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会場:ザ・グランドホール
当日は抽選で選ばれた幸運なユーザー350名が招待され、今後のアップデート情報の先行公開、ゲームミュージック演奏会、プレゼント抽選会などが賑やかに行なわれた。感謝祭の様子と、先行公開された今後のアップデート情報をレポートする。
■ 「エピソード2 チャプター4」の一部が2月25日に実装。真実の恋を探す「メルヘン」の旅
ステージ上には、ネクソンジャパン事業本部第2事業室マーケティング2チームの坂下智久氏と、ネクソンジャパン運用部第1運用室運営2チームテイルズウィーバー担当の保坂夕佳氏が登場した。今回のイベントでは、招待客たちがおそらく最も楽しみにしてきたであろう、実装間近の「エピソード2チャプター4」の詳細と、新ダンジョンなどの新要素、その後の実装計画が発表された。チャプター4は、エピソード2チャプター3までの物語をクリアしたキャラクターがプレイすることができ、チャプター3から続くストーリーとなる。 「メルヘン」と名付けられたチャプター4のあらすじは以下の通りだ。 ケルティカに到着する主人公たち。ケルティカを巡るうちに、結婚を控えた令嬢ネリシアと出会う。主人公たちは、親に決められた結婚を前に「一度でいいから人魚姫のような恋がしたい」と願うネリシアのわがままな依頼を引き受けることに。その依頼とは「蛙にされた王子様を救うため龍泉郷へ向かう」というものだった。わがままなネリシアに苦労しつつも、龍泉郷にたどり着いた主人公たち。そこで出会ったのは本当に蛙にされた王子様だったが……。 主人公たちはエピソード2に入って行動していたそのままの形で、4組に分かれて、それぞれのルートにそって物語が進んでいく。会場でははティチエル、イスピン、ルシアンのルートが動画で紹介された。こちらの3人のルートは他の要素よりも一足早く2月25日に実装予定だ。エピソード2全体の実装時期については未定となっている。
「ケルティカに向かう途中でキャラクターごとに、懐かしい思い出のシーンというのが用意されています。みなさんにもご好評のちっちゃなイスピンが見られたり、幼いルシアンが見られたりします、他のキャラもそれぞれ楽しいシーンになっているので、ご期待いただければと思います」(保坂氏)
・ 4つの高レベル向けダンジョンがある西遊記マップが正式に実装
「4匹のボスを倒すと、それぞれ封印玉という名前のアイテムを落とします。宝箱と同じように使用すると、アイテムが出てきます。防具系が多いんですが、何がでるかはお楽しみということで。」(坂下氏) 会場では実際に動画でフィールドやボスとの戦闘シーンなどが紹介された。GMキャラの使う凄すぎる必殺技に場内からは笑いが起きていた。実際はパーティーで進まなければならないハードなダンジョンになりそうだ。
西遊記マップに挑戦できるのは1日1回のみ。ただ、モンスタードロップやショップで購入するアイテムがあれば、複数回のチャレンジが可能になる。途中で死んでしまうと、それ以上先には進めない。
・ チームで挑む、生き残りを賭けたゲーム「恐怖の家グリッド」
「中では回復系のスキルやポーションは使えないので、死なないように注意して遊んでいただければと思います。ただ一部の料理はもしかしたら使えるかもしれない。美味しい料理を食べて回復ということもできますので、チャレンジしてみてください」(坂下氏)
3つあるコースでクリアすると、それぞれ違ったアイテムがもらえる。5分ですと「恐怖のグリッドウイング」、10分、20分とそれぞれ中級、上級の装備がもらえる。チャレンジできるのは、毎週月曜日に1人1回のみだ。ちなみに、「恐怖のグリッドウイング」はその硬そうな外観から、テストプレーヤーに「カニウイング」と呼ばれていたそうだ。
・ お気に入りの“二つ名”で、自分をアピールできる「称号システム」 「称号システム」は、プレーヤーが自分の業績や職位にかかわるもう1つの名前を表示することができるシステムだ。獲得する方法は3つ。
(1)モンスターを倒す
(2)町から推薦される
(3)一定の能力を手に入れる
■ 2月25日から5周年記念イベントが5本立てで開催 5周年を記念した5つのイベントが5週間にわたって開催される。イベントの詳細は以下の通りだ。
実施期間:2009年2月25日(メンテナンス後)~2009年3月11日(メンテナンス前)
イベント概要: 目玉報酬アイテム:ゼリッピレンジャー
「最初はソロで動けるんですが、最後のマップには男の子と女の子のキャラクターがカップルでチームを作って入ってもらうというふうになっています。そうするとお礼としてもらえる宝箱の中からゼリッピレンジャーが手に入るかもしれないというイベントです」(保坂氏)
