セガとACCESS(アクセス)、 ネットワークゲーム用ブラウザ開発会社設立
2000年12月18日 発表
株式会社セガと、株式会社ACCESS(アクセス)は、12月18日にネットワークゲームやエンターテイメント系コンテンツに特化したインターネットブラウザなどのソフトウェア開発・提供を行なう新会社「株式会社セガ・アクセス」の設立を発表した。
今回の新会社設立は、Dream Castを主力商品としながらも携帯電話や家電機器など様々なプラットフォームでネットワーク事業を展開していきたいセガ側と、Non-PC向けのブラウザソフトで大きなシェアを持ち、「ネット家電構想」を推進しているACCESS側の方向性が一致し、設立に至ったもの。
両社は、インターネットがコンシューマに広く受け入れられるために「楽しく簡単に使える」といったゲーム的な要素や「エンターテイメント性」が重要と考え、今後本格的に立ち上がることが予想されるマルチプラットフォーム向けのネットワークゲームやエンターテイメントコンテンツに注力するとしている。
今後は、セガのゲームコンテンツに代表されるグラフィックインターフェイスや、ACCESSの情報家電向け組み込みインターネットソフトなど、両社の技術開発力を融合させ、ネットワークゲームやエンターテイメントコンテンツ向けのプラットフォームソフトウェアを開発・提供することになる。
さらに、ネットワークゲームやエンターテイメントコンテンツの基盤ソフトウェア(ブラウザ、ミドルウェア、ライブラリ、通信モジュールなど)を開発し、日本を中心にグローバールに提供していく考えも明らかにした。
□セガのホームページ
http://www.sega.co.jp/
□ACCESのホームページ
http://www.access.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sega.co.jp/sega/corp/news/nr001218_3.html
(2000年12月18日)
[Reported by 小津智幸]
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