手掛かり(クルー)を駆使して冤罪を証明せよ! 発売直前!SCEJ、PSP「遠隔捜査 -真実への23日間-」
2月5日 発売予定
価格:4,980円(UMD版)
3,800円(ダウンロード版)
CEROレーティング:B(12歳以上対象)
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(以下:SCEJ)は、プレイステーション・ポータブル用冤罪証明バトル「遠隔捜査 -真実への23日間-」を2月5日に発売する。価格はUMD版が4,980円、ダウンロード版が3,800円。プレイ中のロード時間を短縮する「データインストール」に対応しており、必要データ容量は486MB以上。
「遠隔捜査 -真実への23日間-」は、昨今世間をにぎわせている“冤罪”をテーマにしたアドベンチャーゲーム。主人公の斉藤光志(プレーヤー)は、殺人事件の容疑者として突然逮捕される。だが、当日は酔い潰れていたため一切の記憶がない。ゲームとはいえ、主人公が逮捕・勾留されてからの流れは、現在の日本国法律で定められた勾留手続きにのっとり進行。逮捕3日目には、検察庁へ送致されることとなる。留置場に拘束される事になった光志のもとへ、最初に接見に訪れたのは現・弁護士で元彼女の新城法子だった。光志は、勾留中で身動きがとれない自分の代わりに、無実を証明する為の手がかり(クルー)集めを、担当弁護士となった法子に依頼する。
「取調室」という名の密室で、頭脳明晰な刑事・三浦正信を相手に、日々繰り広げられる尋問。自らの冤罪を証明するため、三浦から出される尋問に対して「どんな手がかりを得て」、「どのタイミングで出す」のか。手がかりの出し方ひとつが、自らの人生を左右する緊迫のロジックバトルが展開される。
タイムリミットは、勾留期限の23日間。この間、弁護士の法子に毎日調査を依頼し、結果報告を聞けるわけではない。3日目に「送検」と「検察官による10日間の勾留請求」、4日目は警察立会いのもと「現場検証」を行なうなど、調査を依頼できない日もある。逮捕後は、72時間以内に「勾留請求(10日間・勾留13日目)→勾留延長(さらに10日間)」となるが、本作は勾留13日目にひとつの山場を迎える。13日目まで警察の「尋問パート」を乗り切り良い心証を得たとしても、疑惑を証明仕入れなかったなら起訴されてしまう。13日目に起訴されるか、勾留延長となるか……。
真犯人を探し出し、起訴前に無実を証明できる確率は、わずか0.14パーセント。限られた時間の中で、真実を得る為の戦いが始まる。
【斉藤 光志】 | 【新城 法子】 | 【三浦 正信】 |
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水谷探偵事務所勤務の探偵。25歳。昔は弁護士を目指していた。突然、殺人事件の容疑者として留置所に拘束される事となる。身動きがとれない間、かつての恋人新城法子に事件の手掛かり集めを依頼するが……。5年前、一方的に法子の前から姿を消した自分を少し後ろめたく思っている |
沼崎法律事務所勤務。司法修習を終えたばかりの新人弁護士。25歳。光志の元彼女で、光志逮捕のニュースを観て接見に訪れる。光志から担当弁護士に指名され、光志の無実を信じ、手掛り集めに奔走する |
警視庁勤務。31歳。本作の事件、有力企業「白川グループ」トップ・白川一朗殺人事件の担当刑事。頭脳明晰。真面目で正義感が強い。普段は冷静だが、感情の着火点は低い。線は細いが、柔道・剣道の有段者で身のこなしも軽い |
【吉本 清香】 | 【沼崎 栄太郎】 | 【沼崎 晋太郎】 |
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三浦の部下の警察官。警官という立場を除いても、とにかく真面目で潔癖症。少しいきすぎの感もあり、犯罪者や容疑者に対しても厳しくあたる。三浦が捜査で不在の際には、取調べを行なう事もある |
法子が所属している「沼崎法律事務所」所長。晋太郎の実父。光志や法子が大学生だった頃から、実績のある有名な弁護士だった。生真面目で融通がきかない所もある。曲がったことが大嫌い |
沼崎栄太郎の息子。司法試験突破のため勉強中。それなりに学力・知力もあるが、とことん二世でおぼっちゃま。学生時代から光志にコンプレックスを抱いていて、イヤミを言う事もあるが、憎めないキャラ。基本的に、光志には財力以外かなわない |
