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会場:潮風公園(お台場)
この等身大ガンダム像は、足首など合計14カ所に、ミスト噴射ギミックを内蔵しているほか、メインカメラや肩部など計50カ所にはライトギミックも内蔵。さらに、ベアリングも仕込まれており、頭部は上下左右に可動し、イベント時などにオペレーションすることが可能となっているようだ。鉄骨をフレームのメインとして使い、表面はFRP(強化プラスチック)製になる予定。
この等身大ガンダム像には誰もが無料で自由に触れるような展示形態となり、具体的なプランは明らかにされていないが、同時に30周年記念グッズ等の販売を予定。その売り上げの一部を、「緑の東京募金」へと還元するという。
記者発表会には株式会社バンダイナムコホールディングス代表取締役社長で4月から同社取締役会長に就任予定の高須武男氏、バンダイナムコゲームス代表取締役社長で、4月からバンダイナムコホールディングス社長に就任予定の石川祝男氏、株式会社バンダイ・代表取締役社長でチーフ・ガンダム・オフィサーの上野和典氏、サンライズの代表取締役社長 内山健二氏が出席した。
石川氏は、「2009年は、バンダイナムコグループは攻めの展開に入ります。ガンダムも2009年さらに大きく飛躍する年としたい」と挨拶。グループを横断したこのプロジェクトで「存在感を大きくしていきたい」とした。上野氏は「バンダイナムコグループが総力を挙げてプロジェクトを行なう。そのメインテーマは『Always Begining(いつだって始まりだ)』。我々はその重要性を再認識し、2009年が新たな出発点となる」と挨拶。内田氏は、「我々送り手と、ファンの皆さんの間で、ガンダムの価値を共有するある種の力強いフィールドが形成されている。年月を経て、それがさらに強く増していった実感がある。そういう意味で改めてすべての皆さんに感謝したい」と挨拶した。
このほか、ガンダムを通じて最先端の科学と技術を駆使した宇宙開発を語る「ガンダム・シンポジウム」、「すべての戦士たちにささげる音楽祭」というコンセプトの元に、歴代作品のサウンドに携わったミュージシャンたちを集めた30周年記念ライブなども計画されている。
ゲームソフトに関しては、現状まだこの30周年記念タイトルといったものは公開されていないが、現在、アーケードで稼動中の「機動戦士ガンダム 戦場の絆」などには、この30周年記念ロゴが表示されている。 (C) 創通・サンライズ
□バンダイナムコホールディングスのホームページ (2009年3月11日) [Reported by 佐伯憲司]
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