ソニー、2001年度第1四半期の決算発表で プレイステーション関連の出荷台数などを公表
7月26日 発表
ソニー株式会社は、同社における2001年度第1四半期の業績を発表。それにともない、分野別業績でプレイステーションなどのゲーム分野についても詳細な業績を発表した。
ハードウェアでは、プレイステーションが321万台(前年同期63万台)を出荷し、現在までの累計出荷台数は8,544万台となった。また、プレイステーション 2は、434万台(前年同期113万台)出荷して累計1,495万台となった。なお、プレイステーション 2のコストダウンが順調に進んだため前年同期に比べて損益は改善したが、ハードウェアの製造に関する費用負担により営業損失を計上した。
他社製作分を含むソフトウェアは、プレイステーション用が1,800万本(前年同期2,000万本)を出荷し、これまでに累計本数7億8,300万本を出荷。プレイステーション 2は、1,150万本(前年同期170万本)出荷して大幅増となっており、累計4,980万本となった。
日本では、プレイステーション 2のハードウェアとプレイステーションのソフトウェアの売上が減少し、全体としては減収。海外においては、米国でプレイステーション 2がハード・ソフトウェアともに好調で大幅な増収となった。また欧州では、PS oneのハードウェアとプレイステーション 2のハード・ソフトウェアの売上が大きく、こちらも増収となった。これにより、ゲーム分野全体で見ると、今期の売上は大幅に増加している。
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□2001年度第1四半期連結業績のお知らせ
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/Financial/FR/2001-7-26j/
(2001年7月26日)
[Reported by 田名網陽平]
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