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 2009年3月第1週分 


 今週から始まったこの連載は、ニンテンドーDSi、PSP、PS3、Xbox 360、Wiiと家庭用ハードではもはや当たり前となった感もある「ダウンロード販売」によるソフトウェアの最新情報を1週間単位でレポート。また、様々なタイトルのレビューも掲載していく予定だ。ダウンロード開始間近なタイトルやリリースが決定したタイトル、そして過去のタイトルまでフォローするので、DLタイトルをチェックするのに役立てれば幸いだ。


3月1日(日)~3月31日(火)ダウンロード販売開始予定一覧


プラット
フォーム
タイトル メーカー ジャンル 価格 その他
3月3日

Wiiウェア
人生ゲーム タカラトミー ボードゲーム 1000
Wiiポイント
オリジナル

Wiiウェア
MADSECTA ハドソン FPS 1000
Wiiウェア
オリジナル

Wiiウェア
RAINBOW ISLANDS - TOWERING ADVENTURE! - タイトー アクション 800
Wiiポイント
リメイク

VC
ドラゴンスレイヤー 英雄伝説II 日本ファルコム RPG 700
Wiiポイント
移植[MD]

VC
スペースインベーダーズ ジ・オリジナルゲームタイトー シューティング 800
Wiiポイント
移植[PCE]
3月5日

PSP the Best
みんなのGOLF ポータブル2 ソニー・コンピュータエンタテインメント スポーツ 2,200 オリジナル
3月10日

VC
クルクルランド 任天堂 アクション 500
Wiiポイント
移植[FC]

VC
ザ・スーパー忍 セガ アクション 600
Wiiポイント
移植[MD]
3月25日

DSiウェア
ころがしパズル塊魂 バンダイナムコゲームス パズルアクションゲーム 500
Wiiポイント
オリジナル
3月31日

VC
たけしの挑戦状 タイトー アクションアドベンチャー 500
Wiiポイント
移植[FC]
3月予定

VC
大航海時代II コーエー シミュレーション 800
Wiiポイント
移植[SFC]

VC
SONIC CHAOS(ソニック&テイルス) セガ アクション 500
Wiiポイント
移植[MS]

 ※表中の「VC」はバーチャルコンソール、「FC」はファミコン、「SFC」はスーパーファミコン、「MS」はマスターシステム、「MD」はメガドライブ、「PCE」はPCエンジンを指します。



Wiiウェアオリジナルタイトルの「MADSECTA」

 今週で最もホットなタイトルは「MADSECTA(マッドセクタ)」だろう。Wiiウェアオリジナルタイトルということもあり、注目度が高い。「MADSECTA」は宇宙を舞台にし、昆虫サイボーグと戦うFPS。1人用のモード以外に、ニンテンドーWi-Fiコネクションを利用して最大4人同時対戦を楽しめる。

 バーチャルコンソールでは、3月の配信タイトルが発表された。ファミリコンピューターから「クルクルランド」、「たけしの挑戦状」。スーパーファミコンから「大航海時代II」。マスターシステムから「SONIC CHAOS(ソニック&テイルス)」。メガドライブから「ドラゴンスレイヤー 英雄伝説II 」、「ザ・スーパー忍 」。PCエンジンから「スペースインベーダーズ ジ・オリジナルゲーム」。「ドラゴンスレイヤー 英雄伝説II」、「スペースインベーダーズ ジ・オリジナルゲーム」の2タイトルは3月3日に配信された。他のタイトルは3月中の配信ということで、配信日は確定していないが、「たけしの挑戦状」と聞いて、懐かしさを覚える人は多いのではないだろうか。伝説となっているタイトルの1つなので、プレイしたことのない方は1度挑戦してみてはいかがだろうか。

 DSiウェアでは、「ころがしパズル塊魂」が3月25日に配信決定。価格は500DSiポイント。従来の塊魂とは違い、ブロックを巻き込んで消していくパズルアクションゲームになっている。毎回アーティストが楽曲を提供している本作、今回は初音ミク「愛のカタマリー」が収録される。

 Xbox LIVE アーケードでは、「電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム Ver.5.66」の配信が今春に決定した。価格は1,200マイクロソフトポイント。ビジュアルのカスタマイズやトレーニングなど、オリジナルのモードを搭載する。もちろん通信対戦にも対応しているので、続報を楽しみにして欲しい。また、Xbox LIVEマーケットプレースで配信中のダウンロードコンテンツ(DLC)を値下げして提供するサービス「Deal of the Week」は、今後注目していきたいサービスだ。

 PS3では、無料体験版として「戦場のヴァルキュリア」、「dress」の配信が2月26日から始まっている。


●今週の注目タイトル
  MADSECTA

  • ・Wiiウェア
  • ジャンル FPS
  • メーカー ハドソン
  • 価格 1000 Wiiポイント
  • 公式サイト http://www.hudson.co.jp/ww/madsecta/jpn/j/


