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会場:幕張メッセ
入場料:大人、中高生1,000円(特別割引券使用で700円)
ここでは、AMI、AQインタラククティブ、アトラス、ケイブ、コナミ、タイトー、バンダイナムコゲームス、ホープといった各社のレポートをお届けする。
■ AMI ● デモンブライド
操作は1レバー+4ボタン(Aボタン:弱攻撃、Bボタン:強攻撃、Cボタン:射撃、Dボタン:ダッシュ)。射撃ボタンというのは格闘ゲームとしては珍しいのではないだろうか。
体力ゲージ以外に、射撃・ダッシュなどに使用され、時間と共に回復する「ブライドゲージ」、フォースアクションに使用され、攻撃や防御をすると増加する「フォースゲージ」があり、これらのゲージをうまく使いながら戦うことになる。射撃ボタンの存在やダッシュによる相手の射撃無効化など、新たな試みが実装されている。2009年稼動予定。
● SkoPRO(アイドルパラダイス)
実際の製品は、外形135mm×336mm×280mm、総重量5kgとコンパクトなサイズになる予定。15kHz、31kHzモニターに対応し、OSはWindows XP Embeddedと、こちらも手堅い仕様。
第一弾は、現在稼動中のリアルタイムパズルゲーム「ドラゴンダンス」。ブースには、それとあわせてSKonec第2弾タイトル「動画でパズル アイドルパラダイス」がプレイアブル出展されていた。10人のアイドルが登場するパズルゲームで、特徴はゲーム中の画面が動画で、プレイする際は“そのまま動く”こと。動画は竹書房より発売中のアイドルDVDから提供を受けているという。2009年発売予定。
■ AQインタラククティブ ● ひぐらしの哭く頃に 雀
キャラクターボイスがアニメと同じ声優だったり、牌を動かすアニメーションの緻密さなどに開発スタッフのこだわりを感じた。原作ファン納得の出来になりそうだ。
ティザーサイトもオープンしており、壁紙やキャラクターボイスのダウンロードのサービスも行っている。気になる方はアクセスしてみて欲しい。今夏稼動予定。レバー+ボタン、麻雀パネル両対応。
(C) 竜騎士07 /07th Expansion/ (c)2009 AQ INTERACTIVE INC.
□AQインタラククティブのホームページ
■ アトラス ● 豪血寺一族 先祖供養
新システムとして、ストレスメーターを実装。ダメージを受けたり、攻撃をガードされると最大3ゲージ分まで上昇する。1ゲージ分溜まるときの行動により、効果が異なる仕様になっている。攻撃中に1ゲージたまると「煩悩開放」となり、攻撃力が一定時間上がる。防御中に1ゲージたまると「怒り爆発」となり、あらゆる相手の攻撃をはじき返す。また、このストレスメーターは、1ゲージ消費でガードキャンセル攻撃・ストレスシュートができ、2ゲージ消費で一発奥義が発動できる。
新キャラクターとして大山凛、破鳥匠のイラストも公開されていた。名前からして、大山礼児、破鳥才蔵と関係がありそうだ。他にも新キャラクターの追加を予定している。従来のシリーズからのキャラクターは、大山礼児、陳念、キース・ウェイン、ホワイト・バッファロー、アンジェラ・ベルテ、豪血寺お種、花小路クララの参戦が確定しているようだ。今夏稼動予定。開発度30パーセント。
□アトラスのホームページ
■ ケイブ ● デススマイルズII - 魔界のメリークリスマス
1つ目が使い魔モード。AorBボタンを押し続けると使い魔から魔方陣が展開し、魔方陣内に敵が入ると、敵にレーザーを発射して攻撃する。この攻撃は威力が高く、耐久力の高い敵に対して有効な上、画面奥にいる敵にも攻撃が可能となっている。ただし、自機の動きが遅くなってしまうデメリットがある。
2つ目が結界アタック。A・Bボタン同時に押し続けると自機から結界が出て、敵が結界内に入ると、敵をマーキングしていく。マーキングしていくと結界は小さくなっていく。ボタンを離すor結界が最小になるとマーキングした敵に使い魔が体当たり攻撃をする。こちらも威力の高い攻撃だが、A・Bボタンを押し続けるため、通常のショットが撃てなくなるので、使いどころに注意したい。
● お祭りやさん「元祖! たこやき」、「きんぎょすくい」
シリーズ第一弾の「きんぎょすくい」は、画面内を泳ぎ回る金魚をポイですくいあげる。ポイは、タッチペンで触れたところから少し先に出現。このあたり、金魚を直接タッチさせるのではなく、手元ですくいあげる本来の動作に近い感覚を模しているのだろう。開始時に難易度を選ぶことができ、ゲーム終了時に表示されるQコードを使って、取った金魚をケータイで飼えるという、ちょっと変わったフィーチャーが盛り込まれている。 第二弾の「元祖! たこやき」は、矢印をなぞってたこやきを回すゲーム。画面左上に出現する「チャンスたこ」をタッチして全部いっぺんに回したりと、すばやく回してたくさん焼き上げる。一定数を焼くと「ジャボたこやき」が出現。これは回すのではなく、タッチペンでひたすら連打。
本作最大の特徴は「業界初!」という“ソースの香り”が筐体手前のスロットから匂ってくること。たこやきの匂い発生装置が搭載されており、たくさん焼くほどソースの香ばしい匂いが周辺に充満する。思わず「これ、どんな仕組みになってるんですか?」と広報氏に質問すると「企業秘密です」とニンマリ。こちらもゲーム終了時に表示されるQコードで、焼いた数に応じてケータイで認定書がもらえる。とにもかくにも、風変わりなゲームだ。
(C)2008 CAVE CO.,LTD.ALL Right reserved.