実施期間:2009年2月25日(メンテナンス後)~2009年3月11日(メンテナンス前)
イベント概要:
報酬:アニバーサリーBOX
「単純にまげっピに話しかけることでイベントマップの中に飛んで、宝箱を手に入れられるというものなんですが、今回種類の違うイベントマップを6種類用意しました。どんな条件で違うマップに飛ぶのかを研究しながら、全部のモンスターを倒していろんな宝箱を手に入れてもらえればなあと思います」(保坂氏)
実施期間:2009年3月11日(メンテナンス後)~2009年3月18日(メンテナンス前)
イベント概要: 報酬:不明 「ゲームに接続して5時間経過すると宝箱がもらえます。1キャラクター1日1回で5時間なので、意外とログアウトしてしまう方もいるかもなんですけど、そこをがんばってもらえると未実装のアイテムなんかも手に入るかもしれません」(保坂氏)
実施期間:2009年3月18日(メンテナンス後)~2009年4月1日(メンテナンス前)
イベント概要:「どろしーのるんるんばるーん」
「5周年記念スロットゲーム」
「どろしーのるんるん、5人でチームを組んでイベントマップの中にある風船をいっぱい割ってもらうと、中から数字の書かれたカードが出るので、そのカードを集めてぴったり55点集めるとクリアというものです。制限時間が5分ですが、残り時間の多さによって報酬が変わります」(保坂氏)
イベント概要:
5周年記念ペット:松子
■ 今後のアップデート情報。新キャラや、シルバースカル、新ダンジョンなどコンテンツが盛りだくさん
チャプター5のあらすじ 巷では“シルバースカル”に関するうわさが飛び交っていた。話題のシルバースカルが開催されるハイアカンを目指すことになったメンバー。そんな時、ナルビクで起きたある騒動のせいでワープサービスが使えなくなってしまう。主人公たちは、懐かしい仲間たちとの再会を経て、苦労しつつもなんとかブルーコーラルへたどり着く。そしてブルーコーラルで新たな仲間たちと遭遇するのであった。 ・ 豊富な対戦カードが選べる新たな対人コンテンツ「シルバースカル」 既存のファイトクラブを改善した新しいコンテンツが「シルバースカル」だ。大まかな変更点は以下の通り。
・レベル帯別チャンネル選択が可能 ・フリーチャンネルの解説ができる ・1対1、複数対複数、チーム対チームなど複数の対戦方式が選択可能 ・新規マップの追加
・ 2人の新キャラクターイサックとアナイスが登場 イサック・ディカステル 「35歳というのはテイスズウィーバーのキャラクターの中で最年長になります。イサックの特徴としては子どもが大好きで、かわいい子供を見ると娘を思い出して可愛がるんです。テイルズウィーバーの中で幼い部類の方に入る女子、アナイスやナヤトレイを見るとプレゼントをするという設定もあります」(坂下氏)
アナイス(アナベル)・デル・カリル 「彼女は名前が2つあるところからもわかるように、二重人格のキャラクターです。才能としては召喚術にたけているので、たぶんその辺りの攻撃方法を使うキャラクターになるんじゃないかなと思います。リボンが付いている明るい雰囲気の方はアナベルで、リボンをとった無表情の方がアナイスという設定になっています。アナイスの実装はまだだいぶ先かもしれないので、もうちょっとおまたせするかもしれないですが、できるだけ早くプレイできるようにしたいです」(保坂氏)
・ 高低差のある戦闘が必要。和テイスト満載の、日本オリジナルマップ「鬼哭の城」が登場 この感謝祭で初公開となったのが、日本オリジナルマップの「鬼哭の城」だ。空間がねじれ、異次元から現われた桜城。彼らは元の時空に帰るため禁断の暗黒魔法に手を出す。だが魔法は失敗し、桜城のすべてのものは永遠に苦しみ続ける不死の呪いにとらわれてしまう。彼らは呪われなくなったものを恨むようになり、やがて桜城は「鬼哭の城」と呼ばれるようになった。 鬼哭の城は日本の城下町のような構造をしたマップだ。推奨レベルは兵舎が50~100、武器、食糧貯蔵庫が100~150、天守閣が150~200と、幅広いレベル帯のプレーヤーが遊べるようになっている。高レベルプレーヤー用の天守閣は塔のような構造になっていて、最上階にボスである城主がいる。 「まだ僕も見ていませんが、かなり強力なモンスターになるんじゃないかなあと思います。もともと忍桜の里の企画の時にも、こちらからはお城をイメージして提出したんです。それではなくて忍びの里がはいったので、その後に元の企画であった城を企画してくれたと」(坂下氏) ダンジョンの特徴として、「テイルズウィーバー」では初となる高所から間接攻撃するモンスターが出現する。 「パーティーを組んでいく時には、ぜひ範囲攻撃をもった仲間をチームにいれて進んでいただきたいなあと思います」(坂下氏)
