■ 2009年3月第2週分 ■
この連載は、ニンテンドーDSi、PSP、PS3、Xbox 360、Wiiと家庭用ハードではもはや当たり前となった感もある「ダウンロード販売」によるソフトウェアの最新情報を1週間単位でレポート。また、様々なタイトルのレビューも掲載していく予定だ。ダウンロード開始間近なタイトルやリリースが決定したタイトル、そして過去のタイトルまでフォローするので、DLタイトルをチェックするのに役立てれば幸いだ。
■ 3月1日(日)~3月31日(火)ダウンロード販売開始予定一覧
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※表中の「VC」はバーチャルコンソール、「FC」はファミコン、「SFC」はスーパーファミコン、「MS」はマスターシステム、「MD」はメガドライブ、「PCE」はPCエンジンを指します。
この表は毎週、配信タイトルを追加し、月単位で更新していきます。配信タイトルは当日まで配信が明らかにならないこともあるため、過去に遡って更新することもあります。
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世界対戦が可能な「RESISTANCE ~報復の刻(とき)」 |
今週発売の注目タイトルは世界対戦が可能な「RESISTANCE ~報復の刻(とき)」と、人気キャラクターピポサルが活躍する「サルゲッチュ ピポサル戦記」だろう。どちらもPSPのタイトルで、UMD・ダウンロード両方での発売となっている。
DSでは、DSステーションでの数字をヒントにブロックを壊してカタチを見つけ出す「立体ぴクロス体験版」のダウンロードが始まっている。
Xbox LIVE アーケードでは、今春に配信予定の「電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム Ver.5.66」が「やっぱ遊びな祭09」に出展されることが決まった。「やっぱ遊びな祭09」は、3月14日~15日に東京ファッションタウンビル(TFTビル)で開催される株式会社セガ主催のイベント。入場無料なので、プレイしたい方は遊びに行ってみてはいかがだろうか。
PS3では、無料体験版として「KILLZONE2」の配信が3月12日から始まっている。ダウンロードできるのは、キャンペーンモード体験版と呼ばれる一部のステージをプレイできるもの。4月中旬には、3万人限定ながら、オンラインモード2ステージが体験できるオンラインモード体験版配信も予定。こちらは事前の申し込みが必要となっている。
●今週の注目タイトル |
RESISTANCE ~報復の刻(とき)
PSP
ジャンル アクション・シューティング
メーカー ソニー・コンピュータエンタテインメント
価格 ダウンロード版:3,800円(UMD版:4,980円)
公式サイト http://www.jp.playstation.com/scej/title/resistance_psp/
舞台となるのは、プレイステーション 3で発売された「RESISTANCE ~人類没落の日~」から数週間後のヨーロッパ。人類の逆襲、欧州奪還作戦が始まる。主人公はレジスタンスとなり、襲ってくるウィルス生命体と戦う。インフラストラクチャーモードでの世界対戦に対応していて、最大8人での対戦が可能。アドホックモードにも対応している。
(C) Sony Computer Entertainment America Inc.
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■ ダウンロードソフトウェアレビュー
各ライターが独断と偏見でピックアップしたダウンロードソフトウェアを紹介するコーナー。最新のタイトルから配信済みのタイトルまで、気になるタイトルを紹介していきたい。
■ Xbox LIVEアーケード
●マイクロソフト●2009年●配信中(2009年2月18日)●価格:1,200マイクロソフトポイント(1,800円相当)
●プレイ人数:1-4人(オフライン)2-8人(オンライン)●オンライン対応(協力プレイ/対戦プレイ/ランキング登録)●ボイス対応
● シンプルなルールだけに最大8人のオンライン対戦が熱いタンクACT
1996年に発売されたセガサターン版「西暦1999ファラオの復活」にミニゲームとして収録されていたアクションゲーム「デスタンク」。この「デスタンク」を、Snowblind StudiosがXbox Live Arcade用ソフトとして開発したのが本作だ。
横画面の限られたフィールド内を、自分の戦車を操って、相手の戦車を撃破していくというシンプルなゲームシステムで、最後まで撃破されなければより多くのスコアが入る。スコアを稼ぐと、強力な装備を購入することができるため、相手の撃破をメインに立ち回っていくことが、ゲームを有利に進めることにつながっていく。
操作は、LT及びRTボタンで左右へ移動。攻撃は左スティックを使い、左右で射角、上下で射撃パワーをそれぞれ調整し、Aボタンで発射する。こちらもいたってシンプルなもの。操作に戸惑うことなく、すぐに慣れることができるはずだ。
ゲームのコツは、率先して攻撃を当てていくことしかない。射角と射撃パワーで着弾地点が予想できれば、十分に立ち回れるはずだ。微妙な誤差は、スティックでの操作が難しければ、左右の移動で調整すること。最初のうちは、弾道と着弾予想地点を表示するターゲットコンピューターを購入してプレーするのもいいだろう。
攻撃は、射撃パワーを強めると発射までの時間がかかってしまう。射撃パワーを抑えめにして、短い間隔で攻撃できるように心がけたい。装備は、相手との距離が近いときはマシンガン、複数の相手がまとまっているときは核攻撃、地形に隠れているときはオートタレットなど、状況に応じて使い分けられるように、複数購入しておくのがベター。
なお、同じ場所に止まって攻撃していると狙われやすい。自分の近くに着弾したときは、そのまま止まらず、小刻みに左右へ移動して、相手の狙いを外すようにしよう。
このゲームのおもしろさは、最大8人までの同時プレイができるオンライン対戦にある。ルールがシンプルなため、初心者でもどうにかできそうな雰囲気が出ているところが、何度もチャレンジしてしまう魅力だろう。ただ、実際は、撃墜数などスコアを稼いだほうが有利な装備で戦えるので、早くに撃墜され続けると取り返すのが難しい。慣れるまではフレンド同士でのチーム戦などで遊び、自信をつけてからバトルロイヤル戦のフリーフォーオールにチャレンジだ。
【スクリーンショット】 |
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操作がひと通り学べるチュートリアルモードが付いている。初めて遊ぶときは、1度選んでおいたほうがいいだろう。これさえ目を通せば、ほぼすべての操作が学べるはずだ
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タンク選択画面。いろいろな戦車があるが、カラーリングも含めて見た目で選んでかまわない。お気に入りの戦車を作り上げよう。戦車はいつでも変更可能
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装備が限定されているラウンドも存在する。同じ装備で戦うことになるので、装備の違いで苦杯をなめているプレーヤーはここが取り返すチャンスだ。確実に戦果を上げよう
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戦闘後のショップで装備を揃える。不慣れな間はターゲットコンピューターを先に買い求めて、戦闘を有利に進められるようにしたい。慣れたらマシンガンか核が欲しいところ
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ターゲットコンピューターで表示される弾道と着弾予想地点。便利な装備だが、常時頼にしているとゲームは上達しない。オンライン対戦では、対戦を避けられることもある
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攻撃は自分にも当たる。自爆扱いになると大きなマイナスとなるので、核攻撃を行なうときは爆風に巻きこまれないよう、離れた位置で行なおう
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DEATH TANK: TM & Copyright (c) 2008 Snowblind Studios, Inc. and Flat Games LLC. All rights reserved.
(2009年3月10日)
[Reported by 木原卓/梶原製作所]
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