「鬼武者」の制作ツールは「CodeWarrior」 カプコン「CodeWarriorで円滑に開発が行なえた」
2月7日 発表
メトロワークス株式会社は、カプコンの戦国サバイバルアクション「鬼武者」が同社の開発ツール「CodeWarrior for PlayStation 2」で開発されたと発表した。同リリースの中でカプコンの山下佳文制作管理部長は「迅速なサポート対応により、円滑な開発が行なえました」とコメントしている。
アーケードゲームに始まりファミコンなどのソフトウェアはアセンブラなどで制作されており、ハードウェアの性能を極限まで利用して制作されていた。古くからゲームの制作を行なっているメーカーでは現在も、“ハードウェアを直接たたく”ことを優先している。これは、マイクロソフトが先日行なったXboxプレスセミナーにおいて「デベロッパからは『ハードウェアを直接たたくことはできないのか?』といった質問を受ける」といった発言からもくみ取ることができる。
だがゲームが大型化していき、新型ハードが数多く登場する現在では開発ツールの重要性が指摘されていた。
□メトロワークスのホームページ
http://www.metrowerks.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.metrowerks.co.jp/PressRelease/Onimusha.html
□関連情報
【1月24日】メトロワークス、ゲームキューブ用開発ツールをリリース 発表会ではゲームキューブSDK用の画像も公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010124/cordw.htm
(2001年2月7日)
[Reported by 船津稔]
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