールへ到着したプレーヤーが勝ちとなる。出展バージョンは約50%の開発度となっていた。
●ダービーオーナーズクラブ2
競走馬の育成や調教を行ない、レースを勝ち抜いていく競馬ゲーム。メイン画面では常にレースが行なわれるようになり、プレーヤーは馬の状態を判断して出走か調教を選択する。同程度の実力を持つ相手と戦えるよう、レースをSS、S、A、B、Cの5つに区分するランク制が導入されている。音声合成により、競馬実況でおなじみの「山本アナウンサー」が、レース中にプレーヤー馬の名前を実況してくれる。レース展開は、馬の脚質に合わせた騎乗よりも他馬の動きを踏まえた駆け引きが重要になっているという。
なお、前作のカードは「ダービー オーナーズ クラブ2000」の親馬カードのみ使用可能となっている。
ランク制の導入により、初心者でも安心してプレイできるのがいい |
●La キーボードュ
入力スピードだけではなく、頭を使うタイピングゲーム |
クイズ要素を取り入れたタイピングゲーム。画面に表示される「国語」、「算数」、「理科」、「社会」、「英語」、「体育」といった問題をキーボードによる入力で答える。
各教科に応じて、キャラクタの髪型や服装が変化。高得点を取ることで頭脳や外見を磨くことができる。2人協力プレイ時は、タイミングを合わせて入力することにより、さらに得点がアップする。
●電脳戦機バーチャロン フォース
2対2による戦闘は、無限の戦略バリエーションを持つ。勝利の鍵は、やはりコンビネーションか |
3D対戦アクション「電脳戦記バーチャロン」シリーズの最新作で、2対2によるチーム戦を実現。プレイデータや戦績を記録するカードシステムを搭載。
「VO4パイロットライセンスカード」を導入することにより、新機体へ乗り換え、階級システム、戦闘データ閲覧、プレーヤーの戦い方を学習させることでAIを僚機として使えるAI育成機能などのサービスが利用可能になる。
●斑鳩(いかるが)
属性を切り替えて敵弾を吸収。パターンの作り甲斐があるゲームといえる |
3Dポリゴンによる緻密なグラフィックが美しいシューティングゲーム。自機と敵弾にはそれぞれ「白」と「黒」の属性があり、同じ属性の場合は“当たった敵弾を吸収”できる。敵弾を吸収すると画面下のゲージにエネルギーが溜まる仕組みになっており、ショットボタンと属性の切替ボタン同時押しで強力なホーミングレーザーが繰り出せる。
同じ属性の敵を倒すと多量の撃ち返し(反撃弾)がきたり、敵との属性が反対のときショットの威力が2倍になったり、同じ属性の敵を3機倒すごとにチェーンボーナスが入るなど、パターン作りやスコアアタックが実に熱いゲームとなっている。
(2001年9月20日)
[Reported by 北村孝和]
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