「TOY FAIR 2001」レポート
LEGO MINDSTORMS、USB搭載でバージョンアップ

会期:2月11日~15日 (現地時間)

会場:JAVITS CONVENTION CENTER (NEW YORK)

 総合おもちゃ展示会「The American International TOY FAIR 2001」がNEW YORKのJAVITS CONVENTION CENTERにて2月15日まで開催されている。メイン会場では、ぬいぐるみやチェスなどのボードゲームといったオーソドックスなおもちゃの展示が中心だが、NEW YORK市内のショウルームではいわゆる大手おもちゃデベロッパがショウルームにおいて新作の紹介を行なっている。


■ MINDSTORMSが2.0にバージョンアップ。USBにも対応

 ブロックを中心としたおもちゃ製品を提供している世界的企業“LEGO Company”は、2001年のプロダクトラインを発表した。その中には、PCによりプログラムを作成することでLEGOブロックで組み立てたロボットを動かすことができる「MINDSTORMS」や、LEGOで作ったジオラマを付属のカメラとソフトで撮影・編集できる「LEGO & Steven Spielberg MovieMaker Set」の追加キットなどの新製品も紹介されている。

 MINDSTORMSに関しては、9月に主力製品である「ROBOTICS INVENTION SYSTEM」がVersion 2.0へとバージョンアップされる。Version 2.0ではUSBに対応するほか、プログラムを制作するソフトウェアに関しても見直され、“Big Blocks”の追加により、これまで以上にプログラムを簡単に組むことができるという。また、“Robotics Arm”といわれる大きなシャベルのようなブロックなどが加えられている。価格は199.99ドル。

 ある意味、映画の制作を体験できる「LEGO & Steven Spielberg MovieMaker Set」はスピルバーグ監督つながりというわけだろうか、今年公開される映画「Jurassic Park III」に関する追加キットが2つ用意されている。ひとつは、毎回、殺戮ハンターとして主人公を恐怖に陥れる中型肉食恐竜“ラプター”を主人公とした「Jurassic Park III Raptors (仮)」。もうひとつは今回新たに登場すると思われる“Spinosaurus”をメインに据えた「Jurassic Park III Spinosaurus (仮)」。いずれも恐竜のモデルやセット、カメラマン、などが付属している。発売は5月で、「Raptors」の価格が19.99ドル、「Spinosaurus」が34.99ドルを予定している。

 このほかでは、同社のソフトとしてはもっとも売れているPCゲームソフト「LEGO ISLAND」の続編「LEGO ISLAND 2」がGAMEBOY ADVANCE、PC、PlayStationで発売される。また、PC上のLEGOブロックで組み立てた車でレースを行なう「LEGO RACERS」も、続編「LEGO RACERS 2」がPlayStation 2やGAMEBOY ADVANCEで発売される予定。これらのソフトの発売は日本では未定だが、日本でのローカライズを担当しているアイドス・インタラクティブは「LEGOのソフトに関ついても積極的に展開していきたい」としている。

長らくバージョンアップが望まれていたMINDSTORMS。USB対応だけでなく、ソフトウェアが見直され、「Robotic Arm」など魅力的なブロックが追加されている

大ヒット映画の続編と言うことで、期待が高まる「Jurassic Park III」。その映画の連動商品だが、自分で映像を撮影編集できると言うことから、映画のワンシーンを再現するもよし、自分だけのカットを作ることもできるため、楽しさは広がる


□LEGO Companyのホームページ
http://www.lego.com/home.asp


■ NINTENDO OF AMERICA、今度は「ルギア・カー」

 NINTENDO OF AMERICAも大手おもちゃ会社「HASBRO」のショウルームにおいて展示を行なったが、インタラクティブゲームに関する展示はないということで取材することはできなかった。

 会場で配布されたニュースリリースにおいて発表されている新製品として目新しいところでは、3月5日の発売が予定されている「POKEMON LIMITED EDITION GAMEBOY COLOR」だろう。これはGAMEBOY COLORの画面のまわりにピカチュウとピチュウが描かれたもの。日本で発売されたポケモンセンターバージョンに似たデザインとなると思われる。

 また、注目されるのは、これまでは米国でのキャンペーンのために用意されていたニュービートルをベースとした「ピカチュウ・カー」が街中を走っていたが、今回はルギア・カーを投入。NEW YORKの市内を走っていた。米国の子供達にもルギアは人気。ルギア・カーはピカチュウ・カーに比べ複雑で鋭角的でカッコイイデザインとなっている。このほか展示会場近くでは、ピカチュウやピチュウが歩き回り愛嬌を振りまいていた。

今度はルギア・カー。ピカチュウ・カーもそうだが、ナンバーが“LUGIA”となっている。さすが! とにかく小さいピチュウ。動けるようでしたが、あまり動いていませんでした それに比べてアクティブなピカチュウ。写真を撮ろうとすると寄ってくる。近づいたら写真とれないのに……


■ 米国では電動キックボードがトレンド、ついにTOMB RAIDERモデルも登場!

 展示会場内で目立ったのが、日本国内ではすっかり落ち着きを見せたキックボードの展示だ。それもそれなりの発展を遂げており、いろいろと進化しているところが面白い。そんななかトレンドともいえるのが電動であるということらしく各社電動モデルを並べていた。

 これだけなら別にGAME Watchで取り上げることもないのだが、Total EVというメーカーが大々的に宣伝していたのが「TOMB RAIDERモデル」を発表すると言うこと。今年はパラマウント映画が同作品の映画を公開すると言うこともあり、こういったライセンス商品が数多く登場することが予想される。
 で、展示会場内の会議室で行なわれた発表会に参加してみたのだが、残念なことに実際の商品はまだデザイン中。実際に見せてもった商品のボディカラーは赤だったが、これが黒くなると言うこと以外は教えてもらえなかった。まだデザインに対するパラマウント側のOKが出ていないと言うことで、ロゴなどが入るかどうかも不明! と未定だらけ。

 ちなみに電動のパワーはすさまじく、“ギュウワーン”とタイヤが音を唸らせてパワフルに回っていた。

けっこう大きな電動キックボード。それなりにパワフル。狭い日本では、ちと危ないかも



□The American International TOY FAIR 2001のホームページ
http://www.toy-tma.org/AITF/
□関連情報
【2月12日】「TOY FAIR 2001」開幕。一風変わった電子系おもちゃが登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010212/toy02.htm
【2月11日】「The American International TOY FAIR 2001」開幕前日レポート
http://game.watch.impress.co.jp/20010211/toy01.htm

(2001年2月13日)

[Reported by 船津稔]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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