ヒットメーカー、2対2の4人同時対戦が可能な
「電脳戦機バーチャロン フォース」発表

稼働日未定



 株式会社ヒットメーカーは、現在アーケードで稼動中の3D対戦アクションゲーム「電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム」の続編「電脳戦機バーチャロン フォース」を製作中であると発表した。2000年12月現在、開発度は29.6%で、稼働日は未定。

 「電脳戦機バーチャロン フォース」最大の特徴は「2対2による最大4人同時対戦が可能」になったことだろう。2機のうち1機が「リーダー機体」となり、リーダー機体のライフゲージが0になった時点で敗北。制限時間が0になった場合は、双方2機の合計ライフゲージが多い方が勝利となる。つまり、味方機体のライフゲージがいくら残っていても「リーダーを先に倒されたら負け」というシステムになっている。

 ただし、これだけでは「要は相手側リーダーだけを集中的に狙えばいいのか」となってしまうため「電脳戦機バーチャロン フォース」では、リーダーが瀕死的状況に陥った場合の救済策として「レスキューダッシュ」というシステムを採用。スタートボタンを押し、システムを発動しつつ味方機と接触することで、2機の残存ライフゲージをシェア(均等に再分配)することが可能となっている。

スタートボタンを押すことでレスキューダッシュが発動 リーダー機体と接触してライフゲージをシェア。体力を補い合える

 味方機体については、ライフゲージが0になっても即負けとはならないが「フィールド」を張ったまま動作不能という状況に陥る。この場合は、生き残っているリーダーが「フィールド」内に進入して自らのライフゲージを「レスキューダッシュ」同様にシェアすることで、味方機体を戦列に復帰させることが可能となる。また、行動不能にした敵の機体からは、数秒の間「妨害電波」が発射される。この間は画面全体にノイズが入り、自機の自動索敵機能が低下、ジャンプしても自動的に敵方向を向かなくなってしまうため、敵のロックオンは旋回入力の段階から自力で実行しなければならない。ちなみに、左右のターボボタン同時押しでロックオンする敵機体の変更が可能。ただし、攻撃中にロックオン対象を変更することはできない。

味方機体はライフゲージが0になると行動不能に フィールド内にリーダー機が入ればライフゲージのシェアが可能妨害電波が発生している間はロックオン不能

 まだ開発途中ではあるが「2対2という対戦形式」において、前作の1対1を前提とした戦術やセオリーがそのまま通用するとは考えにくい。相当やり込んだプレーヤーでも、チームを組む機体同士の特性など、随所で大幅なプレイスタイルの見直しを要求されるだろう。

Original Game (C) SEGA CORPORATION/Hitmaker Co.,Ltd2000
CHARACTERS (C) SEGA CORPORATION/AUTOMUSS
CHARACTER DESIGN KATOKI HAJIME

□株式会社セガのホームページ
http://www.sega.co.jp/
□株式会社ヒットメーカーのホームページ
http://www.hitmaker.co.jp/
□製品情報
http://virtual-on.dricas.ne.jp/vo4/

(2000年12月18日)

[Reported by 北村孝和]

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