□ケイブのホームページ
■ コナミ
● ザ☆ビシバシ
3つの大型ボタンを叩いてミニゲームを遊ぶ「ビシバシチャンプシリーズ」の最新作「ザ☆ビシバシ」。モニターがワイド画面対応となり、操作系統も赤・青・緑の大型ボタンにスタートボタン兼用の「フィニッシュボタン」が追加された。「フィニッシュボタン」はミニゲームの締めとして使われることが多く、叩きまくりの快感の中に緊張感のあるゲーム性となった。
今作ではゲーム開始時に3Dキャラクターのアバターを作成できる。ガチャ美やガチャ夫といったメインキャラクターだけではなく、「サイレントヒル」のロビー、「ポップンミュージック」のニャミ、「クイズマジックアカデミー」のガルーダ先生といったように他のタイトルのキャラクターも登場する。
(C)2009 Konami Digital Entertainment Co., Ltd. ● クイズマジックアカデミー6
クイズジャンルはこれまでの「雑学」が「ライフスタイル」と「社会」に、「学問」が「文系学問」と「理系学問」に分割。全国オンライントーナメントのステージ構成も「予習前後半戦」「準決勝戦」「決勝戦」となり、より多くのプレーヤーが次のステージに残れるようになっていた。2009年3月稼働予定。
(C)2009 Konami Digital Entertainment Co., Ltd. ● 投球王国ガシャーン おかわり!
(C)2009 Konami Digital Entertainment Co., Ltd. ● InfinityRings
(C)2009 Konami Digital Entertainment Co., Ltd. ● SPINFEVER -第2章- 夢水晶と魔法のメロディー
(C)2009 Konami Digital Entertainment Co., Ltd. ● その他の出展機種
(C)2009 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
□KONAMIのホームページ
■ タイトー ● エレベーターアクション デスパレード
基本的なゲーム性としては、従来あるガンシューティングゲームと同様に、ガンコントローラーで次々と現われる敵を狙っては撃ち、倒すことで進んでいくという内容。ガンの弾は12発装填と、やや多めとなっているが、撃った後は画面の外に向けてリロードする必要がある。そのほか、敵の頭部を撃つとヘッドショットとしてボーナスポイントが入ったり、撃鉄部分に配置されているボタンを押すと、フラッシュグレネードを使用して、敵の動きを一定時間スローモーションにできるなど、単純に撃つだけではないゲーム性となっていた。 また、筐体にはエレベーターを動かす上下ボタンと、ドアの開閉ボタンが用意されている。AOUショーバージョンでは、上下ボタンは途中のルート選択に使用しており、上は難易度が低く、下は難易度が高いルートに進むようになっていた。ドアの開閉ボタンは、強敵からの攻撃を防御するイベントが発生時した際に使用し、時間内にボタンを連打することで、ノーダメージでピンチをくぐり抜けられる。
サングラスにスーツ姿の敵を倒すと、アイテムケースに収められたファイルを入手できるなど、元となったの「エレベーターアクション」を知っている人ならば、思わずニヤリとさせられる演出にも注目してほしい。
(C) TAITO CORPORATION 2008,2009 ALL RIGHTS RESERVED. ● ミュージックガンガン!
AOUショーバージョンでは、有名曲からオリジナル曲まで、全10曲が用意されており、難易度も3段階用意されていた。難易度が上がると、複数回ガンをヒットさせないと倒せない、盾を装備した“音モンスター”や、トリガーを引いたままガンでなぞることで倒せる、兜を装備した“音モンスター”も登場するため、シンプルながらやりごたえのあるゲーム性になりそうだ。
(C) TAITO CORPORATION 2009 ALL RIGHTS RESERVED. ● ホーンテッド ミュージアム
広大な博物館の中、古代遺跡や水中、宇宙開発などさまざまなステージを舞台に冒険が繰り広げられる。各ステージは、最初にステージセレクトで選択できるため、ガンシューティングゲームが苦手な人でも、いろいろなステージを楽しめるようになっていた。
ゲーム中に使うガンコントローラーは、暗闇の中ではステージを照らす懐中電灯になったり、光線銃やマシンガン、水中銃などの武器に状況に合わせて、自動的に切り替わる。それでいながら、リロードいらずで撃ち続けられるため、狙いをつけることに集中できるようになっていた。難しい操作を極力廃し、ライトユーザーでも気軽に楽しめる“NO考ゲーム”ブランドらしいゲーム性といえるだろう。
(C) TAITO CORPORATION 2009 ALL RIGHTS RESERVED. ● その他の出展機種
(C) TAITO CORPORATION 2009 ALL RIGHTS RESERVED.
