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イマジニア、今秋発売予定の新作2本を発表 |
イマジニア株式会社は、「オペレーションフラッシュポイント」に続く、新たなPCタイトル2本を発表した。1本目はレースゲームに強いイマジニアらしい、ネットワーク対応レースゲーム「e-Racer」(開発元はRage Software)。2本目は、「Colin McRae Rally」「Operation Flashpoint」など、数々のヒット作を生み出している欧米有数のヒットメーカーCodemastersの新作アクションゲーム「Blade of Darkness」。e-Racerは日本語マニュアル付き英語版、Blade of Darknessは完全日本語版としてそれぞれ発売される予定だ。
美しいグラフィック。実際にプレイしてみるともっと美しく感じる |
e-Racerの最大の特徴は、そのタイトル名が示しているようにインターネット対戦を徹底的に重視したゲームシステムにある。専用サーバーがあるのはもちろんのこと、専用サーバーにおける全ユーザー全レースの結果をサーバー上に蓄積できる仕様になっており、完全リアルタイムでの世界ランキングバトルを実現している。素晴らしいのは、サーバー上で行なわれているレースを自由に観戦できるところで、観戦に限っては56Kbps程度の通信速度でも快適なレース観戦を楽しむことができる。
こういった意味では史上初のオンラインレースゲームとも呼べる本作は、「ON-LINE」モードのほかにも「ARCADE」「TIMETRIAL」「REPLAYS」といったゲームモードを備え、遊びごたえ抜群の内容となっている。ハイクオリティのグラフィックにも注目したい。発売が楽しみなレースゲームだ。
車のボディには環境マッピングが施され、照りや映り込みが自然な雰囲気で表現されている。興味を覚えた方はぜひDEMO版を試してみてほしい |
影はリアルタイムで演算/描画され、キャラの位置や向きによってさまざまに形を変える |
海外のアクションゲームとしては珍しくモーションキャプチャーを採用し、キャラクタの動きをリアルに再現している。また、ファンタジー世界ではお馴染みのモンスターたちもそのインテリジェンスに応じて、さまざまな戦術を使ってプレーヤーを殺しにかかってくるというからおもしろい。ゲームには、剣やマジックウェポンなど100種類以上の攻撃手段が存在し、フィールド上に配置されているテーブルやグラス、イスといった各種オブジェクトは掴んで投げることも可能だという。こちらも発売が楽しみな1本だ。
どの画面も光と影が効果的に使用されている。少しわかりにくいが、右下の画面で中央の敵キャラの内股にまとわりつくように照らすライティングがうまい |
□イマジニアのホームページ
http://www.imagineer.co.jp/pc/index.html
□関連情報
【5月22日】本日到着! DEMO & PATCH 「e-Racer DEMO版」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010522/demo0522.htm
(2001年8月22日)
[Reported by 中村聖司]
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