「任天堂スペースワールド2001」一般ユーザーズデー開幕

8月24日~26日 開幕

入場無料

 任天堂株式会社は、この秋から冬に向けて発売される予定のゲームキューブ用タイトル、ゲームボーイアドバンス用タイトルを自由に遊ぶことができるイベント「任天堂スペースワールド2001」を24日に引き続いて開催した。24日は招待券が必要だったが、25日と26日は一般ユーザーズデーで、入場無料で誰もが入ることができる (入場者多数の場合、入場制限が行なわれる場合がある)。

 会場でもっとも人気のあったタイトルは、ズバリ「大乱闘スマッシュブラザーズDX」。このタイトルは、会場の一角を使って大会も行なわれていることもあってか大人気。2人~4人対戦コーナーは1時間15分待ち (14時頃) で、1人プレイコーナーは1時間程度の待ち時間。大会は「プレミアムファイト!」と題された大会で、4人対戦で勝ち抜けたユーザーがさらに勝った者同士で対戦を行ない勝ち抜いていく。3回勝ち抜けると、“スマブラオリジナルバック”がプレゼントされる。1回勝ち抜けるごとにより豪華なステージで戦わなければならず、徐々にプレッシャーがかかってくる。このプレッシャーにうち勝った人だけがバックを手にすることができるわけだ。
 大会は常時行なわれているが、参加するためには約1時間30分待ちの列に並ばなければならない。どうしても参加したい人はお早めにどうぞ。

 ちなみに任天堂が発売を予定しているソフトで人気の高かったソフトは、前述の「大乱闘スマッシュブラザーズDX」のほか、「スターフォックスアドベンチャー ダイナソープラネット」、「ルイージマンション」といったところが約1時間待ち。
 面白かったのは、AIアクション「ピクミン」を遊んでいる人たち。ほかのソフトが比較的子供中心の列だったが、このソフトは年齢層がちょっと高い人が数多く見受けられた。これまでにないタイトルで、子供だけでなく大人がやっても楽しく、驚きのあるソフトということだろう。ちなみに「ピクミン」は45分待ち。

 サードパーティの出展したニンテンドーゲームキューブ用タイトルの中で一番人気が高かったのが、セガが出展した「SUPER MONKEY BALL」。手軽に楽しめるし、なによりかわいくてきれいなグラフィックスが魅力。セガはこのほかにも「ソニックアドベンチャー2 (仮)」や「PHANTASY STAR ONLINE (仮)」、「VIRTUA STRIKER3 ver.2002 (仮)」など精力的に出展しており、いずれも人気を集めていた。
 注目の「PHANTASY STAR ONLINE (仮)」のオンラインプレイはやはり注目のタイトル。こちらも年齢層が少々高いユーザーが列をなしていた。また、画面4分割によるプレイでは試遊台の前に4人が集まりプレイするため、少々窮屈なようだった。

【ゲームキューブ試遊台】
会場でもっとも人気があったのがこの「大乱闘スマッシュブラザーズDX」だ。2人~4人対戦コーナーで1時間15分待ち。これは午後になり少々人が減ってきてこの程度。1人プレイコーナーは1時間程度の待ち時間 子供にプレイ方法を教えている係員の方。「ピクミン」に関して言えば、高い年齢層のユーザーの支持が高かったように思われた

【スマッシュブラザーズDXプレミアムファイト!】
「大乱闘スマッシュブラザーズDX」プレミアムファイト!の4人対戦で3回勝ち抜けると、“スマブラオリジナルバッグ”がもらえる。勝ち進むに従ってステージも大きくなっていく…… で、1回戦に参加するためには、まずこれだけ待たなければならない。会場でもっとも人口密度が高かったところ 1時間30分待ち。プレイ時間は基本的に1回戦うだけなので2分。日曜日に行く人はそれなりに覚悟して行った方がいいかも

【ゲームキューブ サードパーティ試遊台】
サードパーティでもっとも人気のあったソフトが、セガの「SUPER MONKEY BALL」。キャラクタもかわいいし、わかりやすいシステムで、取っつきやすいためかもしれない こちらは違った意味で人気を集めていた、同じくセガが出展していた「PHANTASY STAR ONLINE (仮)」。やはりオンライン対戦台がこの人気。1画面4分割対戦台は4人のプレーヤーが1台の試遊台の前に集まり、ちょっと窮屈そう


 年内に発売される予定の、「ポケモンカード★e」と「カードeリーダー」のコーナーも会場の一角に設置されている。コーナーの表ではステージが用意されており、そこでは「カードeリーダー」の遊び方を説明していた。カードに記録されているデータの読みとりに関して、子供は早くカードを通してしまい、リーダーが読みとれないことがあるらしく、説明員はしきりに「1、2と数を数えながらカードを通してね」と説明していた。
 コーナーの中は簡単な個室になっていて、じっくりと「ポケモンカード★e」を遊ぶことができる。待ちきれない人は是非とも体験してみてほしい。

【ポケモンカード★e コーナー】
「ポケモンカード★e」のコーナーが用意されている。表ではカードの遊び方をカードeリーダーを使って実演していた。このコーナーの中では簡単な個室がいくつか用意されていて、そこで試しにじっくり遊ぶことができる コーナーの裏には歴代ポケモンカードが展示されている。その中には「ポケモンカード★e」もこのように展示されている


物販コーナー。人気のある商品は売り切れていたが、商品は基本的に潤沢に用意されていた模様。「ゼルダの伝説 懐中時計」は高級感が漂うデザインの割にやすくて大人気で売り切れ ステージでは時間ごとにイベントが開催されていた。入場時に配布される小冊子の48ページにステージイベントスケジュールが記載されているのでチェックのこと

ゲームボーイアドバンスのコーナーはゲームキューブに比べてゆったりとしたスペース。傾斜センサー搭載のパズルゲーム「ハッピィパネッチュ!」などが人気 マリオやボンバーマンなど各種キャラが会場を歩いているので、気軽に一緒に写真を撮ろう 会場の最寄り駅となる海浜幕張駅。フロム・ソフトウェアが垂れ幕を設置していた。お題はもちろん「RUNE」。カメや鮫がプリントされており、「You need knowledge. RUNE from FROM SOETWARE」と書かれている (knowledgsのほかにspeedなどがあった)

□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□「任天堂スペースワールド2001」のページ
http://www.nintendo.co.jp/n10/sw2001/index.html

(2001年8月25日)

[Reported by 船津稔]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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