SCEI、PSソフト販売に関する公取委の審決の受け入れを発表

8月2日 発表

 公正取引委員会は、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)がプレイステーションソフトについて小売り店に対して行なっていた販売方法に関して、独占禁止法が定める「不公正な取引再販売価格の拘束」、「拘束条件付き取引き」に該当するとして、同様の販売方法を行なわないように求めた審決書をSCEI側に8月2日付けで送付したことを発表した。

 SCEI側もこれを受け入れることを発表。「ソフトの価格についてはすでに市場で自由に形成されていることは審決においても認定されている」、「ソフトの卸売販売の制限については契約条件の意義がなくなったと判断し、既に契約書からPSに関する契約条件を削除している」とし、「審判の過程で尽くされた議論を反映し、当初の排除措置に対し、当社の主張が勘案されたものと判断し、これを受け入れることといたしました」としている。

□SCEIのホームページ
http://www.scei.co.jp/
□公正取引委員会のホームページ
http://www.jftc.go.jp/
□ニュースリリース
http://www.scei.co.jp/corp/pdf/010802.pdf
□株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントに対する審決について(公取委)
http://www.jftc.go.jp/pressrelease/01.august/01080201.pdf

(2001年8月3日)

[Reported by 佐伯憲司]

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