PS2版パッケージ

PSP版パッケージ

　システムソフト・アルファー株式会社は、プレイステーション 2（PS2）、PSP用本格戦国シミュレーションゲーム「戦国天下統一」を、3月26日に発売する。価格はPS2が7,140円、PSPが6,090円。

　「戦国天下統一」は、洗練されたゲームシステムと膨大な資料を基に作成されたシナリオデータにより、より史実に近い展開でゲームが進行する戦国シミュレーション「天下統一」シリーズの最新作。プレーヤーは、戦国大名の1人となり、全国各地に割拠する智将・猛将たちと戦いながら天下統一を目指す。

　本作では、武田信玄が甲斐の覇権を握るところから始まる「猛虎迅雷」、信長が家督を継ぎ大名同士の争いが激しくなる「群雄割拠」など4本のシナリオと、PS2版には「天下麻のごとく乱れる」、PSP版には「太閤の遺産」のオリジナルシナリオを加えた計5本を収録されている。

　また既存の大名家の代わりにプレーヤーが設定したオリジナルの当主を置くことができる「当主エディット」機能を実装。ゲーム内での1年は、春夏秋冬それぞれの季節を前半と後半に分けた8つのターンで構成されており、1ターンは、「更新」、「計画」、「内政」、「外交」、「軍備」、「戦略」、「合戦」の7つのフェイズから成り立っている。それぞれのフェイズでは、「治水開墾」や「武将への俸禄」、「出陣」といった各種コマンドを実行し、自国の増強を図り、あらかじめシナリオに設定された目標を達成していく。

　戦国時代の特徴である合戦では、野戦をはじめ、一騎討ち、そして攻城戦などを体験できる。各戦場では、兵を疲弊させて敵の士気を下げることで相手を敗走させたり、攻城戦で「包囲」して兵糧攻めにしたりといった駆け引きも楽しめる。

　また、オリジナル女性キャラクターも登場し、生まれた子供が女児であれば「姫」または「武将」として育てることができる。ゲームシステム上「血縁」の概念が存在しており、姫を他大名家に嫁がせた場合は親族関係を結び、より強固な同盟関係を結べる。また家臣と婚姻させた場合は、その家臣を身内にし強固な信頼関係を築くことができ、「武将」であれば信頼関係の深い配下武将として合戦に参加させることが可能だ。

【スクリーンショット】

内政面では開墾や、兵士の訓練、など7つのフェイズで国力を増強していく

合戦では野戦、攻城戦、海戦などで戦えるほか、一騎打ちによって勝敗をつける

【オリジナル武将】
プレーヤーオリジナル武将には姫武将をはじめさまざまなイメージが用意されている

(C)2009 SystemSoft Alpha Corporation
ゲームデザイン原案：(C)黒田幸弘・ミューズソフト株式会社
※本製品については、ミューズソフト株式会社および黒田幸弘氏は、いっさい関わっておりません。

□システムソフト・アルファーのホームページ
http://www.ss-alpha.co.jp/
□「戦国天下統一」のホームページ
http://www.ss-alpha.co.jp/products/tenka_consumer/
(2009年2月12日)

[Reported by 鬼頭世浪]