□タイトーのホームページ
■ バンダイナムコゲームス
● 機動戦士ガンダム 戦場の絆 次回アップデートバージョンとなる「REV.2.03」の先行体験が可能。出展台数は8台。 3月中旬から、「全国勢力戦イベント」が開催されることも告知されており、全国都道府県を地球連邦軍、ジオン公国軍に分割、各勢力のミリタリーバランスゲージを共有し、勢力戦終了時のゲージ量の多さで勝敗を決する。イベントの戦場となるのは、「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」で舞台となった新マップ「北極基地」。このイベントに参加し、戦闘に勝利すれば、くじ引きがひける。くじに当たれば、各軍3タイプずつの新型モビルスーツが先行支給される。 地球連邦軍は「ジム・ストライカー(ネメシス隊)」、「ジム・ガードカスタム」、「デザート・ジム」、ジオン公国軍は「ズゴックE」、「ザクII寒冷地仕様」、「ザクI(S)」のラインナップとなっている。
スケジュールは、勢力戦を1週間、そして結果発表を1週間というセットで2回行なわれ、トータルで1カ月となる(2回目は軍を入れ替えて戦かうことになる)。東西の分け目は、新潟県、群馬県、埼玉県、山梨県、静岡県の縦のラインから西側、山形県、福島県、栃木県、茨城県、千葉県、東京と、神奈川県の縦のラインから東側となる。
●弐輪 -NIRIN-
昨年9月に行われた「アミューズメントマシンショー」でも出展されていたタイトルだが、当時出展されていたものよりも開発段階が進んでおり、今回はほぼ製品版と同様の仕様での出展になっているとのこと。前回出展されていたものと比べ、選択できるステージ数が増加していたようだ。
車体を傾けて重心移動することでコーナリングを行う本作だが、車体を傾けているとコーナリングすると同時にブーストゲージが増加していく。ブーストゲージが一定以上たまった状態で車体を元に戻すと、爆発的な加速が掛かるブーストが発動する。そのためカーブに限らず直線でも常に車体を傾けて蛇行運転するとゲージがたまりやすく、ブーストが発動しやすい状態になる。
このようなプレイをすると、自然と公道を走行する車の間を縫うように、蛇行運転をしていくことになるのだが、このときのスピード感はかなりのもので、バイクゲームならではのものを感じさせてくれた。
遊んでみる際には、ぜひブーストゲージを意識して遊んでみていただけるとより楽しめるのではないだろうか。
(C)2008 NAMCO BANDAI Games Inc. ● レイジングストーム
マシンガンのトリガーを引きながら足元のペダルを踏むことで射撃を行い、ペダルを放すと盾による防御を行う。盾による防御は非常に強力で、ほぼ全ての攻撃を無効化できる。敵からの攻撃が来る際には画面上にサイトが表示され、危険を知らせてくれるので、サイトを確認できたら即座にペダルを離して盾を構えるようにすればダメージを受けずに済む。
ガンシューティングゲーム初心者でも、比較的簡単でわかりやすく、爽快感を味わえるゲーム性になっているのではないだろうか。
(C)2008 NAMCO BANDAI Games Inc. ● 機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT
(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・毎日放送
□バンダイナムコゲームスのホームページ
■ ホープ ● 鉄分補給ヨシ! 目指せ! 運転の達人 ジオラマ★鉄道 出発進行
ゲームモードは、初級と上級の2種類。初級はポイント加算のみで設定された時間を遊べる。上級は、与えられた指示を成功させると持ち時間が増え、失敗すると逆に減ってしまう本格的なゲームモード。初級モードでも指示は出るが、失敗しても減点はされない。
操作指示はマークで表示される。マークは「警笛を鳴らせ!」「確認せよ!」、「駅の停止線で停車しよう!」、「制限速度に合わせよう!(60km、70km、80km)といった全6種類。操作パネルにはボタンやマスコンレバーがあり、雰囲気はバッチリ。とにもかくにもジオラマの迫力は圧巻のひとことで、多くの人が足を止めて見入っていた。小さな子はもちろん、鉄道ファンにも十分な訴求力を備えたタイトルといえそうだ。
(C)2004-2006 HOPE. All rights reserved.
□ホープのホームページ
□「AOU2009 アミューズメント・エキスポ」のページ (2009年2月20日) [Reported by 木原卓/菅原哲二/福田柵太郎/米澤大祐/豊臣和孝]
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