音声認識・合成システムを搭載した「マッピー学長」

　株式会社ナムコは、池袋サンシャインシティで運営中のテーマパーク「ナムコ・ナンジャタウン」において、音声認識・合成システムを使った探偵修行アトラクション「福袋探偵大學」を3月17日にオープンする。

　「福袋探偵大學」は、街巡り型アトラクション「新・のら猫ナジャヴの事件簿」を全面的にリニューアルしたもので、プレーヤーはプロ探偵を目指す「見習い探偵」として、パーク内を巡る調査訓練に参加する。パーク内に設置された各々の調査ポイントでは、街の噂やタレ込み電話など、さまざまな方法で情報収集を行なう。アトラクションの最後は、収集した情報を元に探偵試験にチャレンジすることになるが、別売りの「探偵免許証」を使用すれば、音声会話ロボット「マッピー学長」よりプレーヤーの成績ごとに「探偵段位」が与えられる。また、カードに成績データを累積することで段位を上げていき、プロ探偵となって上級コース「犯人追跡編」をプレイすることもできるようになる。

　アトラクションとして初採用される音声認識・合成が可能な会話ロボット「マッピー学長」は、「探偵免許証」を持っていれば、記録された成績データに応じてプレーヤーを褒めたり励ましたりしてくれる。また、身近な話題に基づいた会話のほか、なぞなぞ遊びをすることも可能。なぞなぞに全問正解すれば、ボーナス得点が加算される。

　ナムコは今後、この音声会話システムをアトラクション用だけではなく「業務用」、「家庭用」としても展開させていくとしている。

(C)2000 NAMCO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED.

□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.namco.co.jp/home/pr/2001/feb/press01.html

(2001年2月5日)

[Reported by 北村孝和]