サクセス、オンラインゲームポータル「GAMESPACE24」開設

6月20日 サイトオープン



 株式会社サクセスは、対戦ゲームのポータルサイト「GAMESPACE24」のサービスを開始した。

 「GAMESPACE24」では、すでに60万人の会員を有する「東風荘」や米長邦雄永世棋聖がチャット指導するといったサービスを行なっている将棋倶楽部24の「将棋道場」といった人気コンテンツをまとめている。ゲームコンテンツの課金などに関してはそれぞれのサイトの方針に任されるため、「GAMESPACE24」のなかで有料のコンテンツと無料のコンテンツが混在することとなる。
 サクセスとしては「GAMESPACE24」では利益が上がらないが、各種コンテンツのソフトをパッケージとして販売する事で利益を確保する。ソフトを無料でダウンロードさせているサイトやJavaアプレットを使っているコンテンツサイトもあるが、今回サクセスがパッケージとして販売するのは新たに思考ルーチンなどを搭載したり追加要素を加えたものとなる。
 マッチングを行なうロビーサーバーにはボイスチャットも採用されるが、3カ月後からとなる。このほかにも「お絵かきロジック」や「クロスワード」、「ナンクロ」といったパズルをJavaアプレットで提供する。こちらも提供は秋以降となる。

 今回公開されたコンテンツは「東風荘24 (8月末サービス開始予定) 」、「将棋道場24 (6月29日発売) 」、「平成棋院24 (6月29日発売) 」、「オセロワールド24 (6月29日発売) 」、「カラオケ天国 (7月末) 」、「大東京25時 (9月末サービス開始予定) 」、「GODIUS (9月末サービス開始予定) 」、「VirtualPool (半年後) 」。対応OSはWindows。
 「大東京25時」は刑事と犯人に別れて対戦するゲームで、人質を確保すれば刑事の勝ちで、30ターン逃げ切れば犯人の勝ち。「GODIUS」は韓国で制作されたオンラインRPG。「VirtualPool」はInterplay制作のビリヤードゲームの傑作。日本語に移植されるだけでなく日本にゲームサーバーを置き、プレイできるようにするという。

 現在はPC版だけだが、すでにPS2のバージョンの開発もかなり進められており、2001年末から2002年初頭にかけて発売が予定されている。

「GAMESPACE24」に参画を予定している関係各社がズラリと並ぶ 米長邦雄永世棋聖。将棋道場24においてチャット指導などを行なっているという。参加人員はどんどん増えている 平成棋院。6月29日に発売されるパッケージ版「平成棋院24」ではIGSパンダネットサーバー接続できるほか、観戦した棋譜を記録し、オフラインでPCに引き継がせて対局することも可能
オセロ。こちらももちろん観戦モードが付いている 韓国のオンラインRPG「GODIUS」。3カ月後の9月サービスイン予定 9月頃サービスイン予定の「大東京25時」オンライン鬼ごっこといった感じのゲーム
Interplayの「VirtualPool」。日本語にローカライズするほか、対戦サーバーを日本に設置する予定 発表会にも参列したコナミのオンラインシステム「KONAMI Online.com」のスケジュール

□サクセスのホームページ
http://www.success-corp.co.jp/
□「GAMESPACE24」のページ
http://gamespace24.net/

(2001年6月20日)

[Reported by 船津稔]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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