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セガ トイズ、インターネットに接続できる |
価格:PICO リニューアル版 12,800円
ピコタウンへでかけよう! 7,800円
セガ トイズの代表取締役社長、国分功氏 |
PICOは、専用の絵本カートリッジを使用し、ゲーム機のようにテレビに表示させる知育玩具。発売8年目となるが、本体を270万台出荷、ソフトは200タイトルで累計900万本を出荷。同社によればターゲット認識率90%という大ヒット商品。
「ピコタウンへでかけよう」では、PICOとパソコンをUSBケーブルで接続。PICOを絵本デバイスとして使用し、インターネット上のピコタウンに接続し他の子供達とチャットなどのコミュニケーションや鬼ごっこなどのゲームなどを楽しむことができる。感覚としては子供版のハビタットといった印象に近い。
自分の分身となるキャラクタは名前のほか性別、髪型や体型を設定できる。入力はPICOから行ない、50音の入力のほか、ペン入力装置から絵を描くことも可能。まだ文字のわからない子供でも絵だけでチャットに参加できるように「お絵かきチャット」を搭載。通常キャラクタの頭上に文字が表示されるが、文字の変わりに絵が表示される。
ピコタウンのネットワーク部分に関してはのネクステック、ナップデジタルコミュニケーションズらと共同で開発。エンジン部分に関しては、ネクステックのPC用ネットワークRPG「ダークアイズ」がベースとなっているため、同時にアクセスできる人数は3,000人となっている。ネットの利用料に関しては初年度については無料 (電話代は別)。2年目以降は新たにCD-ROMを購入しなければならず、利用料はその中に含まれる。
また、子供達をターゲットとしているだけに、利用時間をAM7時からPM10時と限定する方向で話が進んでいるという。さらに子供がハマリすぎたときに歯止めをかけるため、1日の利用時間を親が設定することができる (親はパスワードロックをかけ子供が変更することができないようにすることも可能)。この場合、利用限度時間前になると“お知らせ”が表示される。
同社ではインターネット人口の広がりと共に、教育指導要綱の変化により、今後パソコンやインターネットの重要度が高まることに注目。今回の商品を開発したという。
新型PICO。基本的に機能に変わりはないが、デザインや使い勝手を改良したという | PICOとPCはUSBで接続される | PICOはPCのデバイスとして機能する |
【スクリーンショット】 | ||
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キャラクタは髪型や体型を設定することで100種類ぐらいのバリエーションとなる | 他のプレーヤーと文字チャットを楽しめる | 「お絵かきチャット」では、プレーヤーの頭上にグラフィックを掲げて歩き回ることに |
□セガ・トイズのホームページ
http://www.segatoys.co.jp/
□PICOのページ
http://www.segatoys.co.jp/pico/index.html
□ネクステックのホームページ
http://www.nextech-corp.co.jp/
□国際電気通信基礎技術研究所のホームページ (ATR)
http://www.atr.co.jp/index-j1.html
(2001年3月19日)
[Reported by 船津稔]
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