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株式会社AQインタラクティブと株式会社ベクターは、ブラウザゲーム事業における業務提携に関する契約を締結すると発表した。運営開始は5月の予定。 AQインタラクティブは、株式会社アートゥーン、株式会社キャビア、株式会社フィールプラス、株式会社マイクロキャビンの開発子会社4社と、米国販社であるXSEED JKS, Inc.の計5社で構成されたグループ企業。エンターテイメントコンテンツの企画・開発・販売を主な業務としており、コンシューマーゲームおよびアーケード用ゲームを多数発売している。 ベクターは、PC用ソフトウェアのダウンロード販売サイト「ベクター」を運営している会社。今年2月には100%連結子会社のベルクスを吸収合併し、オンラインゲームの運営も手がけている。 AQインタラクディブでは、「世界」、「機会(時間と場所)」、「コミュニケーション」、「ブランド(信頼と付加価値)」をキーワードとする経営方針を持ち、従来のコンシューマーゲーム事業で培ったノウハウを活かし、ネットワーク機能を加えたオンラインゲームの開発に取り組んでいる。 一方ベクターでは、従来のPC用ソフトウェアのダウンロード事業に加え、「オンラインゲーム」、「グローバル」、「モバイル」を経営戦略のキーワードとして掲げ、オンラインゲーム事業を第2の中核事業と位置づけている。 両社ではこのような環境および背景のもと、オンラインゲームの中でも、とりわけ今後の成長が期待されるブラウザゲーム事業について、業務提携に合意したという。
業務提携の内容は、まずAQインタラクティブが開発するブラウザゲームについて、国内での流通・販促・運営に関する業務をベクターに委託。また、ベクターが海外から販売権を取得し運営するブラウザゲームの国内向けローカライズ業務をAQインタラクティブが担当する。さらに今後は両社協議のもと、新規ブラウザゲームの共同開発にも取り組むとしている。
(2009年2月26日) [Reported by 滝沢修]
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