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会場:AKIHABARAゲーマーズ本店
APPLIYAは、ソフトバンク株式会社とMOVIDA株式会社の共同出資会社で、iPhone 3Gの発売当初からiPhone用アプリを展開している。今回APPLIYAはブロッコリーと手を組み、アニメ「ヱヴァンゲリヲン」を題材にしたアプリの共同企画・開発を開始した。3タイトルが既に配信中で、発表会では新たに配信予定の2タイトルについてのプレゼンテーションも行なわれた。 「ヱヴァンゲリヲン」アプリの制作プロデューサーを務めるAPPLIYAの高田洋平氏は、今回提供する5つのアプリについて、「世界で知名度があり、かつ日本のiPhoneユーザーから一番要望があるアニメは何かと考えたところ、『ヱヴァンゲリヲン』だろうということになった。iPhoneはゲーム機や便利なツールとして考えるのではなく、嗜好品としての役割が強いのではと考え、嗜好品であるiPhoneのインターフェイスをどうするのか、ということでアプリの方向性を定めた。インターフェイスを見ただけで、この人は『ヱヴァンゲリヲン』が好きなんだということがイメージできるようなコレクションアイテムを用意した」と説明した。 既に配信中の3本については、「一番人気の『~活動限界~ 時計』は、日本のApp Storeランキングで3位になった。また配信後、サイトへのアクセスが10倍に増えた」と、非常にいい手ごたえを得ているという。今後の展開についても、「『ヱヴァンゲリヲン』もどんどん出していきたい」としつつ、「第六弾は『六番目の開発者』」とし、さらにビジネスパートナーを広げていきたいという姿勢を見せた。
App Storeでは売り込みの常套手段となっている無料版の配信については、「過去のアプリについては無料版も提供している。それらの効果を見極めながら検討したい」としている。なお今回発表された5本のアプリについては、いずれもiPhoneとiPod touchに対応する。
■ 第壱弾「フレームカメラ」
2月28日より配信中。ジャンルは写真で、価格は230円。
■ 第弐弾「~活動限界~ 時計」
2月24日より配信中。ジャンルはユーティリティで、価格は350円。
■ 第参弾「スタンプカメラ」
2月24日より配信中。ジャンルは写真で、価格は230円。
■ 第四弾「カレンダー」
配信日は未定だが近日中の見通し。ジャンルはユーティリティで、価格は115円。
■ 第伍弾「パズル」
配信日は未定だが近日中の見通し。ジャンルはゲームで、価格は230円。
また発表会では、ブロッコリー代表取締役社長の上田陽史氏も姿を見せた。上田氏は「携帯アプリへのキャラクタコンテンツの提供は今回が初めての試み。今後もiPhoneアプリに色々なキャラクタコンテンツを入れていけるよう努力していきたい」と、「ヱヴァンゲリヲン」以外のコンテンツの提供にも意欲を見せた。
□APPLIYAのホームページ (2009年3月4日) [Reported by 石田賀津男]
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