バンダイ、平成13年3月期の連結決算を発表
ワンダースワンカラー、次期は大作を続々投入

5月10日 発表

 株式会社バンダイは、平成13年3月期の連結決算短信を発表した。同社の国内外を合わせた当期連結売上高は約2,170億円(前期比4%増)、当期営業利益は約158億円(前期比116%増)、計上利益は約163億円(前期比108.2%増)と大幅に増加。
 なかでも当期純利益は、約128億9千万円(前期比906.7%増)と、飛躍的な数字の伸びを記録している。

 ゲーム機などが含まれるトイ・アミューズメント事業の売上高は約1,847億円(前期比6.3%増)で、営業利益は約133億円(前期比68.1%増)。今期は新型携帯ゲーム機「ワンダースワンカラー」や自律型の猫型ペットロボット「BN-1 わがままカプリロ」などの新規商品を投入したほか、「仮面ライダークウガ」、「おジャ魔女どれみ#(しゃーぷっ)」、「ガンダム」、「デジタルモンスター」などが売上に大きく貢献しているという。

 「ワンダースワンカラー」は当期中に110万台を販売し、次期(平成14年3月期)には大作ソフトを相次いで投入する予定。携帯電話機向けコンテンツサービスも好調で、平成13年4月末現在で同社サービスへの加入者総数は400万人を突破している。

□バンダイのホームページ
http://www.bandai.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.bandai.co.jp/press/press_P00107.html

(2001年5月10日)

[Reported by 北村孝和]

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