コナミとタカラ、赤外線利用の小型玩具 「MICRO IR デジQ」
10月下旬 発売
価格:4,980円(スターターキット)
2,980円(MICRO IR デジQ)
コナミ株式会社と株式会社タカラは、赤外線を利用した新玩具「MICRO IR」シリーズを共同で商品展開すると発表した。シリーズ第1弾は小型ラジコン「MICRO IR デジQ」で、スターターキットを4,980円、「MICRO IR デジQ」を2,980円で、10月下旬にそれぞれ発売する
「MICRO IR デジQ」は、ゼンマイ動力で走るタカラの人気玩具ブランド「チョロQ」をモチーフにしたもの。全長約5センチの本体に、CPU、赤外線受光部、小型モーター、ニッケル水素電池を搭載。10分の充電で15分間の走行が可能。プロポは単3電池4本で稼動する。小型モーターは2個搭載されており、直線やカーブなど状況に応じて最適な回転数を計算するTCS機能を装備している。
プロポ側のRAMには、加速性能、サスペンション、ブレーキ、ターボなどの項目が標準設定としてプログラミングされているが、今後はこれらのRAM情報を自由に変更できる“スペシャルプロポ”を投入するほか、スペシャルプロボで使用可能なセッティング情報が入った「パスワード」や「データ診断」などのサービスを、携帯端末コンテンツから提供できるよう開発を進めているという。
10月下旬に発売される車種は「SKYLINE GT-R(R-34)」、「SKYLINE GT-R(KPGC10)」、「LANCER EVOLUTION VII」、「COX NEW Beetle」の4種類が予定されている。
両社が共同で商品展開を行なう「MICRO IR」シリーズは、コナミが開発した赤外線遠隔操作システム「MICRO IR(IRは赤外線の意)」を搭載した玩具のことで、本体およびプロポ(コントローラー)に、ROM、RAM、メモリーを内蔵した8bit小型CPUを搭載。赤外線によりデジタルデータそのものを相互通信できるほか、受信アンテナ不要、低消費電力、短時間で充電が可能などの特徴を持つ。
また、携帯ゲーム機に表示されたパスワード、操作性、バージョンアップなど、セッティングプログラム情報をプロポに入力して、玩具本体の動きに反映させることも可能となっている。
シリーズ第2弾は、コナミより鉄道模型をモチーフとした「MICRO IR デジトレイン」を11月に予定。来期以降は、両社でシリーズ新作を1タイトルずつ発表していくという。
□コナミのホームページ
http://www.konami.co.jp/
□タカラのホームページ
http://www.takaratoys.co.jp/
□ニュースリリース(PDF形式)
http://www.takaratoys.co.jp/company/pdf/010607_1.pdf
(2001年6月7日)
[Reported by 北村孝和]
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