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セガ、ヒットメーカーの「電脳戦機バーチャロン フォース」 |
2対2になり、ステージ構造も複雑化したため、レーダーのついた対戦画面。ロックオン切り替えは両ターボボタン同時押し |
ロケテスト期間:4月14~22日
今回のバージョンのキャラセレクト画面。カード使用時はこの画面でカードをスロットに挿入する |
登場機体で確認できたプレーヤー機体は、「テムジン」、「ライデン」、「フェイイェン」、「マイザー」、「ボックス」、「アファームドJ」の6機体。これは以前行なわれたロケテストと同じ。対CPU戦闘においては、「スペシネフ」の姿も確認できた。
基本的なルール、システムは以前紹介したものに変更はなかった。ステージは全体的に大型化し、障害物もかなり多め。一定間隔で上昇、下降する障害物もあった。形は四角だが、2辺がとても長い通路のようなステージなど、今までのシリーズにない構造のステージが見受けられた。高低差も激しく、穴のような構造のものも確認。攻撃による相殺があまりなく、敵弾は障害物で回避するという感覚が強い。
2対2の対戦を実現した「電脳戦機バーチャロン フォース」は、今回、「磁気カードシステム」を導入。筐体には各シートごとにカードスロットが装備され、ツイン筐体の他に、カードの発行、記録更新を行なう「カード発行&情報閲覧端末(VO4ターミナル)」が併設されている。この「VO4ライセンスカード」は今回のロケテスト期間のみ有効ということらしい。
【VO4ターミナル スクリーンショット】 | |
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新規にカードを作るか、データの引き継ぎを行なう画面。どちらもお金がかかる | 昇進の報告もここで行なわれる。司令部からのメッセージが出た場合、内容の確認は無料 |
戦歴の閲覧、出撃可能回数の確認も行なえる | 新機体の支給。ゲームオーバー時点のメッセージに注目 |
そしてカードシステムの最大の特徴ともいえるのが、プレイ後に表示されるインフォメーションにより、「カードを使ってプレイを繰り返すと司令部より同系列の新型機体が支給される」という点。この新型機体の授与は、多少の個人差はあるものの、司令部規定により、勝ち負けに関係なく、カードを使用してプレイするプレーヤーに支給されるという。
具体的には、コアとなる機体が変化するのではなく、装備されている武装(レフト、ライト、センターの3種)が変化するバリエーション機体への乗り換えを勧められる。戦歴の確認、出撃可能回数の確認、新機体の授与に関しては、すべてターミナルにカードを挿入することで可能(このデータ更新は無料)。
新機体の授与に関しては、あくまで勧められるだけで、乗り換えてもいいし、乗り換えないという選択も可能。新機体は「VO」ファンには懐かしい武装など、見た目にも楽しいバリエーションが確認できたが、今回はあくまでロケテストなので、完成時にはまだまだ変更が予想される。基本機体に関してもまだ全てが登場していないとのことなので、まさに完成が待ち遠しい一作だ。
【新機体のバリエーション】 | ||||
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新たなバリエーションが提供される場合、ベースとなる機体から複数の機体へ派生していく。基本的に武装が変化していく模様 |
□セガのホームページ
http://www.sega.co.jp/
□ヒットメーカーのホームページ
http://www.hitmaker.co.jp/
□製品情報
http://virtual-on.dricas.ne.jp/vo4/VO4_title.html
□関連情報
【2000年12月18日】ヒットメーカー、2対2の4人同時対戦が可能な「電脳戦機バーチャロン フォース」発表
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20001218/sega.htm
(2001年4月20日)
[Reported by 佐伯憲司]
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