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冤罪というテーマを扱った社会派作品。かつての恋人で担当弁護士となった法子と協力し、無実を証明するための手がかり(クルー)を集める |
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クルーを集めることも大切だが、それをどんな場面で、どのように切り出すか。限られた時間内で最善手を模索する |
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担当刑事と直接対決する尋問パート。「クルー」を有効に使って心証をいい方向にもっていく。失敗すると逆効果で文字どおり自分の首を絞める結果となる。心証の度合いは、画面上部のゲージに表示される |
- ユーザーサポート機能 - |
【情報一覧】 | 【尋問一覧】 |
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入手した「クルー」をジャンル別にいつでも確認できる。「クルー」を選択した状態で、さらにボタンを押すと、より詳細な説明を確認することができる |
これまで受けてきた尋問内容を、いつでも閲覧できる。証明済・未証明の尋問が一目瞭然で、次に何を捜査すべきかの指標になる |
【人物関係図】 | 【辞典・解説】 |
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ナゾが解ける度に、人間関係の繋がりが表示された「人物関係図」が更新される。いつでも閲覧でき、すべてのナゾが解けた時、登場人物が整理される |
キャラクター間で飛び交う、警察や法律の専門用語を解説してくれる。いつでも閲覧でき、ゲーム内に専門用語が出てくるたびに自動更新される |
■ ゲーム序盤 ~1日目から4日目までの流れ~
● 1日目 …… 事件発生
【バー「ライトブルー」での密室殺人。5年前に亡くなった母の言葉】 |
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11月11日(火) バー「ライトブルー」VIPルームで白川一朗が殺害された。その時、光志(プレーヤー)は勤めている探偵事務所の所長・水谷朝露と同じ店内で酒を飲んでいた。酔ってカウンターに突っ伏した光志の夢枕に、5年前亡くなった母がたつ。「あなたは、真実を知らなければいけない。彼女を助けるためにね……」。優しかった母の不可解な言葉を聞きながら、元来、酒がそう強くない光志は、深い酔いと眠りに落ちていった…… |
● 2日目(1) …… 初めての取調べ
【身に覚えのない殺人容疑。絶体絶命のふたつの証拠】 |
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11月12日(水) 次に光志の意識が戻った時、そこは警察の「取調べ室」だった。事件の担当刑事・三浦から、光志は自分がなぜ殺人事件の容疑者として逮捕されたのかを聞かされる。「殺人事件に使われた拳銃に、光志の指紋がついていた」、「 被害者と光志が、事件当日、バーで口論していたのを複数の人間が証言」という、ふたつの証拠。酒に酔って記憶が全く無い光志は、反論する術もなかった |
● 2日目(2) …… 法子との再会、調査を依頼
【元彼女と5年ぶりの再会。その時、俺は容疑者だった】 |
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「取調べ室」で途方にくれる光志の元に、接見希望者が現われる。それは、5年前に別れた元彼女の法子だった。財界の要人でもある白川一朗死亡のニュースを観て、容疑者として逮捕された光志に会いにきたのだ。一方的な別れ方をした自分に会いに来てくれた法子に戸惑いながらも、光志は、弁護士になったばかりの法子に、事件当日の自分の足取りと担当刑事(三浦・吉本清香)について、調査を依頼する |
● 2日目(3) …… 留置場・夜
【留置場で就寝。人物整理】 |
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「取調べ」と「接見」を終えた光志は、留置場の部屋へ戻る。同居人・七芝伊月は“わいせつ物頒布罪”で捕まっている小説家。が、本人曰く「エロではなく国のお偉いさん関係の汚職をネタに書いたために逮捕された」らしい。就寝前、今日起こったこと、人物について整理する。そういえば、法子が就職した「沼崎法律事務所」は、大学時代の同級生・沼崎晋太郎の父が運営している法律事務所だった |