・ 今後実装予定のアイテムを、現在デザイン中のものも合わせて大紹介 ステージイベント後半ではアイテムをどんな風に作っているか教えてほしいというプレーヤーの声にこたえて、ゼリッピレンジャーのデザインラフなど、開発段階の資料が紹介された。
■ 質疑応答では、プレーヤーの素朴な疑問に、保坂氏、坂下氏が回答 イベント参加応募時に参加者から集めた質問で質疑応答が行なわれたのでまとめておこう。 Q:日本でのイベントは日本オリジナルなのでしょうか? オリジナルなら会議で決めているのですか?(28歳男性) A:イベントは私たち運営のものが考えてみんなで行なうものと、開発チームのほうで企画をしてイベントを行なうものもあるので、半々くらいです。(保坂氏)
Q:エピソード1キャラへのスキル追加はありますか?(26歳男性) 僕らもその辺りは気にしてまして、後は開発の者へのアピールなんですけど、ぜひ日本のプレーヤーが待っているので入れてくださいと、頑張って勧めて行きたいと思っていますので、ご期待いただければというところです。(坂下氏) Q:ニコニコ動画でよく「テイルズウィーバー」の広告を見るのですが、そこにはティチエル、ミラ、イスピンがいて、女性キャラであるナヤトレイがいないんですが、もっと可愛いナヤを出してください。(9歳女性) 理由はキャラクターごとに、性格や設定づけがありますので、ナヤトレイがニコニコ動画に出てるのはどうかというのがちょっとありますし(笑)、あとは結構この「テイルズウィーバー」はキャラクターを重要視しているゲームですので、イラスト1つ作るのも大変なんです。いろんなところのチェックを経たりして。その関係でなかなか新しい絵が作れないんですよ。今後はそういったご要望も取り入れて、みんな仲良くいるようなバナーを作っていきたいと思います。(保坂氏) Q:テイルズウィーバーの音楽はいい音楽ばかりです。どのようにして考えているんでしょうか?(23歳男性) 作曲者に確認したところ、開発から上がってきた新しいマップを見ながら、音がない状態でよく見てそれをイメージするんです。イメージした後実際にプレイしながら、その場でピアノを弾いたり、キーボードを弾きながら作って、作った後にこのマップに合うか何度も試すそうです。早いと1~2週間で作ってしまうんだとか。(保坂氏) Q:日本独自マップの忍桜の里がとってもお気に入りです。今後も日本独自の追加はありますか? また、NPCの越後屋さんみたいに、開発陣をモデルにしたなどの秘話はありますか?(24歳男性) 「鬼哭の城」がまさに日本オリジナルマップです。越後屋以外でいくと、忍桜の里の織絵がモデルがスタッフなんですよ。越後屋は僕がイメージで僕は町で床に座って武器を売ってるんですけど、織絵さんはお姫様。そのくらいですかね(笑)。(保坂氏)
イベントの締めくくりには大盤振る舞いの大プレゼント抽選会が行なわれた。ブックカバーを100人にプレゼントなどと大盤振る舞いで、ほぼ参加者全員がなにがしかの景品をもらえたのではないだろうか。目玉景品は世界に1枚しかない、デザイナー書き下ろしのイラスト3枚。額にはいったイラストが、ラッキーな3人の招待客にプレゼントされた。さらに記念マグカップやWebmoneyカード、ポストカードとガムなどが入ったお土産もあり、情報もグッズも盛りだくさんのイベントだった。 舞台の2人から、ファンに向けてのメッセージは以下のとおり。既に長寿ゲームの域に入った「テイルズウィーバー」だが、まだまだ衰えることのないスピードで盛り上がっていきそうだ。 「5年という長い期間サービスをしているゲームなんですけども、これから先も皆さまに喜んでいただけるような楽しいイベントや可愛いアイテムを入れていきたいと思いますので、今後も期待して楽しくプレイをしていただければと思います」(保坂氏) 「こういうイベントは3回目なんですけども、変わらず皆さんに御支持いただけて嬉しい限りです。今後も今日発表した内容を含めて、どんどんアップデートを重ねていきたいと思いますし、まだまだネクソンジャパンの主力のタイトルですから、広告宣伝なんかもがんばっていきます。ぜひ新規の方が入ってきたときに優しくしてくれて、みなさんでチームを組んで楽しんでいただければと思います」(坂下氏)
テイルズウィーバー is trademark of Sotfmax Co.,Ltd. Copyright (c) Sotfmax Co.,Ltd. All rights reserved. Copyright (c) Nexon Corporation and Nexon Japan Co.,Ltd. All rights reserved.
□ネクソンジャパンのホームページ (2009年2月23日) [Reported by 石井聡]
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