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Xbox、2月22日発売! 価格は未定 |
価格未定
Xbox事業部事業部長の大浦博久氏 |
発表会において同社Xbox事業部事業部長の大浦博久氏は、Xboxの優位点について改めてグラフィックと音に関しての優位性を強調。「グラフィックが高度な点は圧倒的で、HDTVなど家庭用ディスプレイがここ数年でより良くなった瞬間、Xboxの良さがわかるだろう。また、音に関しても素晴らしい。ミサイルなどが発射された時、音がきちんと移動している。映画のDVD-Videoなどでは実現されているが、リアルタイムにドルビーデジタルサラウンド5.1chをデコードできるのは現状のゲーム機の中ではXboxだけだ」とコメント。
さらにネットワーク関連については、「PCと接続するわけでなく、Xbox同士で接続し、いついかなる時でもレイテンシを確保し、同じ感動を与えることができるようにしたい」と語ったが、「ネットワークに関しては、東京ゲームショウまでに別途発表の機会を考えている」とし、具体的な内容に関しては明らかにされなかった。
DVD-Videoの再生機能については、Xbox本体は再生に対応しているだけでそれだけではDVD-Videoを再生できない。同時に発売されるリモコンを購入することによって初めて再生が可能になるという。これに関して大浦氏は「Xboxはゲーム機であり、DVD-Videoの再生はできなくても良いと思っている。このため、DVD-Videoを再生したい人は別途リモコンセットを購入してもらうことになる」とゲーム機であることを強調していた。
本体セットに同梱されるのはAVケーブルとコントローラーが1つ。本体の発売と同時にサードパーティからコントローラが発売されるほか、マイクロソフトからも若干違うコントローラが発売されるという。
本体と同時発売ソフトについては、12本から20本になる予定で、価格については6,800円を中心に考えられているという。ちなみに米国における同時発売タイトルは15タイトルから20タイトル程度。
発売日に関しては「これまで米国と同時期に発売すると言ってきたのであって、米国と同日発売とは言っていない。確かにクリスマスをはずしたのはキビシイが、クリスマス商戦に米国で発売し、勢いに乗ったところで日本でも発売するというのが良いと思う。ゲーム機の寿命としては6年間程度を想定しているので、そのなかで1カ月~2カ月ずれることはそれほど影響しないと思う」とコメントした。価格に関しては「戦略的な価格設定となるので、まだ発表できない」とし、かなりギリギリになって発表されるようだ。
大きなスクリーンいっぱいに「2月22日発売」と表示された | 最終的に固まった仕様。CPUはPentium III 733Mhz | 米国に続いて日本でもXboxの箱を持ってみました。ちなみにソフトのパッケージはDVD-Videoと同じサイズです。本体の化粧箱がどれほどの大きさかわかります? |
コントローラはわりと小さめ。けっこう持ちやすい大きさ | メモリーを入れるスロット。2つはいる |
(2001年8月27日)
[Reported by 船津稔 / Photo by 矢作 晃]
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