● 3日目 …… 送検
【検察庁および裁判所にて、10日間の勾留決定】 |
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11月13日(木) 検察庁にて検事と対面。酒に酔っていて記憶がないのなら、酒に酔って凶行に走ったのではないか? 凶器についた指紋はどう説明するのかと突っ込まれ、反論できない光志。10日間の勾留請求を出される。裁判所にて判事と対面。ここでも拳銃の指紋について問われ、まだまだ調査が必要となり10日間の勾留決定 |
● 4日目(1) ……法子からの調査報告
【1回目の調査報告(白川ビルの場合)】 |
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被害者の会社がある「白川ビル」へ行った法子の調査報告。白川グループ広報・中川への聞き込みで、被害者の白川一朗亡き後、日本トップの住宅メーカー「白川グループ」新代表になったのが、白川一朗のいとこ“白川悟” だという事がわかった。一朗はワンマン経営だったが、白川悟は気さくなタイプらしい |
● 4日目(2) ……法子からの調査報告
【1回目の調査報告(バー「ライトブルー」の場合)】 |
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事件現場のバー「ライトブルー」へ行った法子の調査報告。“被害者と光志が口論していた”という話を調査したところ、“口論”という程のものではなかったと店員が証言。また、銃声がした部屋に最初に入ったのは、意外な人物だった事がわかった。殺害現場となったVIPルームは暗証番号で開錠する仕組み。光志は、法子が見落とした防犯カメラを次に調べるよう指示する |
● 4日目(3) ……法子からの調査報告
【1回目の調査報告(沼崎法律事務所の場合)】 |
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法子が勤めている「沼崎法律事務所」での調査報告。法子の上司・沼崎栄太郎への聞き込み。実は事件の夜、沼崎栄太郎も「ライトブルー」に居合わせていた。被害者・白川一朗とは昔なじみで、光志の上司である、朝露とも知り合いである事が判明。事件当日の状況を入手する |
● 光志の息抜きキャラ ……七芝伊月
【も、も、もしかして……ボーイズラブ系!?】 |
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勾留日数が増えていくにつれ、尋問も調査もどんどんシビアになっていくが、光志の愛すべき息抜き相手、留置場の同居人・七芝が色々となごませてくれる。先に逮捕された先輩(?)として、留置場トリビアを教えてくれたり、人なつっこいキャラで「一緒にお風呂に入ろうよ~」と誘ってきたりする。光志も最初はやや引いていたが、屈強な男と同室よりはマシと交流を深めるうち、七芝は男所帯の留置場内で心の友となっていく |
● 光志のライバル!? 沼崎晋太郎
【恋のライバルはおぼっちゃま!?】 |
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勾留4日目、ひとりのヤサ男が接見にくる。大学時代の同級生・沼崎晋太郎だ。学生時代、密かに法子に想いをよせており、食事に誘った際、光志も一緒についてきたのを、未だに根にもっている。晋太郎の父が経営している「沼崎法律事務所」に法子が就職したので、現在は法子と一緒にすごす時間が多い。とわざわざ自慢に来たらしい。悪態はつくが、ぬけている所もあり、憎めないキャラ。シリアスな展開が多い「遠隔捜査」のなかで、ある意味、息抜きキャラである |
(C)Sony Computer Entertainment Inc.
□プレイステーションのホームページ
http://www.jp.playstation.com/
□「遠隔捜査 -真実への23日間-」のページ
http://www.jp.playstation.com/scej/title/enkaku/
□関連情報
【2008年10月12日】TGS2008 SCEJブースレポート PSP編
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081012/sce4.htm
(2009年2月4日)
[Reported by 豊臣和孝]
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