     数年前に行方不明となった探査船からの発された救助信号。プレーヤーは調査隊として探査船が不時着したと思われる外惑星に向かう。発見した探査船の残骸は何かに食い荒らされたような無残な姿であった。そしてその周りには巨大生物(昆虫サイボーグ)の足跡が残されていた。プレーヤーは昆虫サイボーグと戦い、物語を進めていく。ヌンチャクを振って敵から受けた体液を拭ったり、噛み付いてきた敵をヌンチャクとWiiリモコンを振って振りほどいたりと、体感的なアクションが特徴的だ。ニンテンドーWi-Fiコネクションでの最大4人対戦やハイスコアを競うランキングなど、1,000Wiiポイントとは思えない内容になっている。

    (C) 2009 HUDSON SOFT




  • ■ ダウンロードソフトウェアレビュー 

     各ライターが独断と偏見でピックアップしたダウンロードソフトウェアを紹介するコーナー。最新のタイトルから配信済みのタイトルまで、気になるタイトルを紹介していきたい。

    ■ Xbox LIVEアーケード


    R-Type Dimensions



    ●マイクロソフト株式会社●配信中(2009年2月4日)●価格:1,200マイクロソフトポイント(1,800円相当)
    ●プレイ人数:1~2人(協力プレイ)●オンライン対応(協力プレイ/ランキング登録)●ボイスチャット対応



    ● 攻防両面に役立つフォースの使いどころが悩ましい名作STG

     1987年にアイレムからアーケード用として発売された横スクロールシュティングゲーム「R-TYPE」。攻防双方の機能を持つフォースを使ったシステムや、生物的なデザインのステージや敵キャラクターなどから、難易度は高いながらも長期に渡って人気を集めた。その続編となるのが1989年に登場した「R-TYPE II」。基本システムはそのままに、広範囲に攻撃できる拡散波動砲も含めて使用可能な武器を増やしつつ、難易度をさらにアップさせた作品だ。今回の「R-Type Dimensions」は、この2作品の海外版をXbox Live Arcade用ソフトとして1つにまとめている。

     本作の特徴は、先にも触れたように自機に装着が可能なフォースの存在だ。このフォースは、単独でも攻撃可能な上に体当たりでダメージを与えられ、なおかつ小さな弾ならフォースで防ぐことができる。また、自機に装着すると、入手アイテムによって通常弾以外の強力な攻撃が可能となる。フォースは自機の前後に装着することができ、後方に装着すれば、後方へ攻撃かつ広報からの攻撃を防ぐことができるようになる。状況にあったフォースの使い方を見つけて対応していけば、先へ先へと進めるため、この使い方を見つけることがステージ攻略のカギと言っていい。そして、この使い方を見つけて先に進めたとき、プレーヤーとしての満足感を得られるはずだ。

     ゲームモードは2種類。クラシックモードはアーケード版と同じもので、自機の数に制限があり、撃墜されると特定の地点まで戻され、装備のない状態で再スタートとなる。全2周でゲームクリアだ。本作オリジナルとなるインフィニティモードは、自機の数に制限が無く、撃墜されてもその場からフォース1段階を与えられた状態で再スタートになる。このため、自分でゲームを終了させるか、1周クリアまでゲームが進行する。いくらでも失敗しながら進めるので、シューティングの苦手な人でもクリアできるモードになっている。最初は、インフィニティモードで敵の出現パターンなどを把握し、その後クラシックモードでフォースの使い方を含めた攻略法を見出していこう。

     「R-Type Dimensions」では、オンライン(オフライン含む)での協力プレイが可能だ。しかし、アイテムの出現数は変わらないので、1人プレイのほうがクリアしやすいのが実情だろう。とはいえ、実績のコンプリートを目指すには、協力プレイが欠かせない要素になっている。協力プレイの際は、どちらかの装備を強化して、片側は撃墜されない程度のサポートに徹したい。(梶原製作所)

    【スクリーンショット】
    趣のあるメインメニュー画面。筐体の画面でデモが流れているなど、芸が細かい。筐体にカーソルを合わせて、上下にスティックを入れるとゲームが切り替わる グラフィックスは3Dと2D表示をゲーム中にいつでも変更できる。3D表示の際、カメラ設定をアングルにすると、視点に角度がついて立体的に楽しめる 2D表示の場合、カメラ設定をアーケードにすると、画面に筐体が表示され、その筐体でのプレイができる。スティックを使うと視点も動くが、ボタンでの移動なら視点は固定される
    「R-Type」シリーズの魅力の1つが、ボス戦での安全地帯だ。これを見つけられるかが攻略のカギとも言える。自力で見つけられなければ、協力プレイで見せてもらうのも手だ 敵の出現パターンを覚えれば、フォースの付け替えもスムーズに行なえ、ステージ攻略が着実に進んでいく。ただ、ボタン配置が変えられないため、少々慣れが必要な部分もある オンラインでの協力プレイは、1P側の環境に影響されがちで、2P側はタイミングをつかむのが難しいことがある。波動砲よりは通常弾を手動で連射したほうが戦力になるだろう


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    (2009年3月5日)

    [Reported by 木原卓/梶原製作所]



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