スクウェア、業績不振により
代表取締役会長ほか3人が辞表提出

2月8日 発表

 株式会社スクウェアは、代表取締役会長「武市 智行」氏、代表取締役副会長「坂口 博信」氏、取締役「平松 正嗣」氏の3人が、8日辞任届を提出したと発表した。

 武市氏の辞任は、スクウェア3月期の業績が創業以来初の赤字となり、店頭公開以来初の無配当になるとの見込みに対する引責だとしている。

 坂口氏および平松氏の辞任については、同社が今後の経営体制を代表取締役兼CEO(最高経営責任者)1名、取締役兼CFO(最高財務責任者)1名、および社外取締役数名とすることで、経営強化の徹底を図ることを目的としたものだとしている。
 また、代表取締役「鈴木 尚」氏、取締役「和田 洋一」氏についても、今回の業績不振に対する引責として減俸されることが決定している。

 現時点で新しい代表取締役および取締役の就任予定はなく、武市氏は「契約顧問」として、坂口氏は「エクゼクティブプロデューサー」として専属契約を締結し、平松氏は「執行役員」として、それぞれがスクウェア社内で引き続き業務を行なっていくとしている。

□スクウェアのホームページ
http://web.square.co.jp/
□ニュースリリース
http://web.square.co.jp/investors/index_news.html

(2001年2月8日)

[Reported by 北村孝和]

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