GAME Watch、2000年10大ニュース発表
来年はXboxに注目?

 22日から26日かけて募集した「10大ニュース」の投票結果を発表します。投票者総数は815人でした。ご投票ありがとうございました。

順位 項目 得票
1 プレイステーション2、3月4日に発売、夏には出荷累計300万台に。秋には欧米で発売 533票
2 「ドラゴンクエストVII」4年9カ月ぶりに発売。総プレイ時間は100時間を越え、徹夜でゲームが復活 314票
3 Microsoft、「Xbox」でコンシューマゲーム機に参入。2001年秋発売予定 262票
4 任天堂、遂にベールを脱いだ「NINTENDO GAMECUBE」を発表 109票
4 コンシューマ初の世界中で遊べるネットワークオンラインRPG「ファンタシースターオンライン」発売 109票
6 SCEI、通販サイト「プレイステーション・ドットコム」設立、PS2の予約殺到 97票
7 任天堂、次世代携帯ゲーム機「GAMEBOY ADVANCE」発表、2001年3月21日発売 84票
8 バンダイ、カラー化しパワーアップしたワンダースワンカラーを発売。2日で30万台 74票
9 クリスタルが復活し、20世紀最後の「FINAL FANTASY IX」が大ヒット 72票
10 Dreamcast用プレステエミュレータ「bleem! for Dreamcast」登場 64票

 今年のトップニュースは「プレイステーション2の発売」これにつきるだろう。そういった意味ではごく順当な結果となった。2位は、今年最大のビッグタイトルとなる「ドラゴンクエストVII」の発売となった。同じくビッグタイトルとなる「FINAL FANTASY IX」だが、こちらの順位は9位となっている。これは「FINAL FANTASY」の発売が昨年に続けて連続したのに対しドラゴンクエストが4年9カ月ぶりと“待たされた”ことによるだろう。

 3位と4位は来年を占う上で重要な結果となっている。というのも、3位が「Xbox」で4位が「GAMECUBE」という結果となったためだ。IT関連情報誌が中心のWatchシリーズ特有の読者層によるものなのか、それぞれのゲーム機がターゲットとするであろう年齢層の違いなのか (弊誌の年齢層は26歳から30歳までが中心となっている) 、これだけのデータでは詳しい分析は行なえないが、少なくとも来年中盤から後半に発売される予定の新型ゲーム機ではXboxへの関心が高いこととなる。

 また、同率4位で期待のDreamcast用ネットワークRPG「ファンタシースターオンライン」が選ばれている。苦戦が伝えられるDreamcastだが、今回の結果はこのソフトが数多くのユーザーに指示され、優れたソフトが発売されていることの証明となるだろう。

 6位以下は得票数も接近しているが、やはりハードウェアに関する話題に集中したようだ。また、10位に入ったDreamcast用プレステエミュレータ「bleem! for Dreamcast」もこれまでにない動向として来年以降も注目されるだろう。

(2000年12月27日)

[Reported by 船津稔]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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